ためない練習: 大事なものだけ残していく、人生のヒント (知的生きかた文庫 な 34-8)
- 三笠書房 (2016年1月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837983880
感想・レビュー・書評
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イソップの「犬と骨」=他人のものを欲しがらない。モノが欲しくなったら、イソップを思い出す。
人から好かれる、ことを目指すのではなく、人を好きになること、を目指す。
お酒は飲んでいる最中は飲み足らず、飲み終わるといつも飲み過ぎている。
正しい見方は一つとは限らない。
性格は直る。それを修行という。
言葉が人を傷つけることはない。言葉を言ったその人の心が傷つけている。心を磨いておけば、何を言っても大丈夫(心を磨いておけば、心に従って言葉を発しても問題になる発言はしない)。
苦労は必ず報われる。
自分の思い通りにならないことを苦という。望みが少なければ、苦も少ない。
人の勧めたものは自分で考えてから買う。
衝動買いはしない。
流行りものは買わない。
似たものがないか、確かめる。
すぐ使わなければ買わない。
無理して買わない。
なければ困るもの、だけ買う。
安いだけ、では買わない。
限定品は買わない。
置く場所がなければ買わない。
捨てるのは新陳代謝。
持ち物の数、ルールを決める。
安いものをたくさん、ではなく高くてもいいものを少し。
「消費者庁 ネットショッピング」で検索。
お粥の効用。胃腸に負担をかけない。
先送りしたくなったら、これは延期か先送りか、と考える。小水の魚の心。
困難なことはワクワクして行う=楽しみになる。
落ち込んだ時=ジャンプのチャンス。しゃがみこんで、大きく息を吸って、大丈夫と言いながらジャンプする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者はご住職。お坊さんの書く「ためない」話ならさぞスッキリしているだろう、と思ったらちょっと違っていた。
全体に冗長な印象で、エッセイを読んでいるようだった。
「銀行口座の数は減らした方がいいですよ」といった話を、お坊さんには求めていないのですが…。
ところどころ出てくる、仏教の考え方を説く部分と、ご自身の「座右の銘」は面白かった。
メモしたい部分はたくさんあったので、文章の好みの問題かも。
お坊さんの書いた本なら同じシリーズにもある枡野俊明さんの方がキリッとして読みやすかった。 -
僕も「おかげさま」を意識しています。
何事も自分1人の力で成し遂げることができるものではありません。
たくさんの人の「おかげさま」で今の自分があると思っています。
日々感謝で過ごすようにしています。 -
同著者の『気にしない練習』に続いて読んでみました。
実践とか具体例のほとんどない『気にしない練習』よりも、こちらの方が生かせそうな心構えがたくさん載っている気がしました。
持つ量をもともと増やさないことと、何かを新しく増やせばもとある同じものは捨てる、などすぐに活用させてもらってます。
必要以上にため込まない、持ちすぎないというのは形あるものだけではないいろんなことに対してもそうなので、すっきりさっぱり、身も心もすがすがしくありたい。
『気にしない練習』よりもすんなり心に入ってきました。
…って、比較しないという修行が足りない?^^ -
仏教の教えに則った自己啓発本。
脂肪とか部屋のモノとか、色々と増えすぎて管理できなくなっていたところで、本屋に平積みされているところと遭遇。
シリーズ?でもう一冊あったけど、今回は「ためない練習」を購入。
断捨離とか、ミニマリストとか流行っている(流行ってた?)けど、「人も、モノも、お金も、適度な量を心がける」という言葉に適度なのが大切だよなって改めてはっとさせられた。
自分で管理できる量を適度に管理していきたいと思う。
モノを整理できたらPC内のデータも整理してしまいたい。 -
新聞広告で気になった本。
ミニマリストに興味があって、そういう系統の本かと思ったけど、精神面の話が多かった。
住職さんが書いた本であれば、以前に読んだ枡野俊明さんの本の方が説得力があって読みやすかった。
2016.2.6