読書は「アウトプット」が99%: その1冊にもっと「付加価値」をつける読み方 (知的生きかた文庫)

著者 :
  • 三笠書房
3.56
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本棚登録 : 1991
感想 : 272
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837982395

作品紹介・あらすじ

本を「読んで終わり」にするのはもったいない。
「話す」「書く」「行動する」……
読後にこんな“アウトプット”をすることで、本は自分の血となり肉となる。
「読後に何をするか」で、得られるリターンは“ただ何となく読んだ”ときに比べて10倍にも20倍にも。
そんな読書術を、本書でご紹介します。

■今日の出来事を話すように「本の話」をせよ
■いい本を選ぶための「眼」とは?
■頭のいい人は「斜め読み」で本をインプットする
■「仕事と関係ないジャンルの本」が差を生む
■ブログ、SNS……「ネット」で本をどう活かす? ――etc.

ビジネスパーソン必読、本物の“使える知識”が身につく本の読み方・選び方・活かし方の決定版!

感想・レビュー・書評

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  • 今まで読んだ読書術の内容と似ていて、再確認できる内容でした

    通勤時間を使って読書
    成功する人は古典やドラッカーの本を読んでいる
    というのをみて、さっそくドラッカーを本棚登録!

    理解できなくても難しい本にも挑戦してみようと思いました

    私も時間や気分によって読む本を変えています。
    これからも色々なジャンルの本を読んで、アウトプットして自分を成長させていきたいです

  • 読書は楽しい
    読まない人は、読み方が1種類しかない
    …だからめんどくさくなる…

    読書してれば観察眼、洞察力、俯瞰力などつくので
    自然や動物見ても!
    テレビや映画観ても!
    出来事見ても!
    書類や道路標識見ても!
    曲聴いたり歌詞を見ても!
    全ての見方が変わるし、色々感じたり…見えてきたりもする。

    なんなら、置いてある物を1つ見ても
    その前後に何があったかなどもなんとなく分かるようになるし、その内容も何パターンか思い付くようにもなる

    本を読んでて損はない。
    本を読む様にしたら
    目や耳…鼻や口から入ってくる情報が全てグレードアップして楽しくなる

    個人的に本の読み方で嫌いなのは
    【アンダーラインや書き込みをする】かな…

    熱心な人はそのやり方なのは 文句ないんですが
    それを中古本として売りに出すのやめて欲しい(笑)

    書き込むなら売るのはやめましょ!!

    この間買った本も2冊ほどガッツリアンダーライン引いてあってブックオフに返品してきました…(レシートあれば7日以内 返品可能です)

    最悪なのは積読してて
    時間がたって読みはじめ…そこにアンダーライン引いてあると凹みます。

    もう本当にやめましょ!
    書き込み本は中古屋に売らない!
    駄目!!絶対!!

    ※だから話が変わるけど…結局俺が何を言いたいかって言うと
    【俺は命懸けてる!こっちは命懸けてんだよ!って輩がたまにいるけど…生まれて、生きてる時点で命懸かってるから、それを言う人は意外とスケール小さいよね?】って事!!

  • 読書記録をつけてみようと思い立ったのは、この本を読んだことがきっかけだったと思う。読書は想像力や発想力が鍛えられるし、人に伝えたいと思うから伝える力も伸びると思う。何よりも本を読むのは楽しいので、これからもアウトプットを意識しつつ、読書したいと思った。

  • 本のレビューを書くのが面倒なのでモチベーションアップのために読む。ビジネス書やハウツー物をあまり読まない、完全に気分転換として読書をしている自分には作者曰く勿体無い読み方をしていると指摘され、少々焦りを感じてしまう。
    書評のポイントとして「何が書いてあったか」「そこで何を学んだか」「それをどう活かすか」を書くべき、については少し意識したい。
    読書の感想を他人に話すのは小説読みの自分にとっては難しいかな。
    あと、電子書籍について、達成感得られないという意見に共感。本の厚みを感じられないのはやや寂しいと感じます。
    個人的にはここでの書評を書く前提で、本を読みながらポイントを考えることはアウトプットの効能かとも思います。
    これまで以上にアウトプットに拘りたいと思いました。

  • 本は、読んだ後その読書体験をアウトプットしてなんぼ、と言うこと。
    アウトプットはレビューを書く他にも、実用書であれば書いてあることを実行すること~例えば、体操の解説の本なら体操してみること~も含まれる。
    目から鱗だったのが、『読書についての「4つの誤解」』の「本を汚してはならない」。
    読書家の父から、本は綺麗に読め、と躾けられてきたので、付箋貼りまくるので精一杯な自分的にはすごい衝撃です(教科書ですら「書き込むものではない」と、書き込み用の教科書を買ってくれた)。これだけは抵抗が拭える気がしない。
    あと、時間をうまく使うこと。
    これは今私は専業主婦状態で自堕落になりがちなので自分をコントロールして読書に割く時間をつくること、これはちょっと刺さった。
    とりあえず、私の場合今現在レビュー率が24.4%とのことなので、もっと書いて、人に伝える力を少しでも鍛えたいな。

  • 読書はインプットする作業であるが、それで終わらせるのは勿体ない。アウトプットすることで、真に本が自分自身の資産となるのだ。
    「話す」・「書く」・「行動する」、こういったアウトプットが読書には必要なのだ。

    たしかに、今まで他人と比べて多数の本を読んできたが、身になっていないのでは?という感覚はずっとあった。読んだ瞬間は心を動かされたとしても、その後は自然と忘れていってしまう。それでは読書の意味がない。自分の血肉として得るこそ、読書の真髄である。こうやってブクログに書くことも一種のアウトプットである。行動することも多少はできている。あとは話すこと、話す場を設けることが自分自身必要なのではないか。
    そのアウトプットを通して、要約する力、全体を俯瞰する力、表現する力、そういった重要な能力も付随的に得られるのだと思う。

  • 数年前(2010年頃)から読書スタイルを変えました。それまでは年間500冊という読書目標を突破することだけを考えていましたが、今ではアプトプット(私の中ではレビュー書き)を重視しています。

    読書して良いと思った部分を、自分の言葉に置き換えずに、そのまま抽出して、そのページを記録しています。敢えて原文のままのほうが、それを見ればいつでもその本の説明をすることができるので気に入っています。

    さて、この本の著者である藤井氏は、かつて「週末起業」という言葉をブームにされた方で、実際にもお会いして話したこともある素晴らしい方です。

    アウトプットを意識して、読書により何を得たいかを明確にして読む方法は、ビジネスパーソンは身につけておくべきだと改めて感じました。小説を読む読書も楽しいので、そのバランスは彼も指摘している通り必要だと思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・読むだけの読書から、一歩も二歩も進めて、自分の思考や行動をより磨くような読み方を実践したので、人生という場で大いに役立てられた(p6)

    ・読書によって人格が造られる、本に読まれないようにする必要もある(p19)

    ・人の役に立つためにも、アウトプットで出し惜しみはしない(p25)

    ・全体を俯瞰する力は、読書で養える。戦略(マーケティング)→戦術(宣伝)→戦闘(営業の現場)が一つの例(p33)

    ・専門家と呼ばれる理由は、彼らが、事例を多く持っているから(p35)

    ・ひとつのジャンルを何冊も読むうちに、さまざまな情報が肉付けされる(p38)

    ・読書に関する思い込みとして、1)最初から最後まですべて読むべし、2)前から後ろに読む、3)本を汚すな、4)本はいつでも読める、がある(p52)

    ・本を探すことに時間をかけるなら、読書に時間を投資すべき(p59)

    ・読書はスイッチを切るための最適ツール、仕事モードから切り替えてストレス解消になる(p79)

    ・何事もまず3週間続ける、次の目標が3ヶ月、1年経てば人間の細胞の9割は入れ替わるので、習慣は自分の体に染み付く(p83)

    ・アウトプットの基本は、本の感想に終始せず、自分が何をどう学んだか、どう活かそうと思ったかという、自分なりの意見を加える(p88)

    ・能動的に仕事をしていれば、どんな仕事からも気づきを得られる。世の中の成功者は、そういう気付きを積み重ねて大きなチャンスを手にしている(p90)

    ・本に出てきたノウハウの10%でも実行できたら、上出来(p92)

    ・自分の言葉に置き換える、意訳する、それもアウトプットのひとつ(p99)

    ・書評を書くポイント、1)何が書いてあったか、2)何を学んだか、3)それをどう活かすか(p118)

    ・フォーマットとして、1)要約、2)著者について、3)本の生まれた背景、気付き、4)どんな人にお奨めか(p127)

    ・起業家で成功するのは、最初からお金儲けを目的にする人は失敗する。反対に「誰かを喜ばせよう」「困った人を助けよう」という気持ちで始める人が結果的に成功する(p149)

    ・一流の人は、スキルよりも「仕組み」を学ぶ。さらに、インプットだけでなく、アウトプットも日常的にしている(p154)

    ・かっこいい本棚とは、自分のなりたい理想像(p181)

    2014年10月12日作成

  • 最近は「アウトプット」「勉強法」という部分に焦点を当てて勉強中なので、タイトルを見て購入。

    タイトルを見た感じ、ハウツー本かと思いきや、そこまでハウツー本ではなく、著者の考え的なものが長く綴られている感じがして、あまり参考にはならなかった。
    樺沢紫苑先生の著書を読んだ後かもしれないが、参考になることや説得力があまり感じられなかった。

    ですが、この本の中にあった、「本を選択する力」という部分においては、「本腰入れて読まなくていい本」という判断をできた自分を褒めたいし、その判断軸ができたのはこの著書のおかげなので、そこは賞賛したいと思う。

  • 読書に馴染みのない人が読めば良い。正直買うほどの本ではなかった。ある程度読書が好きな人は立ち読みで済ませることをオススメします。
    内容は正直うすっぺらい。
    齋藤孝さんや、外山滋比古さんの読書論を繰り返し読む方が多くの人に有益ではないか。

  • アウトプットのためにレビューを書いてみます。

    書いてあったこと

    具体的なアウトプットの方法
    ・人に話す
    ・書評、感想を自分の意見を入れて書く
    ・書いてあったことを一つでいいから実践する

    ・その他インプットのコツ、本を読んだ方が良い理由、著者のお勧めなど

    学んだこと

    ・ネットより本(新聞)のが情報が濃いこと
    ・本は汚しながら読んだ方が良いこと
    ・前書きや目次や著者のプロフィールで読む本を選ぶと良いこと選ぶと良いこと


    どう生かすか

    ・次から目次等に注目して読む
    ・一冊全て読むのではなく、斜め読みも使い分ける
    ・小説とビジネス書を同時に読む
    ・レビューを書いて行く
    ・面白かった本を友達に薦める
    ・著書おすすめの本を読んでみる

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