50代から上手に生きる人ムダに生きる人 (知的生きかた文庫 し 44-1)
- 三笠書房 (2013年1月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837981626
感想・レビュー・書評
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☆3つ
普通はこういうハウツー本わ読まない。ほとんどの場合役に立たないからだ。
でわなぜ今回は読んだかというと、それは作者が清水義範であるから。
でも本の中身はというと「こういうハウツー本は案外役に立たないよ」などということが平気で書いてあるのだw。
いやすまぬ、吉田兼好の徒然草の各段内容を引き合いにして、清水義明なりの老後人生観みたいのがつづられている作品です。内容はやはりつまらんのです。
そぉしてこれわ文庫です。のっけから文庫で発刊して買い易くする、という販売手法はりょうけんも賛成です。なにより嵩張らなくて好い。
でもしかし最近の文庫本って、字がおっきくて読みやすいけど一昔前のくらべると文字がページのかなり端っこまで印刷されてるよね。本を持つ指が文字を隠してしまって読みづらいこともたまにある。まあでもおっきい字は総じて賛成。頑張れ出版業界!
あれ?そういう本では無かったなこの本。すまぬ。詳細をみるコメント1件をすべて表示-
ryoukentさんあ、おけえさん、お気に入りありがと。あ、おけえさん、お気に入りありがと。2013/09/22
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肩に力が入っていない清水氏の超訳はいいのですが、星3つかな?
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著者ほどカッコよく出来ませんが兼好さんの死生観やものの見方は身近に感じます。鎌倉時代末期から太平記の動乱期という背景を考えばこの古典が読まれているヒントがあるかも知れません。若い時にはわかりませんねー。
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まだ清水さんのようには考えられないコトもあるけれど、基本的にはヒトへの好奇心を忘れちゃいかんよね、ということかなぁ、と勝手な解釈を。10年後に再読するのがいいかね。
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2016年67冊目
50歳以上の方には読んでもらいたい。
徒然草を書いた吉田兼好から学ぶ50代の生き方。
もう、1,000年以上も前の見解なのに、50代の生き方の本質は一緒なんだろうか。
著者は吉田兼好から学びつつも反対するところは違う考え方を示している。
読んでいて非常に納得できる点の多い本でした。 -
徒然草の内容を素材にして、著者が独自の老年期の生き方を語った1冊。かならずしも徒然草の解説本ではないです。
いろいろと印象的なことが書かれていましたが、なかでも、50にもなったら、もはや人格は形成されており、いまさら他人から影響を受けて人格を変えようなどと考えるよりも、自分のやってきたとに自信を持ってそのまま生きていきなさい、というメッセージには励まされました。 -
ふむふむと全く違和感無く「徒然草」が理解できる年齢になりました。「一面ではこれが真実だ、と思っても、別の面を見ればその逆の結論も出せる」大抵のことは経験した大人ですから。柔軟思考、不統一さを持って「神様からの贈り物」光り輝く50代を楽しみましょう。
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徒然草に学ぶ後悔しない人生!!というサブタイトル!!
徒然草の解釈も色々あるのだな??と思いながら読みました!!
「50代からは伴侶を友にするのが一番!!」
気に入りました!! -
「徒然草」からの引用を用いて独自の考え方を展開している。「50代は楽しくなくちゃいけない」、「身軽に気軽に生きてみる」それに定年に向けて今から準備しておくべき事など、具体的な内容から、心構えなどためになった。