渋沢栄一 「明日の不安」を消すにはどうすればいいか? (知的生きかた文庫)

著者 :
  • 三笠書房
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837978978

感想・レビュー・書評

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  • 内容に満足です。渋沢栄一の生き方に感動しました。国益のために尽力した数少ない企業家。岩崎弥太郎とは違います!!論語をもう一度しっかりと読みなおそうかな。

  • 軽い伝記みたいなもんかなー。
    論語はやはりすばらしい。

    今の時代に必要。思い出して読んだ方がいいね。

  • 埼玉県の偉人といえば、渋沢栄一。たくさんの会社をつくり、社会貢献に尽くした偉人。その偉人の生き様から、いろいろと学ぶことができる一冊。

  • 渋沢栄一、幕末から明治、大正、昭和と生き、昭和6年に91才でなくなったそうだ、歴史上の偉人と思っていたが、昭和初期まで存命だったとは、少し驚き。その思想は「論語」にしたがった経営。派手で独占的に経営者が利を得るという岩崎弥太郎との会社経営に対する考えの違いは岩崎率いる三菱汽船と渋沢の共同運輸は海運事業で戦いとなる。その他にも私財をなげうって煉瓦事業、紡績事業に進出等々、近代株式会社への「道」を示してくれた人。一言で言って「徳」のある人。

  • ・農家の生まれながら、倒幕を企てつつ、慶喜公に仕える。
    ・思ったことを必ず実行に移す行動力がある。その後は明治政府で役人をやりながらも、国のためにはと官と商売人の平等が必要と実業家になる。
    ・モチベーションは利益よりも国全体の国益となるかどうかというところにある。
    ・最初の会社を興せばあとは市場とともに成長するから、自分が国のために第1歩を踏み出すという感じ。
    ・明治以降の“台所”、つまり商業の発展の基礎を築いた。
    ・儲けることは悪いことではないが、精神・道徳がついてこないといけない。
    ・明治は商業的いは発展したが、道徳的なところには以前として不安・不満を抱きながら、そのような思いで91歳で死去。

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著者プロフィール

1944 年6月7日、広島県に生まれる。1968 年3月、広島大学文学部仏文科卒業。1970 年、『週刊文春』の記者となる。記者時代『小説電通』(徳間文庫)を発表し、作家としてデビュー。さらに月刊『文藝春秋』に発表した『三越の女帝・竹久みちの野望と金脈』が反響を呼び、岡田社長退陣のきっかけとなった。1983 年、週刊文春を離れ、作家として政財官界から経済、芸能、犯罪まで幅広いジャンルで創作活動をつづけている。
著書は、「十三人のユダ 三越・男たちの野望と崩壊」「美空ひばり・時代を歌う」(以上、新潮社)、「闘争! 角栄学校」(講談社)、「トップ屋魂 首輪のない猟犬」(イースト・プレス)など400 冊以上にのぼる。
近著に、「田中角栄秘録」「官房長官秘録」「小泉純一郎・進次郎秘録」「清和会秘録」(イースト・プレス)、「映画女優 吉永小百合」(朝日新聞出版)など。

「2016年 『田中角栄の酒 「喜びの酒」「悲しみの酒」「怒りの酒」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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