なぜかミスをしない人の思考法 (知的生きかた文庫 な 42-1)
- 三笠書房 (2013年11月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837982333
作品紹介・あらすじ
なぜ、あの人にはミスが少ないのだろう?
その理由を科学的に解き明かす!
◎ミスをしない人の「基本ルール」
――失敗の発生源を知っておく
◎致命的なミスを先回りして防ぐ方法
――この〝サイン〟を見逃すな!
◎ピンチで力を発揮する人の条件
――起きてしまったミスへの最善策
◎ミスを将来の財産にする考え方
――できる人は、転んでもただで起きない
◎ミスの起こらない「仕組み」をつくる
――失敗の芽を元から絶つ!
これが、失敗を予測・回避し、成功をつかむ人の共通法則
感想・レビュー・書評
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どうミスを減らすか
100%無しにするのは無理だけど…
最近やってるゲーム【アソビ大全】
色々なゲーム入ってて、俺は元ゲーマーだけど
ボードゲーム系や有名なゲームをルールも含めまったく知らない44歳
麻雀も将棋もチェスも知らない
上手く出来ない、やられまくって
スゴく楽しくゲラゲラ笑ってると
職場の後輩や、子供らにも【何で下手なのに楽しそうなの?】と言われた
最近のゲームやる人って…
クリア出来ないとふて腐れるから
簡単にクリアできるようにしてあり、じゃないと流行らないし売れないから そういう単純なゲームが出回る
なのにやってる奴らは【俺って凄い】と勘違いしてるヤツが多い
マリオにしたって初期のは鬼畜ゲームだし
失敗したら最初からだし
ドラクエの【復活の呪文】は手書きで再開するため、書き間違えて絶望するとか
魔界村なんて全然進めないし、主人公アーサーは鎧着てるけどダメージくらうと 一発で素っ裸
素肌に鎧着てるんだからね!(それは関係ないか…)
俺は
【失敗は成功するための栄養】だと思う
学ぶ事は失敗から吸収することが多い
でも食材と一緒で、失敗に気づけてちゃんと対策(調理)出来ないと栄養は壊れて上手く吸収できない
つまりゲームの失敗は楽しいんだ!だっ!だっ…だっ…だぁ…だ…(エコーかけてみた)
だからこういう、失敗学に関する本も定期的に読むのが必要で失敗を見つける着眼力を養いたい
※だから結局俺が何を言いたいかって言うと…
【よくビジネスホテル泊まるけど受付のお爺ちゃんが、毎回お釣りを計算出来なくて「この歳になるとどうも計算がね…エヘヘ…」と言ってるのが可愛いなと思ってるけど、いつもあなたの後ろに必要以上に大きい電卓がデスクの上にあるのが気になってしょうがないよ!】ってこと!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
内容を凝縮しているので読みやすい。様々な事例をもとにしているので、腹落ちしやすい。
・情報がきちんと伝えられているかどうかで、成否が分かれる。
原因の3要素
1.無知
2.無視
3.過信
・優先度を曖昧にしたままやらせると、大体両方とも失敗に終わる
・一番大切なことは正しい現状把握
・あるべきシナリオ、こうなるシナリオ、ありうるシナリオの3つを準備しておく。
・根拠のない期待は徹底的に排除 -
[要約]ヒューマンエラー、人為的ミスはなぜ起きるか?ミスを防ぐには?
[感想]1.小さなミスの隠蔽や軽視が、後に大きな問題に成長する。現状のささいなトラブルを軽く扱わず、俯瞰したりイメージしたりして、小さいうちに対処することが、のちの自分を左右する。
2.他人のミスからも学んで自分に活かせば、トクをする。 -
治にいて乱を忘れず
百日説法屁一つ 最後の屁一つで台無しになる
後始末の方が難しい
ジャングル大帝のレオは、手塚治虫が真夜中にほの暗い橙灯の下でライオンを描いたら、翌朝自然光の下では白かった手違いがきっかけだった。
ドイツ人チーグラー博士は、石炭研究所で容器に残る滓の除去法を考えるために成分分析をしたことでポリエチレンを発見した。 -
「なぜかミスをしない」というより、過去におかしたミスについて、ちゃんと原因を自ら考え、ミスしないためには何を気をつけるか?という人を客観的にみたら、断面としては「なぜかミスしない」っていうふうに見えるってことなんだけど、他人がどんな努力をしてるかなんか知らないわけで。
失敗しないと見えてこないものもある。
歳をとるごとに失敗しないようにするために動けなくなるみたいなそんなこともあるので、チャレンジによる失敗は悪くないことだって思わなきゃならないなぁと思った。 -
これを読んだからといって、すぐに実践できることではなく、失敗についての捉え方や考え方について書かれた本でした。失敗こそ優先して報告すべき事項であり、失敗したことを嫌な体験として忌み嫌うのではなく、組織として失敗と向き合う必要性を感じました。視点を変えることができました。
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個人レベルのミスの対処から、ビジネスレベルのミスの対処まで書かれている本。
私は個人レベルのミスの対処を知りたくて読んだが、改めてミスに対しての意識が強くなった。
ミスに対しての当然のことが基本的に書かれているのだが、自分はその基本的なことを分かっていながらミスをしていた。
そのことが改めて意識出来ただけでも読んで良かったと思う。
内容的には、よくある内容なので、この評価とする。
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どうすれば失敗しないようにすむかということを、過去の失敗事例も交えながら説明した本。
ようは、「ハインリッヒの法則」の法則により、ヒヤリハットがあった時点でそれが起こった原因を解明して、重大な失敗にならないような仕組みづくりをしていこうということなのだと思う。
後、大事なのは何よりも失敗したら上司に報告するということ。そして、上司はそのミスを怒らないということが大事とのことで、それは確かに大事だよなと思った。
すぐ怒る人だとなかなかミスの法則をしづらくて、余計に重大なミスに繋がりかねないからね。仕事に関係なく、家族間の話でもそうだろうけど(「怒らないから教えなさい」と怒りながら言う母親とかいるからね)。自分も気を付けたい。
そういう意味では、失敗談歓迎という姿勢もある意味大事だそうで、本田宗一郎は何かを挑戦したことによる失敗は歓迎していたらしい。
それにしても、いろいろ失敗例というのも書いてあったけど、中には人が亡くなったり倒産するぐらい重大な失敗というのもあって、恐ろしいなと思った。何より驚いたのが、心臓手術と肺手術をする患者を取り違えるという事件。1999年に横浜市立病院で起こった事件だそうだけど、同じ時間帯の手術で移送を間違えたらしい。
そもそも、日本は看護師の数が少ないらしく、効率化をするために怒ってしまった失敗らしい。最近、日本は欧米と比較するとコロナウイルスで亡くなっている人は少ないのに、なんで医療崩壊みたになってるんだと思ったら、そもそもの看護師の数が少ないのか。もともと大きい病院って待ち時間も長いしね。そこに追い打ちをかけられたという感じなのかも。 -
イージーミスやケアレスミスの多い自分のために読んでみたがガッカリ。
ミスをする裏側に潜む共通の法則を知りたかったのに個々別々の具体例を出されていて、期待通りでなかった。
また、章立てに論理的な関連性がない。太字が多く明確性に欠ける。冗長なエピソードが多く法則の話にならない。
ミスをする、人間の心理や認知についての法則性を期待して読むと肩透かし。
以上の理由から少し読んで、読む気が失せた。1/10ぐらいしか読んでない。しかしここまでで読む気を失せさせる本だったので損切りでいいだろう。
失敗の本については別の本を探して読みたい。
ハインリッヒの法則は知れて良かった。
私にとってはダメ本でした。