ベスト・パートナーになるために: 男は火星から、女は金星からやってきた (知的生きかた文庫 お 6-5)

  • 三笠書房
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本棚登録 : 2904
感想 : 228
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837971764

作品紹介・あらすじ

えっ男と女は違う星からやってきたの?パートナーの本当の気持ちがわかり、"二人のもっといい関係づくり"の秘訣を何もかも教えてくれる究極の本です。

感想・レビュー・書評

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  • 手法的な話も結構あったけど、実例あって分かりやすかった。
    なんとなく感じてる恋愛においての男女のズレとか、漠然とした「価値観の違い」がだいぶ理解・整理できる。
    恋愛って、ただ本能的に突っ走るだけじゃ上手くいかなくなる時が来ると思うし、一方的なものだと成り立たない。
    相手がどう捉えるか、どう考えてるか理解して接することは大事な事だと思う。
    一過性のものでなく、本当に長く愛し合う関係を築くには「考えて愛する」ということも必要だと思う。

    特に、「女性のこんなに愛してるのに」と思って返りがなくて勝手に疲れることとか、
    男性は女性に対して原点方式ということとか、
    女性は大きな1.2個のプレゼントより多数の些細な心遣いが嬉しい
    まわりくどくなく、ストレートに要望を伝えること
    など納得感あった。

  • これは買い!
    「オトコとオンナが
    より良い関係を続けるためにはどうすればよいのか?」
    この本の中で答えが見つかるハズです。

    副題がウマイ。
    「男は火星から、女は金星からやってきた」
    つまり、オトコとオンナは考え方が違うってことです。
    この辺り、以前紹介した「話を聞かない男~」と一緒ですな。

    今回はチェックリスト風に。(1コだけやけど…)
    ◎男の誤解
    ・女の子に相談されると、解決策を提示する。
    ◎女の誤解
    ・男の子に何かを頼む時、間接的に表現する。
    (「~して欲しい」と言わずに、「~できるかしら」と言う)
    痛いトコ突かれたと思ったら、読む価値あると思います。

    「オトコ(オンナ)ってどうしてこうやねん~!」と
    ついつい思ってしまう貴方に最適の一冊。
    そして、恋人と一緒に読むとよりイイかも!?

    ちなみにこの話は、
    それぞれのパートナーがいる前提での話ですのであしからず…(笑)
    あっ!?でも、日頃からこれを実践していたら、
    異性に好かれる人になれる予感。。!?

  • “男は火星から、女は金星から来たこの地球にやってきた、そして一緒に住んでいる”

    男女の考え方の違い、根本的な性質の違い、知っているとこれからの人生ずっと役立つだろうと思う事が沢山。男と女は違うものだと分かっていてもなかなか理解できないものだが、この本を読めばその違いに納得出来るし、解決法も示してくれます。男女ともにオススメ。

    ●私たちは激しい恋愛感情を持つと、自動的に抑圧感が湧いてきて、一時的に愛の感覚が曇り、憂鬱な気分になる。だが、こうした抑圧感は、あなたを解放し、いやすために沸き起こってくるものだ。この類の感情は、過去に自分が表現できずに密かに心の中にしまっておいたものである。

    ●愛情には春夏秋冬の移り変わりと同じような周期的な感情変化が自然に働くことを認識し、理解していなければならない


    「そうなっていたのか。。」と、これは初めて知りました。未婚・既婚関係なくどちらの方にもオススメです。

  • 男は、相手から必要とされることで存在価値を確認する。
    女性は、愛され大切にされているという実感が欲しい。

    男が話しを聞くのは、調停屋の本領を発揮するため。女が話をするのは、感情移入してもらいたいため。

    男は調停屋になりたがっている。
    女は教育委員長に成りたがっている。余計なおせっかい。

    女の話しは解決策を教えてくれ、とはいっていない。ただ話を聞いてもらいたいだけ。

    女性の話しを自分に対する文句だと思うのは間違い。話している内に気分がおさまり、感謝される。

    相手の言葉を翻訳する。

    男が沈黙するとおしゃべりが加速する。

    相手のためにしたこと、の点数は男は事の大小で違うのに対して、女性はすべて同じ。
    旅行は男は30点だと思うが、女性は1点。優しい態度も1点。
    愛情のガス欠にならないように気をつける。女性が自分が愛されていると実感できる。

    女の不満、と男の拒絶感、は心のインフルエンザ。
    苛立っているときはインフルエンザにかかっているようなもの。

    男は公平な点数、を理想と考える。女は無条件の愛を理想と考える。

    女性が食事を用意するとき、食事内容ではなく、どんな感情で用意してくれたのか、、によって点数が変わる。

    ジョンソン大統領の時代、黒人に公民権が与えられると各地で暴動が起こった。抑圧感が突然開放され、爆発した。

  • どうすれば女性に愛を感じてもらえるか、良い関係が築けるかを知るために読みました。

    女性が男性に望むことが分かっただけでなく、自分が女性にどのように扱われたいのか分かった点がよかったです。恋人に「こうしたら」というような子供扱いされることにすごく抵抗感を感じた覚えがあり、これが普通のことであると分かり、納得しました。

    エッセンスとして男性は自分の能力や存在価値を認められたい傾向があり、行動に対する愛ある反応を喜ぶ。女性は感情移入(アドバイスよりもなぐさめを)を求めていることは、学びとして活かしていきたいです。

  • 異性の考え方を知ることのできる本。頷ける内容しか出てこない。相手を知ることから始まるよね。

  • ■書名

    書名:ベスト・パートナーになるために―男と女が知っておくべき「分かち愛」のルール 男は火星から、女は金星からやってきた
    著者:ジョン グレイ

    ■概要

    「男は火星から、女は金星からやってきた」のキャッチフレーズで
    知られる、グレイ博士の世界的ベストセラー。男と女の、いい関係
    づくりの秘訣を、何もかも教えてくれる究極の本。初版93年刊の改訂新版。
    (From amazon)

    ■気になった点

    ・自分の感情を目一杯表現するため、女性は誇張たっぷりないい方をする。
      例)私達、最近どこにもでかけてないじゃない!

    ・1つ1つのプレゼントや気遣いが同じ価値を持っている。
     プレゼントの大小で、女性が認識する価値は変わらない。
     つまり、一点豪華主義は意味は無い。

    ・女性に小さな思いやりをかけ続ける必要がある。

  • 男女の違い、性差の特徴について。
    男は放っておいてほしいときがある。
    女はただ話を聞いて受け止めてもらいたい。

  • 男と女って、考え方がこんなにも違うのですね。
    興味深く読めたし、勉強になりました。

  • 私は女性だけど、この本に書かれている男性の気持ちもわかるし、実際自分も同じことを思ったりするので、男性脳的な部分も持ってるのかなぁ…。
    気になって、男性脳女性脳テストをネットでしてみた所、男性脳60%・女性脳40%でした!

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著者プロフィール

(John Gray)
1948年生まれ。イギリスの政治哲学者。オックスフォード大学で博士号取得後、オックスフォード大学、ハーヴァード大学、イェール大学その他で教鞭をとり、2008年に引退するまでロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授(ヨーロッパ思想)。著書 『グローバリズムという妄想』(日本経済新聞社、1999)、『自由主義の二つの顔:価値多元主義と共生の政治哲学』(ミネルヴァ書房、2006)、『アル・カーイダと西欧:打ち砕かれた「西欧的近代化への野望」』(阪急コミュニケーションズ、2004)、『ユートピア政治の終焉:グローバル・デモクラシーという神話』(岩波書店、2011)、『バーリンの政治哲学入門』(岩波書店、2009)、『わらの犬:地球に君臨する人間』(みすず書房,2009)、『猫に学ぶ:いかに良く生きるか』(みすず書房、2021)他多数。The Guardian, Times Literary Supplementその他の紙誌に定期的に寄稿。

「2021年 『猫に学ぶ いかに良く生きるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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