- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837978787
感想・レビュー・書評
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日本版の成功法則の触れ込みに偽りなしですね。
アメリカの成功法則が合理的なのに比較するとスピリチュアルなのは否めないとして個人的には深く入り込めました。
やっぱり僕の心身には合気道の稽古が深く染み込んでるのでずっと落ちるのだと思います。
中村天風シリーズは読み続けようと思います。 -
積極精神について知りたくて読書。
天風さんについての本は数冊読ませてもらっているが少し違う視点での天風哲学を知ることができる。
「人生は心一つ置きどころ」
人の喜びをわが喜びとなせ。
クンバハカ。
肛門を締める。
氣を出す。
呼吸法。
言葉。
イメージ力。
アファメーションについての下りが興味深く面白かった。
水を噛みながら飲む。昔、母から牛乳は噛みながら飲むことを教わったことを思い出す。噛むことの力や効力が民間伝承のようなもので古くから日本でも伝えられてきたのだろうか。
天風哲学を本格的に学んでみたくなる。
読書時間:約1時間 -
以前、知り合いから天風の言葉を聞いて、ずっと気になっていたこともあり、今回、この本に挑戦してみました。私の中では漠然ともう少し古い時代の方かと思っていたのですが、意外と、最近の方なのでびっくりしました。
内容としては、中村天風という人の人生を紹介するとともに、その考え方、思想、教えが紹介されています。そういう考えを天風が持つに至った背景が分かるので、とても分かりやすいですね。例えば、当時不治の病と言われた肺結核にかかってしまいますが、ヨガの聖者カリアッパ師との出会いで完治してしまいます。師とのやり取りを通して、天風が何を考え、何を学んだのか、私なりに理解することができました。
全体を通して、やや宗教がかって読めてしまうようなところもありますが、心の持ちようとして参考になるところがたくさんありました。特に、私はネガティブなところがあるので、4章の積極精神養成法は心がけたいと思います。
また、一つ一つの実践は非常に具体的で、例えば、三度の食事の前に、みんなで「わっはっは、わっはっは、わっはっは」と三回笑うなど、その気になれば今日からでも始められることばかりです。興味が持てれば、一度トライしてみるといいのではないでしょうか。 -
中村天風さんの考え方と斎藤一人さんの考え方とよく似ている。
なんとも言えない本です。
信じる人には素晴らしい本であり、信じない人には宗教的で根拠の無いどうでもいい本であるだろう。
私は信じたいという思いから⭐️4つにしました。 -
よく噛む、よく笑う。
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経営コンサルタント・池田光氏が、中村天風の哲学について書いた著作の第3作『中村天風 幸運を呼ぶ「魔力」』(2003年)を2010年に再編集・文庫化したもの。
第1章で、池田氏自身のことが語られ、池田氏が天風会の人間ではなく、サラリーマン時代に仕事として天風会の夏季修練会に四日間参加しただけ、というエピソードに先行き不安になりましたが、その不安は外れ。第2章で中村天風の経歴がうまくまとめられ、第3~7章で天風哲学が語られます。中村天風の講演録で、出版物として中村天風の代表作『成功の実現』『盛大な人生』『心に成功の炎を』をまとめた内容のようですが、自分には手が出ない高価なそれらの書籍の内容を、厚さの薄い文庫本の中で簡潔にまとめてくれているのは、とてもありがたいです。著者は経営コンサルタントですが、内容はビジネスマン向けになっていないのもいいですね。 -
P71 捨てた者こそ新しい学びを始めることができる。
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本人の自叙伝があるにも関わらず、他人によってまとめられた本は今まで苦手としていた。編纂者によって本人の意図するところとは違うのではないかという本に多く出会ってきたからだ。
しかし、この本は違った。たしかに中村天風のエッセンスをもしかしたら「表面的」に掬っている部分もあるかもしれない。しかし、中村天風が自分の言葉でうまく伝えられなかったことを著者が的確にまとめている部分もあると思った。その一つはクンバハカ。クンバハカの説明は中村天風ご本人の説明よりもよりわかりやすかった。添えられてる図がすばらしいと思った。この図一枚で中村天風はこういうことをいいたかったのかということがピンときて、自分でも中村天風の説明を読んでいままでクンバハカは実践してもできなかったけど、フッと体に染み入った。また、丹田呼吸法との違いもこの図の一枚でとてもよくわかった。 -
一読しただけではダメで、他の本を読んだり実践しなきゃアカンのだろうとは思う。
ただし、気の持ちようや、積極的な心や姿勢が大事だ、ということは分かった。当たり前のことのようだが、意外にできない時や、消極的になることは多い。日々、気をつけたい。