この人と結婚するために (知的生きかた文庫 あ 10-5 わたしの時間シリーズ)

著者 : ジョン・グレイ 秋元康

• 三笠書房 (2006年8月1日発売)

作品紹介・あらすじ

グレイ博士の"デートの心理学"で理想の男性と結婚できる!もっと「大切にされる女」になれる!全世界で1200万読者に支持される理由。

感想・レビュー・書評

[Sophiaさんの感想 · 2019年6月8日]

まず、日本語のタイトルがミスリード。
「（今）この（瞬間に付き合っている）人と結婚するために」必要な事が書かれていると思われそうだが、実際はベストパートナーを見つけるための本となっている。
（もちろん、関係を上手く進めるためのテクニックも書かれている）

原題は”MARS AND VENUS ON A DATE”で、こちらは本書の内容を良く表している。
考え方や愛情表現が異なる人間同士が、どうやって関係を深めていくかの本だ。

「男は」「女は」と二元的な表現しか無いのは時代遅れ感があるが、関係が上手くいかない時にどう対処すれば良いのか、相手がどう思っているのかを知るためのヒントにはなる。

[snoo39さんの感想 · 2018年11月24日]

グレイ博士2冊目。だいたい同じ事を言っているが、この本は出会う前や出会った時の話も書いているので、よりタメになった。

[Keep walking.さんの感想 · 2013年11月18日]

秋元康さんが訳してることにびっくり。何でもやる人だなぁ。

■彼が女性の役に立つことで、その女性にますますひかれるようになる。
■自分が必要とされ、感謝されるたびに、男は二人の関係のなかで達成感を見出します。ほんの小さなことでも自分がしたことに女性が反応してくれれば、彼女への愛情が深まり、さらにひかれるようになります。

[さちさんの感想 · 2012年3月3日]

戦略的に。
自分がどうしたくて、相手からどう見えて、を意識。

[ryuusaさんの感想 · 2009年6月13日]

初めての彼氏ができたとき、不安なこと、迷ったことがたくさんあって、

とてもとても悩みました。



でもこの本を読んで、

心が軽くなりました。



初めてのお別れをしたときも、

この本のおかげで別れを受け止めることができた気がします。



この本では、

理想の人と結婚するために、通らなければならない5つのステージをわかりやすく説明しています。




いつか運命の人と出会えることを信じて。






…なんちゃって。

著者プロフィール

（John Gray）
1948年生まれ。イギリスの政治哲学者。オックスフォード大学で博士号取得後、オックスフォード大学、ハーヴァード大学、イェール大学その他で教鞭をとり、2008年に引退するまでロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授（ヨーロッパ思想）。著書 『グローバリズムという妄想』（日本経済新聞社、1999)、『自由主義の二つの顔：価値多元主義と共生の政治哲学』（ミネルヴァ書房、2006)、『アル・カーイダと西欧：打ち砕かれた「西欧的近代化への野望」』（阪急コミュニケーションズ、2004)、『ユートピア政治の終焉：グローバル・デモクラシーという神話』（岩波書店、2011）、『バーリンの政治哲学入門』（岩波書店、2009）、『わらの犬：地球に君臨する人間』（みすず書房，2009）、『猫に学ぶ：いかに良く生きるか』（みすず書房、2021）他多数。The Guardian, Times Literary Supplementその他の紙誌に定期的に寄稿。

「2021年 『猫に学ぶ いかに良く生きるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」