なぜ「粗食」が体にいいのか (知的生きかた文庫 お 39-1)

  • 三笠書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837974017

感想・レビュー・書評

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  • 前半は皮肉に疾走します。それも意図(≒心)が分かれば何のことはないです。何度も笑わせてもらいました。「粗食」と書いてますが、別に貧しい食事のことではありません。昔からの日本食を食べよう。それもガッチガチの禁止事項だらけじゃなく、規制ゆるめで、みたいな感じです。食べる物で自分が形づくられる以上、何を、どのように、どんな心境で食べるのかは全て自分に関係してくるというメッセージと受け取りました。

  • 世の中には「健康のための食事」に関する情報が溢れ返っているものの、それらの多くは、日常生活を大きく変えることなく継続するのが困難だったり、家族の反対にあいやすかったりするため、失敗することが多いという問題意識をもとに、著者らが新たな食生活を提案している。彼らの提案は、ズバリ「もっとご飯を食べましょう!」「カタカナの料理は極力減らしましょう!」。ただこれだけ!(糖尿病の人はたぶん当てはまらない)
    「ご飯を食べましょう」には2つの意味があって、1つはパンやパスタやラーメンを減らしましょうということ、もう1つは主食とおかずの比率を見直しましょうということ。おかずをそれほど食べなくても、日本人の栄養価としてはそれほど問題がないというのは新しい視点かもしれない。まあ、あくまでも著者の長年の経験則であり、科学的に検証されているわけではないので、信じるも信じないも読者次第ということで。(健康に関する「科学的検証」なんて、どちらにせよ当てにならないんだけど。人体実験できないからね。)

  • 薄毛の人が一生懸命ワカメを食べている姿を見て「笑いをこらえるのに必死だった」「海藻を食べると海藻の様な毛が生えるなら、モズクを食べればモズクの様な毛が生えると思っているのか?」などや、授乳教室で指導される「母乳をよく出すためには牛乳を飲んで下さい、というのも笑い話。牛乳がそのまま胸から出てくるはずがない」などという話が冒頭から出てくるのですが、人をバカにする書き方はほどほどにして頂きたい!と、腹立たしささえ覚えました。

    食べた物がそのまま頭や胸から出てくるはずがないでしょう!
    そんなこと子供だって分かってます。 

    読み進むうち、著者の幕内さんという方の考えはとてもよく理解できましたが、冒頭の話はとても乱暴な書き方で余分ですし、この著書の質を下げる残念な部分だと思いました。 内容がよい分、残念です。
     
    もうひと方の著者、帯津さんは書き方がとても丁寧で分かりやすく、ご自身が人生をかけて取り組まれているホリスティックという治療方法に対して信念を持って取り組んでおられる姿勢に共感を覚えます。

    また、「自然治癒力を高める漢方のお粥レシピ」は、実際にご自身の病院で患者さんに出されているレシピであると思われます。
    とても参考になりますので、体が弱った時にはぜひ試してみたいと思っています!!

  • 摂取カロリーが少ない方が若々しさを保てる。そんなニュースをテレビやネットで目にしたこともあって手に取りました。発行時期が古いのがやや気になりはしましたが、期待感を持って読み進めました。。
    しかしながら、他の健康法に対する批判が多いわりに、「米がいい」という自らの主張に対する明確な根拠が示されていない。どうにもこうにもうさんくさいんです。もしかしたら正しいのかもしれないけれど、全然腑に落ちない。読んでいてイライラしました…。

  • 立ち読み。
    米をたくさん食べようと思った。
    ていうか米しか食ってないからそれが逆に健康によくないんでないかと思っていたけど。
    科学的に効率よく食べるのが正解なのか?とも。
    日本人と米の結びつきは至って当然というか。
    主食をよく食べて変なことはない。
    そして野菜は旬の安い野菜をまるごと食べる。
    ドレッシングはかけない。
    高温多湿、腐りやすい気候。
    なら巧く腐らせてしまおうという技術が育ったらしい。
    腐った系を食べる。豆腐、納豆、練り物。
    肉は外で食べる。肉を絶つのは自分にとってもストレスと想像つくから、外で美味しく食べてストレス解放。

    ともかく赤ん坊がモノを食べるような順序で大人もそうすべきと。
    母乳を飲んで、磨り潰した薄味の米、潰した柔らかな野菜。そして成長してから固いもの、肉や魚。
    茶もコーヒーも酒も赤ん坊にとっては必要ない。

    金をかけるなら水と保存料の限りなく少ない調味料を選ぶくらい。
    あとは安い野菜、米。食材まるごと全部使って、食べる。
    そんだけ、らしい。

    そんな頑張んなくていいんだなと思う。
    米好きって別に恥ずかしいことでもないのね。

  • 「外食でもなるべく野菜やサラダを食べる♪」
    「1日30品目目指している♪」など・・・
    食事に気をつけている人にこそ、読んでほしい~。

    正しいと思ってしていることが実は不調の原因かも。

  • 2011.03.21.読了。
    粗食の捉え方の違いや、安全な食べ物の判断基準など、私にはなるほどと思える内容。
    無理せず毎日、が基本。

  • 粗食でいいんですよ

    飽食になりすぎてるんですよ

    飽食を求める人は

    心が豊かじゃないんですよ

    って

    言いすぎました

    ごめんなさい。。。

    まぁ

    おいといて

    この本は

    米を食え

    っていう事が書いてあります

    以上!

    ○○○○○○○

    いろんな健康本や

    食事の本が出る中で

    何を信じていいか

    わからないじゃないですか

    結局信じられるのは

    っていうか

    情報を選ぶのは

    自分でしかないんだよね

    僕は

    お米と野菜の力にかけてみようと思ってます

    肉とかってあんまりよくないんじゃないかなl

    って思います。

    あとは

    お菓子 ジュースね

    これは

    アウトオブ眼中

    懐かしいぜっ

    日本人本来の食生活で

    暮らしてみたいと思います

    米食いまくって

    野菜メインのおかず

    時々魚

    など

    五穀米とか

    玄米はいいよ

    肉と合わないから

    お米を変えると

    おかずも変わるから

    とりあえず

    お米を変えることを

    お勧めします

    でも

    ビールは飲みます

    最近ビールが好きです

    納豆ご飯にビール

    粋でしょ

  • ごはん食を基本にした日本人にあった食事のしかたが書かれています。誰でも気負うことなく実践できる内容で、日本に生まれてよかったーと思える本です^^  いろんな食生活改善本を読んでいくうちに、こっちではいいといわれているのに、こっちではダメだといわれる…じゃあ何を食べたらいいの??みたいなカンジなってちょっと迷ってた時に、この本読んだらなんか気持ちが楽になりました。あとがきも好きです。

  • 単に倹しい食事をしろというのではなく、帯津先生ならではの自然治癒力に着目している点が興味深い。

    本当の粗食とは?
    バランスのいい食事とは?
    イヌイットはなぜ野菜を食べないで生きていけるのか?
    地産地省のほんとの姿とは?

    食について改めて、考えさせられた。

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著者プロフィール

医学博士、帯津三敬病院名誉院長、日本ホリスティック医学協会会長。

「年 『自然療法Ⅲ 疾病別治療法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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