ジョン・グレイ博士の「大切にされる女(わたし)」になれる本 (知的生きかた文庫 お 6-7 わたしの時間シリーズ)

  • 三笠書房
3.60
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本棚登録 : 201
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837973836

作品紹介・あらすじ

全世界1200万読者を持つグレイ博士のベストセラー!ほんの少しの気遣い、ちょっとした一言で、あなたの魅力は輝き、もっと愛される女になれる!グレイ博士のアドバイスは、すべてのカップルに素敵な"愛の魔法"をかけてくれるでしょう!この本は"愛を深める習慣"と"素敵な刺激"をプレゼントします。

感想・レビュー・書評

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  • £1.5

  • 2018年4月3日読了。妻の紹介(強制?)にて読了。目的志向で女性の話を聞かない男性と、協調志向で話すことで問題を把握しようとする女性の違いを説明する本、はよくあると思うのだが、著者自身の体験エピソードと「女性のよくあるこの発言は、男性にはこう聞こえる」の読み替え集がなかなか面白かった。妻の愚痴やら悩み一人語りが始まると脳内回路を遮断し「とりあえず今やるべき事務処理をやってしまおう、そのことが家庭円満・妻からの感謝につながるのだ」と考える私の行動様式は至極合理的なものと思っていたが、男性なら誰でもある程度当てはまる考え方であり、そこが女性には伝わらない・理解できないということなのか。ちょっとした言い方に気を付けたり、「態度を示す」みたいなテクニックで男女の関係は相当円滑に進むものなのかもしれない。動物や幼児とコミュニケーションしようと思ったらある程度相手に合わせるのは当たり前だし、脳の構造が違うのだから、女性に接するときは相手に合わせるよう、自分を変えないといけないのだな。(女性もそうだが)

  • ベスト・パートナーになるために、の応用編のような印象。グレイ博士の言葉に泣きそうになっちゃった。がんばりすぎちゃうの。男性化しちゃうの。だから、家では主人にうんと甘やかしてもらいたいんだ。
    2017.12.17

  • 実務的な書としてgood。
    男性が引きこもったらほっておこう、という提案に納得。

  • 勉強になった!悪い例に出てくるようなことを私はやってる(>_<)少しでも良いと思うことは実践してみよう。

  • ダメ出しの嵐…。間違った方向から間違った方向へ進んでいるワタシ…。

  • 購入

    男性と女性がベストパートナーでいるために
    どうしたらよいのか
    を、それぞれの心理を説明しながら書かれている

    なるほど、とも思うし、
    この内容に囚われすぎるのもちょっとな、
    とも思う

    教科書にするというより、
    お互いにぶつかったり考えたりしながら、
    時々立ち止まって読み返すくらいがちょうど良さそう

  • 「ベスト・マリッジ」の改訂版のようで、内容はほぼ同じで読みやすさも変わらずでしたが、省かれてしまった箇所が多かった気がします。

    著者のような考えを持った男性が相手なら問題も起こりにくいのではないかと期待してしまいますが、例に出てくる著者の奥様も素晴らしい女性のようですので、やはりカップルとは似た者同士でないと成り立たないのでしょう。
    こんな男性と巡り会うには、自分をもっと高めなければも思わされました。

    巻末に書かれていた「許す」行為については、実践するのが難しいながらも人との関わりにおいて大変重要であり、人を憎むより全てを受け入れられるような人でいたいと再認識もさせられました。

  • 未購入

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著者プロフィール

(John Gray)
1948年生まれ。イギリスの政治哲学者。オックスフォード大学で博士号取得後、オックスフォード大学、ハーヴァード大学、イェール大学その他で教鞭をとり、2008年に引退するまでロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授(ヨーロッパ思想)。著書 『グローバリズムという妄想』(日本経済新聞社、1999)、『自由主義の二つの顔:価値多元主義と共生の政治哲学』(ミネルヴァ書房、2006)、『アル・カーイダと西欧:打ち砕かれた「西欧的近代化への野望」』(阪急コミュニケーションズ、2004)、『ユートピア政治の終焉:グローバル・デモクラシーという神話』(岩波書店、2011)、『バーリンの政治哲学入門』(岩波書店、2009)、『わらの犬:地球に君臨する人間』(みすず書房,2009)、『猫に学ぶ:いかに良く生きるか』(みすず書房、2021)他多数。The Guardian, Times Literary Supplementその他の紙誌に定期的に寄稿。

「2021年 『猫に学ぶ いかに良く生きるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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