日本人が忘れてしまった日本語の謎: 「こんにちは」は「こんにちわ」ではダメなのか? (知的生きかた文庫 や 33-1)

著者 :
  • 三笠書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837983903

作品紹介・あらすじ

日本語には3種類の文字があります。
漢字・ひらがな・カタカナ。ローマ字も含めれば4種類になります。

しかも、この3種類の文字を混在させて日本語を書く!

私たちが子どもの頃から、当たり前にすいすい書いてきた「漢字仮名交じり文」ですが、
こんな小難しいことをしている国は、日本以外にはありません。

ほかにも、なぜ同じ意味を表す言葉が沢山あるのか、なぜ外来語をすんなり受け入れるのか、
なぜ母音は5つなのか、なぜ「ん」は古代にはなかったのか、なぜ昔の仮名には濁点がないのか、
なぜ「ジとヂ」「ズとヅ」があるのか、「いろは」と「アイウエオ」の違いは?……

などなど、日本語には「なぜ?」が満載!

どうして、日本語はこんなにも特異な言葉になったのか?

「言われてみればたしかにオカシイ」「前からヘンだと思ってた」――私たちの知らなかった、日本語の謎と真相に迫ります!

著者プロフィール

1963年、長崎県佐世保市生まれ。大東文化大学文学部中国文学科教授。中国山東大学客員教授。博士(中国学)。大東文化大学文学部卒業後、同大学院、フランス国立高等研究院人文科学研究所大学院に学ぶ。ケンブリッジ大学東洋学部共同研究員などを経て、現職。専門は、文献学、書誌学、日本語史など。著書に『心とカラダを整える おとなのための1分音読』(自由国民社)『文豪の凄い語彙力』(さくら舎)ほか多数。

「2020年 『語感力事典 日常会話からネーミングまで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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