現代語訳 学問のすすめ (知的生きかた文庫)

  • 三笠書房
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本棚登録 : 211
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837979029

作品紹介・あらすじ

この錯綜の時代にこそすぐ役立つ!究極の「生き方」教科書。本書には、抽象論は一つもない。すべて、現在および未来への具体的・実践的提言である。

感想・レビュー・書評

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  • 封建制批判もさながら、個人の自立・自由を強く訴える。プラグマティズム的な発想で世のため人のために意味のあることをすべし。時代的な考え方もあるが、何よりも国を自分が変えてやるという理想の高さ・情熱はすさまじく、ポジティブなナショナリズムを訴えている点は見習うべきだと感じた。自分も日本という国を代表しているという責任感を持って目下の海外遠征などの仕事をしなければならないと強く思った。

  • 人の上に人を造らず、
    人に貴賤はないが、勉強したかの差は大きい

    学問とは実学で、活かされないと意味がない
    人として成長するために、いろんな友達を作れと書いてあるのが意外でした(*≧∀≦*)
    10人友達ができて、本当に仲良くなるのはその中の一人だとするならば、
    20人友達を作ればいい☆☆

  • 諭吉先生の説く論はともかく、解説の慶応信者っぷりが気持ちわるい。

  • ならほどな。学ぶ姿勢って何ものにも寄りかからない、自立した在り方なんだなと思った。
    孔子だろうが西洋文化だろうが、納得できないこと、時代にそぐわないことならボロクソにいう。
    盲信するのではなく自分の意思で取捨選択をしなさいと説いている。
    そして目標の設定について、
    一年後、三年以内には、と大きな目標を掲げるものはいても、それを叶える者は少ない。その理由を引用すると、「人生とはままならぬもので、予想外のことが起こり、計画通りにはいかぬものである」からだ。と。だからこそ時々、帳簿に記入をするように、損益計算、自分はなにをしてきたのか。一身のあり方を明らかにし、将来の方針を立てる自己の点検が必要と説く。帳簿が人生設計の話に展開したので驚いたが説得力がある。
    自己の修養、教養の身に付け方について大いに参考になった。

  • 読書録「現代語訳学問のすすめ」5

    著者 福沢諭吉
    訳・解説 檜谷昭彦
    出版 三笠書房

    p192より引用
    “ しかし、事実を単純に信じるな、とはい
    うものの、疑うばかりではいけない。なにを
    信じ、なにを疑うか、選択する力が必要なの
    である。学問とはつまるところ、この判断力
    を養うことにある。”

    目次から抜粋引用
    “天は人の上に人を造らず
     勉強しない人ほど損な人はいない
     なぜ法律が必要なのか
     未来が明るくなる生き方を
     人生設計のノウハウ”

     明治初期に出版され、現代でも版を重ね続
    けるベストセラーの現代語版。
     学問の必要性についてから信用の構築につ
    いてまで、生きていく為の重要な指針が示さ
    れています。

     上記の引用は、常識を疑うことについて書
    かれた項での一節。
    悪い人や世の中の悪い流れに流されないため
    にも、学校を出た後でも学び続けることが、
    大切なのでしょう。
     長く出版され続けるのは、それだけの意味
    があるということで、明治の世を見て書かれ
    ていても、現代に通じる話が数多くあります。
    世の中の状況が、大きく変化しそうな状態に
    ある今だからこそ、読むに値する一冊ナノで
    はないかと思います。

    ーーーーー

  • アウトプットはスピーチ。

  • 実学を学ぶべし
    文化構想学部的にはなにもいいかえせないわ...

    いまでも響く文章ですごいな
    誰にでも当てはまるようなこというんだけどはっとさせられるような占いかなにかかと思っちゃうくらい

  • 途中まで読んで、現代語訳に自虐的(戦後史観)に傾倒している箇所が複数見られたので読むのを止めました。

    例)1
    【原文】
    >しかるを支那人などのごとく、わが国よりほかに国なきごとく、外国の人を見ればひとくちに夷狄(いてき)夷狄と唱え、

    の箇所の「支那」という語句が完全に削除されて「自国のほかに」という言葉に改竄されている(21ページ)。

    例)2
    【原文】
    >理のためにはアフリカの黒奴(こくど)にも恐れ入り、

    の箇所が、この本では

    「正しい道であれば、アフリカ発展途上国の住民にも過ちを詫び」

    と全く違う意味に改竄されている(21ページ)。


    慶応義塾大学の名誉教授が現代語訳しているので買いましたが、この様な酷い現代語訳にがっかりしました。
    そして、思想的に歪められた本書は読む価値が無いと判断して読むのを止めました。

    アマゾンで他の「学問のすすめ」の現代語訳本を<なか見検索>を使って確認したところ、殆どのものが同様に歪められた現代語訳になっていました。

    その中で唯一、まともな現代語訳で書かれているものが有ったので、改めて買い直しました。
    その本はこちらです。
    http://booklog.jp/users/dogma/archives/1/4863950020

    *ちなみに、原文は
    http://www.aozora.gr.jp/cards/000296/files/47061_29420.html
    で読めます。

  • 「人間の勇気は、読書からのみ得られるものではない。読書は学問の手段である。学問は実践への方法である。実地に臨み経験を積んでこそ、勇気と力が生まれるはずである。」

  • 現代語訳ではあるが、ところどころ言葉が古いような気もする。
    確かに、現在に通じるものはあるが必読というほどではないような。

    『学問のすすめ』全編の後についてる解説部が少ない。
    もう少し、解説が欲しい。

    『学問のすすめ』を現代語訳で読むためには最適ではないかと思う。
    しかし、解説等には期待できない。

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著者プロフィール

1935~1901年。豊前中津藩(現・大分県中津市)下級藩士の次男として生れる。19歳の時、長崎に蘭学修行におもむく。その後、大阪で適塾(蘭方医、緒方洪庵の塾)に入塾。1858年、江戸で蘭学塾(のちの慶應義塾)を開く。その後、幕府の使節団の一員として、3度にわたって欧米を視察。維新後は、民間人の立場で、教育と民衆啓蒙の著述に従事し、人々に大きな影響を与えた。特に『学問のすすめ』は、17冊の小冊子で、各編約20万部、合計で340万部も売れた大ベストセラー。その他の著書に『西洋事情』『文明論之概略』『福翁自伝』など。

「2010年 『独立のすすめ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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