ためない練習: 大事なものだけ残していく、人生のヒント (知的生きかた文庫 な 34-8)

著者 :
  • 三笠書房
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本棚登録 : 236
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837983880

作品紹介・あらすじ

もっと少なく、もっと身軽に――
お金も、物も、人も、「持ちすぎない」ほうが絶対にいい。

◆「ためない暮らし」が不安を減らす
◆まずは部屋をシンプルに整える
◆掃除とは「心を磨く」こと
◆贅沢は、心と体を“マヒ”させる
◆「自分で決めない」のも一つの立派な選択肢
◆友達を「ため込もう」としてはいませんか?
◆生き方にも「アソビ」を持て
◆すべて捨てても「縁の力」は残ります
……etc.

ベストセラー『気にしない練習』の著者が説く、
仏教の智恵で、心と暮らしのガラクタを一掃する本。

読むだけで、「余計な物」がスーッと消えていきます。

感想・レビュー・書評

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  • この本、過去に買って読んだことがあった!でも、また違う学び。片付けしたくなって、書類や診察券の処分や整理をした。一つ行動につながったから良かった。参考にしたい考え方が2つあった。1つは、『物を捨てる時は、新陳代謝と考える』。そりゃ、循環しないと不自然だ。これでモノを片付けやすくなるかもしれない。もう1つは『自分らしさなんて、そもそもない』。結構、自分らしさってなんだ?と考えることがあるが、仏教では、そんなものはないと考える。なぜなら、世の中のこと全ては諸行無常でうつりかわるから。自分らしさもその都度かわる…考えることが馬鹿馬鹿しくなって、考えるのをやめた。

  • 言ってることはごもっともだけれど響いてはこない。相性の問題だろうか。説教じみていて説得力に欠ける。

  • んー、あんまり心に残らなかったですねー

  • Vol.351 大事なものだけを残していく人生のヒントとは?http://www.shirayu.com/letter/2016/000710.html

  • 忘れた

  • 物をためないための方法を書いてある章はなるほど、と思う所が多かった。
    でも、人間関係のことが書いてある章は説教っぽくてちょっと嫌になった…。

    広い心を持って、思いやりのある人間になるといいよ、みたいな事が時々書いてあった。
    それが出来れば心穏やかに生きていけるようになるかもしれないけど、
    そんな人間になろうとするのって大変すぎないかなぁと思った。

  • 嫌なものを「ためない」ためにどうすればいいか。
    色々溜め込みがちな自分に対するヒントが欲しくて購入。バタバタしてると、いつのまにか悪いものが溜まってる。細かい日々の片付け&整理が、心も身体もモノも大切。

  • タイトルから掃除についてかと思っていたが、内容が漠然としすぎてた。

  • 20161103 気持ちの整理をしたい時に読む本。仏教の教えも混ぜながら生き方の一つの考えを示してくれる。

  • 実は、ちょっと期待していた内容とは違った(もっとお片付けとか、やることを先延ばししてしまうことの具体的な対処法みたいなことのほうが多いのかと思ってたので^^;)。
    でも、目新しい内容はなかったけど、日々ともすると忘れてしまいがちになるようなことを改めて気がつかせてくれるという点では、うなづくことが多かった。
    ちょっと説教臭かったり、前に言ってたことと矛盾まで行かないけど少し整合性がとれていないんじゃないかな…と思ってしまう箇所もあったのだけど、やっぱり仏教の教えに基づいて述べられている部分は説得力があった。この本に限らずこれまで読んだどんな分野のどんな本でも同じなのだけど、やはり筆者の専門分野が一番筆もなめらかだし迫力があるので、そういう内容だけお書きになればいいのに…と思うことが多いのだけど、いろいろなことを幅広くカバーしてないと売れないのかなあ…。

  • イソップの「犬と骨」=他人のものを欲しがらない。モノが欲しくなったら、イソップを思い出す。

    人から好かれる、ことを目指すのではなく、人を好きになること、を目指す。

    お酒は飲んでいる最中は飲み足らず、飲み終わるといつも飲み過ぎている。

    正しい見方は一つとは限らない。

    性格は直る。それを修行という。

    言葉が人を傷つけることはない。言葉を言ったその人の心が傷つけている。心を磨いておけば、何を言っても大丈夫(心を磨いておけば、心に従って言葉を発しても問題になる発言はしない)。

    苦労は必ず報われる。

    自分の思い通りにならないことを苦という。望みが少なければ、苦も少ない。

    人の勧めたものは自分で考えてから買う。
    衝動買いはしない。
    流行りものは買わない。
    似たものがないか、確かめる。
    すぐ使わなければ買わない。
    無理して買わない。
    なければ困るもの、だけ買う。
    安いだけ、では買わない。
    限定品は買わない。
    置く場所がなければ買わない。

    捨てるのは新陳代謝。
    持ち物の数、ルールを決める。
    安いものをたくさん、ではなく高くてもいいものを少し。

    「消費者庁 ネットショッピング」で検索。

    お粥の効用。胃腸に負担をかけない。

    先送りしたくなったら、これは延期か先送りか、と考える。小水の魚の心。

    困難なことはワクワクして行う=楽しみになる。

    落ち込んだ時=ジャンプのチャンス。しゃがみこんで、大きく息を吸って、大丈夫と言いながらジャンプする。

  • 著者はご住職。お坊さんの書く「ためない」話ならさぞスッキリしているだろう、と思ったらちょっと違っていた。
    全体に冗長な印象で、エッセイを読んでいるようだった。
    「銀行口座の数は減らした方がいいですよ」といった話を、お坊さんには求めていないのですが…。

    ところどころ出てくる、仏教の考え方を説く部分と、ご自身の「座右の銘」は面白かった。
    メモしたい部分はたくさんあったので、文章の好みの問題かも。

    お坊さんの書いた本なら同じシリーズにもある枡野俊明さんの方がキリッとして読みやすかった。

  • 僕も「おかげさま」を意識しています。
    何事も自分1人の力で成し遂げることができるものではありません。
    たくさんの人の「おかげさま」で今の自分があると思っています。
    日々感謝で過ごすようにしています。

  • 同著者の『気にしない練習』に続いて読んでみました。

    実践とか具体例のほとんどない『気にしない練習』よりも、こちらの方が生かせそうな心構えがたくさん載っている気がしました。
    持つ量をもともと増やさないことと、何かを新しく増やせばもとある同じものは捨てる、などすぐに活用させてもらってます。

    必要以上にため込まない、持ちすぎないというのは形あるものだけではないいろんなことに対してもそうなので、すっきりさっぱり、身も心もすがすがしくありたい。
    『気にしない練習』よりもすんなり心に入ってきました。
    …って、比較しないという修行が足りない?^^

  • 仏教の教えに則った自己啓発本。
    脂肪とか部屋のモノとか、色々と増えすぎて管理できなくなっていたところで、本屋に平積みされているところと遭遇。
    シリーズ?でもう一冊あったけど、今回は「ためない練習」を購入。

    断捨離とか、ミニマリストとか流行っている(流行ってた?)けど、「人も、モノも、お金も、適度な量を心がける」という言葉に適度なのが大切だよなって改めてはっとさせられた。

    自分で管理できる量を適度に管理していきたいと思う。
    モノを整理できたらPC内のデータも整理してしまいたい。

  • 新聞広告で気になった本。
    ミニマリストに興味があって、そういう系統の本かと思ったけど、精神面の話が多かった。
    住職さんが書いた本であれば、以前に読んだ枡野俊明さんの本の方が説得力があって読みやすかった。

    2016.2.6

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著者プロフィール

●真言宗豊山派元結不動密蔵院 住職
1958年、東京都江戸川区生まれ。大正大学を卒業後、英語教師を経て、江戸川区鹿骨元結不動密蔵院住職。真言宗豊山派布教研究所研究員。真言宗豊山派布教誌『光明』編集委員。豊山流大師講(ご詠歌)詠匠。『気にしない練習』(三笠書房)、『ためない練習』(三笠書房)、『感情的にならない生き方』(PHP研究所)、『心がすっきり かるくなる 般若心経』(永岡書店)、『1日5分 朝の「般若心経」写経手帖』(ナツメ社)、『般若心経、心の「大そうじ」』(三笠書房)など著書多数。

「2017年 『看護師のための般若心経』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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