人間、60歳からが一番おもしろい! : この「ぜいたく時間」の過ごし方 (知的生きかた文庫)

著者 :
  • 三笠書房
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本棚登録 : 49
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837981299

作品紹介・あらすじ

仕事、お金、遊び、健康、人づきあい、家族…第二の人生を満喫する「楽しみ方」「過ごし方」。

感想・レビュー・書評

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  • 「60歳からは好きなように生きられる人生で一番自由なとき。何も成さなくてもいい。時間をたっぷり使う。多彩な趣味は時間を豊かにする。気持ちを若く保つことは大切だが、体力の衰えを認めることも必要。ウォーキングの途中に喫茶店や庭園観察を入れる。やりたいことリストを作る。学び続ける人は誰でも若い。お金は生きているうち(体力・気力があるうちに)に使ってこそ意味がある。」

    何も成さなくてもいい。自分の自由なんだから。

  • 楽しみ方は人それぞれだし、金融資産を特定の金融機関に集中させるにしても資産そのもののポートフォリオの大切さには触れていないなと思いつつ、シニアなりの楽しさやワクワクを感じさせてもらった。
    18-145

  • 今年の誕生日で53歳になります、まだ60歳までは時間はありますが、60歳以降どうするかを考える場合、直前になって考えても、その時からできることは限られると思いますので、事前にこの様な本を読んで準備をしておきたいです。

    数年前に各種法律が改正となり、65歳まで働けるような世の中になっていますが、私が社会人になった平成元年には、先輩や上司から「60歳までにどのように働くべきか、生活設計をすべきか」を学んできましたので、私としては60歳までを一区切りにしたいと思っています。

    そのような私にとりまして、昨年末に最寄りの書店で見つけた本ですが、これから7年をどう生きるかを考えるにあたって、良い本に出会えました。

    以下は気になったポイントです。

    ・リタイヤ後の人生を面白くするか、つまらないものにしてしまうか、そのカギを握っているのは「老い」をどう受け止めるか(p16)

    ・一人でやる趣味と、複数人でやる趣味を併せ持つのもポイント(p23)

    ・時間を無駄にしないためにも、やりたいことを紙に書き出しておくこと(p33)

    ・面白い趣味の見つけ方として、「数字」にこだわる(p41)

    ・気に入ったお店が見つかったら、しばらく通って、店主や板さんと会話をしてみる(p43)

    ・ひとりを満喫する旅として、ローカル線の旅がおすすめ(p45)

    ・友人との時間が心地よいのは、仕事からまったく離れたつきあいだから(p59)

    ・ジャンル別に友人とつきあうのがポイント(p75)

    ・時間に区切りをつけるので楽しめる(p85)

    ・自己主張(否定的な)する場合には、しっかりした対案を示さなければ意味がない(p89)

    ・定期的にお洒落をする機会をつくる(p119)

    ・好きなことはひとつ、だけは贅沢を楽しむ、身の回りのものも良いものを一点に絞ってみる(p125、143)

    ・他人に語るべきは、リタイアした現在の自分であり、過去のことではない(p159)

    2017年1月3日作成

  • コンビニ系30分読破本

    転職してからの余暇の過ごし方が未だ定まらんので
    何かのヒントをもらえないかと。
    1つのテーマがは2頁、100個ほど著名人等の
    言葉と併せて収録されている。

    個人的な苦手とする啓発本的なやつ

    テーマに纏まりがなかったり、かぶっていたりと
    手抜き感のある内容だったが、私なりにまとめてみると
    ☆コミュは大事
    ☆何でもちょっとでもいいからしろ
    ☆お金は大切に
    こういうことだろう。んー。

    ひとつ共感したのは、アメリカかどっかの心理学者の言葉
    『楽しいから笑うのではない 笑うから楽しいのだ』
    あ、筆者の言葉じゃないやん

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著者プロフィール

1952年山梨県生まれ。保坂サイコオンコロジー・クリニック院長。
聖路加国際病院 診療教育アドバイザー。
慶應義塾大学医学部卒業後、同大学精神神経科入局。1990年より2年間、米国カリフォルニア大学へ留学。東海大学医学部教授を経て、聖路加国際病院リエゾンセンター長、精神腫瘍科部長、聖路加国際大学臨床教授を歴任。
がん患者とその家族のメンタルケアを専門とするサイコオンコロジー(精神腫瘍学)の日本での第一人者。クリニックでは薬物療法のほか、個人カウンセリング、家族・グループ療法、イメージ療法、マインドフルネス瞑想などの治療法に積極的に取り組んでいる。

「2019年 『がん患者さんのためのマインドフルネス瞑想法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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