- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837976981
感想・レビュー・書評
-
発想の転換を促してくれる本。本書は時間という資源を有効活用する方法を様々に教えてくれる。私自身は、好きな仕事と夫婦同居を両方諦めたくなくて遠距離通勤を選んだ。大抵の場合、通勤時間は無駄であり、短い方が良いとされるため、自分の選択を否定されることも多く、どうしても辛い気持ちになる。しかし本書は、「通勤時間を『コスト』ではなく『資源』ととらえ、それは長い方が良い」ということを出発点に、時間の活用法を指南してくれる。私と同じように心に引っかかるものがある人に、ぜひ読んでほしいと思う1冊である。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
時間は有限。
前半部分は通勤時間活用に対して
詳しく書かれており、自分自身
実行できていることが多かった。
ツールを揃えること、
鞄や手帳等は準備が出来ていた。
後半部分の時間軸の捉え方、
ライフコンシャス(人生を意識)して
生きるということは非常に勉強になった。
時間軸を作るためには
・自分自身の軸を作ること
・先を見ながら行動すること
が必要だと再認識した。
-
目次
はじめにー通勤時間の使い方で、一生が決まる!
1章 通勤時間と成功の不思議な法則
通勤時間は長いほうがいい
一日二時間、一週間で十時間
結果は「その日のうち」に出る
通勤電車は「人生を運ぶ」
2章 劇的に変わる「通勤時間」活用術!
手帳を最強の武器にする
キーワードを拾え
メモは「見た目」が大事
「やるしかない環境」がいい
難しい本は、必要ない
朝の一時間で生まれ変わろう!
3章 始業前で、八割決まる
一週間は十日ある>平日は5泊6日、週末は3泊4日
連絡事項は、始業前
早起きは、三割の得
仕事とは別に目標を持つ
残業は、しない
4章 時間は「非常識」に考える
あなたの人生を変える第一歩
忙しい、は最悪の言い訳
自由な時間を増やすために、人に会う
できる人ほど、細かい
自分の時間単価を上げる
5章 「才能」とは努力を継続できる力である!
目標をつねに「意識」する
「ライフ」=「生命」「人生」「生活」=「人間の一生の時間軸」
先を見ながら「いま」行動
「気」「近くよりも遠くを意識すること」
”十五年後の自分”を想像してみる
目の前の仕事に全力投球
”良い加減”に続ける
ライバルは、松井秀喜
希望は三割かなえば儲けもの
おわりに -
通勤時間を「コスト」と考えず、「資源」と考え、徹底的に活用するノウハウを伝授する本。著者にとって通勤電車は「動く書斎」だという。
私の場合、1日往復1時間電車に乗るとして、1年間で250時間の「自分だけの時間」が持てることになる。そう考えると、スマホをいじったり、居眠りで時間をつぶすのはもったいないなぁ。
電車の中では新聞や本を読んで過ごすことが多いが、手帳を開いて、今日一日の仕事のシミュレーションをする、というのは実践する価値があると思う。 -
20151101
-
1日2時間 1週間で10時間。一ヶ月で50時間。一年で500時間になる。
その過ごし方で人生は変わる。この時間は自分の時間である。
本を読む。今日の仕事のToDoを考える。将来を考える。 -
知りたいことは、書かれていなかった。
筆者が通勤時間を有効活用しているのはよくわかったが、環境や条件も違うので同じ通りとはいかない。
参考程度に読む分にはためになる。 -
通勤時間に絞って書かれているのが興味深かった.肩の力を抜いてやってみなさい的な優しいアプローチの仕方に好感が持てた.
-
『通勤電車で寝てはいけない!』を加筆、再編集、改題したもの。
通勤時間は長い方がいいというのが新鮮。始業前を活用し、残業をしないというのも、立場によっては不可能なものの、一理ある。
手帳の活用が、もう少し詳しく知りたかった。 -
080305