- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837979609
感想・レビュー・書評
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公私共にいろいろなことが重なって、休日らしい休日も取れない時期に敢えて手にした一冊に救われた。
イライラする時間が長く、その感情をつい表に出してしまったり、口を開けば愚痴と不平と「疲れた」ばかり。頭ではわかっているのに、それを止められない自分。出口のない悪循環。
そこから救い出してくれたのは「自分の感情はコントロールできる」という本書の指摘。これが真理であることを示す極めてシンプルな三段論法を見て、ウソのように心がスーッと軽くなった。覚えておこう、実践しよう、などと思う前に、アタマがこの指摘を無条件で受け入れた。(ワタシの読書脳もまだまだ素直だったのだ)
心が健康な時に読んでいれば、予防の効果を得られたのかもしれないけれど、少し病みかけた時に読んだことが幸いして、効果は即時。読書をやめられない理由がまたひとつ増えた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
20210525 読了
(三笠書房/1992.5.20発行本)
3.7評価で四捨五入☆4つ
覚書
第1章 「気」の力
第2章 自己嫌悪を取り払う
第3章 自立と自尊の精神
第4章 「きのうの自分」を超える〝〟
第5章 〝今〟が最高のチャンス
第6章 未知の世界に踏み出す勇気
第7章 状況打開の柔軟志向
第8章 〝けじめ〟の行動学
第9章 自主性と責任感を育てる
第10章 セルフ・コントロールの実践
第11章 〝充実人生〟に向けて
サクッと腑に落ち、サクッと読めた。
コントロールしにくい負の感情(怒りの感情etc.)を
頭を使うこと(知恵)によって治める方法がある。
自分の周囲にいる人間や物が自分を不幸にする
のではなく、自分で自分を不幸にしているのだ
とかいう一説が心に刺さったw
自分のための人生をしっかり笑顔で歩みましょう^^ -
学生の頃から常に本棚にある。何度読み返したことか。人生に不満があるなら文句ばかり言ってないで行動しよう。近代からのテーマ「自由」の答えがここにある。社会とか他人とか道徳とか見栄とかどうでもいいじゃないか。自分のための人生なんだから。
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大学時代に初めて読んだ本で、自分の中で聖書化しつつある一冊です。
読むのは三回目になりますが、毎回違った気づきがあり面白い本です。面白いだけでなく、自分のために生きるということの難しさについても考えさせられます。
毎回読むたびに違った部分が印象に残りますが、一番印象に残る部分は変わりません。その一節は「成長しないことはすなわち死である」です。
読むたびにそれは言い過ぎなのでは…と思いますが、この考え方が自分のために生きる、自律のために最も重要な考え方だと思います。
本書は、タイトルのせいか宗教チックに感じられ手を伸ばしにくいと感じられている人もいるかもしれません。しかし、何らかの気づきはあると思いますので、多くの人が手に取ってほしい本です。
訳者の熱い思いも伝わってくる良書です。 -
生涯一度は読んでおきたい本!として渡部昇一氏も推薦。
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£2
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幸せな人生を送るための教科書である。自分の人生に迷ったとき、戻ってきて何度も読み返したくなる本である。
自分の感情は自分でコントロールできるということに気づくことができ、自分の人生を存分に楽しんでいこうと前向きになれる一冊。
いまを楽しむことの大切さも知ることができた。 -
プロジェクトのパートナーに紹介してもらった本です。アドラー心理学にも通づるような感情の選択やコントロール、人間関係の考え方について述べられています。具体的方法論もありなるほどと思う箇所がいくつかありました。
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すごくよかった。
最初は少し退屈に思えたけど、途中からぐんぐんよくなった。
読めてよかった。
自分の外側で起きていることに踊らされないこと。
全ては自分の内側で完成されている。
幸せを求めず、今ここを心を込めて生きること。