この一冊で「聖書」がわかる!: 旧約、新約のあらすじから、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教まで (知的生きかた文庫 し 21-7)

著者 :
  • 三笠書房
3.50
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本棚登録 : 277
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837983538

作品紹介・あらすじ

世界最大、2000年のベストセラー!
“そこ”には何が書かれているのか?

地図・絵画も満載!
人生に効く! 教養として、『聖書』の知識は欠かせない

イェルサレムはなぜ三つの宗教の聖地になった?
モーゼの「十戒」とは?
イエズスの“復活”の真実
「福音書」「黙示録」には何が書かれているのか
人間の「罪」と「愛」とは?
イスラム教はどのようにして生まれたか?
迫害されたキリスト教がなぜ世界最大の宗教になったのか

意外なエピソード・おもしろすぎる謎
起源、歴史、文化、対立、影響……
すべての疑問に答える最強の入門書!

感想・レビュー・書評

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  • 教養として聖書を知りたいと思い、手に取った。
    聖書のまえがきのようだ。
    とても面白くまとめられていて興味を持てる。
    イスラム教やコーラン関連も読んでみようと思った。

  • アップルのクラシックアプリがきっかけでクラシックをちゃんと勉強しようと思い、バッハを聴いていると聖書について知らなくてはと思いこの本に至ったのだが、初心者にはとてもわかりやすく勉強になった。これでさらに世界が楽しめる。

  • 読んで正解だった。これを機に「知的生きかた文庫」の見方が変わった。

    モーセやキリスト、ユダヤ教、旧約聖書、ネロ、ローマ帝国、それぞれ聞いたことはあった。しかし、点で知ってただけであってまさかここまで線でつながるとは思わなかった。

    個人的には『聖☆おにいさん』の分からなかったネタがわかったのが嬉しかった。「エリエリラマサバクタニ…」神はお見捨てになったのか。実は絶望的な意味で言った言葉ではないのだけど、あのときイエスが顔を覆いながら放ったのはそういう意味だったのかとあらためて笑いが込み上げる。うむ、不謹慎、不謹慎だけれどもやはり教養として知っておかないと理解はできなかった。

    あらためて出エジプト記も読んでみたいなぁ。キリストより古い話。

  • キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の違いや聖書の概要がわかる。
    この一冊ではわからないけれど、聖書を読んでみる気になった。

  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/644739

  • 入門書としてはかなりよい。ユダヤの歴史からイスラムの発生の話も含んでいるので全体感を掴める。
    ただ少し独特の言葉遣いなのが気になる。このように記述することもあるるのだとは思うが。。最後の方は慣れました。
    イエズス・キリスト
    イェルサレム
    バビロニア捕囚

  • これは聖書のガイドです。
    先ずはこれを一読してから聖書に取り組もう!

    突然聖書から入るとちょっと難しいからです。
    歴史背景を認識しよう。

    聖書解説で一番だと思っています。
    是非、一読をお願いします。

  • 聖書を勉強しているので、期待して買ってはみたものの、本当の気づきは正直なところ少ししか得られなかった。

    たしかに聖書が生まれた歴史的背景や旧約と新約の違い、またはそのつながりについては理解できたが、聖書の中で触れられているワードは多方向からの見解が必要でそれは筆者も触れての通り、様々な書物やキリスト教に精通した牧師等から教授する必要があると思った。

    しかし、キリスト教について今まで何も知らない自分にとっては聖書の面白さについて理解できる一冊だった。

  • 前半のユダヤ教の歴史の部分は良いが、後半は著者のキリスト教史観が色濃く、旧約聖書解釈にまでこれを適用しているため、吐き気を催した。
    聖書を通じた主張本

  • 正直言うと宗教は全くわからなかった。
    ユダヤ教・キリスト教・イスラム教が全て元が同じだったことも知らなかったし、旧約聖書と新約聖書の違いもわからなかった。
    これだけ世界中のいろんなところに、これらの宗教や聖書の影響が及んでいるというのに、知らないのはダメだろうと思って読んだが、わかりやすかった。
    こういうの読まないと、いきなり聖書を読んでもおそらくちんぷんかんぷんなので、聖書を読む前にはいいかもしれない。
    少し前に読んだ、遠藤周作の「沈黙」とか、今読み戦っているドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」とかも全てキリスト教とは何かを知っているかどうかでかわってくる気がする。
    しかしおそらくこれらの宗教を知らないのは自分だけではなく、ほとんどの日本人は知らないと思われる。
    教養とは、こういうものを知り、身につけることで養われていくのだろうなと思った。
    次は聖書を読む。

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著者プロフィール

白取春彦(しらとり・はるひこ)

青森市生まれ。ベルリン自由大学で哲学・宗教・文学を学ぶ。哲学と宗教に関する解説、論評の明快さに定評がある。
主な著書に、ミリオンセラーとなった 『超訳 ニーチェの言葉』のほか、『頭がよくなる思考術』(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)、『この一冊で「聖書」がわかる!』(三笠書房《知的生きかた文庫》)、『行動瞑想 「窮屈な毎日」から自由になるヒント』(三笠書房) など多数。

「2023年 『超要約 哲学書100冊から世界が見える!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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