いい言葉は、いい男をつくる (知的生きかた文庫) (知的生きかた文庫 さ 34-3)

著者 :
  • 三笠書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837978329

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  • アインシュタインや川端康成などの名言を、里中氏なりの解釈で紹介していく。なるほどと思う言葉もあるが、里中節を読みたかった自分としては、少々物足りない内容。

  • チェック項目13箇所。「いい男とは強い男のことだ。弱さを撃っても後年恥ずかしくなるだけだ」、「弱さ」を出せば一瞬はしのげる、周りからの同情や助けを集めることはできる、だが、尊敬はされない、畏敬されない。国に頼るか、人に頼るか、女に頼るか、それとも自分の力で力強く生きるか、本書を読んで、それを決めてほしい。幸福になるには二つの方法がある、自分で「幸せだ」と思うか、他者とは違うことをして、おおいに認められることだ、男なら、後者を選びたい。四十歳になってから、新しい志を持つことは恥ではない、逆に尊敬される、初老といわれる歳になっても、若々しくいる人がいるが、夢や目標があるからである。自分が強靭だと思っている人は、ポジティブに、強気に生きていけばいいだろう、しかし、強者を叩くことが流行りのこの時代に必要なのは、平常心である、あまり吠えてはいけない、静かに、時を待つことも重要なのだ。やりがいがあり、楽しく、周囲から認められる仕事が、あなたの天職だ、「その仕事は、君には向かない」と誰からもいわれるのであれば、自分を過大評価しているのだ。人間は、「誰からのために働きたい」と思った時がもっとも美しい、あなたの会社が大きくならないとしたら、社員達が、「会社のために働く」という意識がないからだ、会社と社員の関係は、親子のように、信頼関係を強くしなければならないと思う。世の中には三種類の友がいる、君を慕う友、君を忘れる友、君を憎む友である(セバスチャン・シャンフォール)。誹謗・中傷は必ず(社会的地位が)低い者が高い者にする行為である、貧乏人が金持ちを、ブスが美女が、もてない男がもてる男を、部下が上司を叩くのである、悪口をいわれたら、「自分はこいつよりも上なんだ」と思えばいいのである。金持ちを叩いても自分が金持ちになれない、誰かを中傷したら、金が入ってくるなんて話しは聞かない、しかし、人間は、自分よりも優れている人間を貶めようとする、繰り返すが、それは錯覚だ。仕事がうまくいかない人や仕事で財を築けない人は、その仕事に向いていないことに気がつかない無能な人だ、厳しいようだが、それが事実である、好きな仕事をしていて、伸びなければ、好きでもその仕事に対する才能がないということ、学歴なんかに頼るな、自分の才能を見つけないといけない、そうしなければ、取り残されてしまう。あなたには才能がある、そして、あなたにはできないこともある、また、残念だが限界もある、世界中の人間がそうなのである。天才になることは誰でも可能だ、自分の才能を見つけて、睡眠時間を削って削って努力するのである、あなたが、まだ若ければ、それができる。あるサイトで、「一番大事なことは何か」というアンケートを若い男性にとったら、「彼女、恋愛」が一位になっていた、仕事ではないのである、今の時代、不況が長久続いているが、男子の大事なことが恋愛になっているうちは、景気は回復しないだろう。

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著者プロフィール

本名・市場充。1965年三重県生まれ。累計230万部を超えるベストセラー作家。エッセイスト。時代の趨勢に流されず、物事の本質をずばり突く斬新で辛口な筆致で、「強い男性論」「やさしい女性論」を展開。男女問わず、幅広い層から熱狂的な支持を得る。著書に[一流の男、二流の男][できる男は「この言い訳」をしない][「いい人」は成功者になれない!](以上三笠書房)、[「10年後」成功している男、失業している男](飛鳥新社)、[時代に迎合しない男の極意](フォレスト出版)、[一流の男のお金の稼ぎ方](総合法令出版)など多数。

「2013年 『成功を引き寄せる男の器量』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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