小さな悟り: 人生には「小さな答え」があればいい (知的生きかた文庫 ま 41-5)
- 三笠書房 (2018年6月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837985426
作品紹介・あらすじ
「雨が降ってきたから傘をさす」
それくらいシンプルに考え、行動するための「小さな悟り方」
――ふと、心が晴れる言葉に出会える本
「小さな悟り」とは?
余計な考え・迷い・情報を取り除いて、
限りなくシンプルに考え、行動する――。
そのために、ちょっとものの見方を変える。
ちょっと発想を変える――。
それが「小さな悟り」です。――著者
◎まず、「無常」を深く受け入れる
◎「しかたのないこと」に心を注がない
◎幸せは「考える」ものではなく「感じる」もの
◎何があっても「自分を嫌わない」
◎仕事は「ご縁」にしたがうと必ず好転する
◎人生も、命も、すべては「レンタル」
困ったとき、悩んだとき、迷ったとき、
ページをめくってみてください
感想・レビュー・書評
-
シンプルな思考をわかりやすい言葉で、短かく書かれています。
読む事で、今の自分がどう考えて行動しているかを振り返る事が出来ます。
99個も小さな悟りが書かれていますが、サラサラ読めます。忘れた頃に目次だけ開いて気になるところだけ読み返すのも良さそうです。
幸せは「考える」ものではなく「感じる」もの。
が、ハッとしました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
個人的に社会問題をお題とした心が沈むような内容の本を選択しがちなので、今回は違う本!という印象で読み始めました。
枡野さんの前向きな物事の捉え方と、心の持ちようは詳しくは読んでもらいたいのですが、シンプルで分かりやすく無理がないように感じました。生きるってそういうことなのかなぁ、無理がないように、が大切なのかなぁ。うん。
本屋さんで枡野さんの本が目に入ってから、少し間が空きましたが図書館で借りました。 -
424
小さな悟り―――人生には「小さな答え」があればいい (知的生きかた文庫)
by 枡野 俊明
通勤途中でも、散歩に出た道すがらでも、あるいは家や会社の窓から外を眺めたときでも、意識して自然の移ろいに目を向けるといいでしょう。
ただし昨今のブログのように、「誰かに読まれる」ことを前提にして書くのでは価値が半減します。自分が見たこと、聞いたこと、感じたこと、考えたことをそのままに、素の自分をさらけ出す日記だからこそ価値があるのです。
そのせいか、さまざまなSNSツールを駆使して、自分の日常を不特定多数の人にひけらかすような人が増えてきました。たとえば「評判のあの店で食べた料理、とてもおいしかった」「有名なパワースポットを旅して、元気になりました」などなど、自慢話のオンパレードです。なかには、やってもいないことをやったように見せかけたり、内容を盛るなどして事実を捏造したりするケースも少なくないと聞きます。 そういうことをしてしまう根底にあるのは、「自分を少しでもよく見せたい」「みんなにうらやましがられたい」という気持ち。あるいはSNSのネタにするために行動する部分もあるかもしれません。それでは結果的に自分自身を見失います。 人生の舞台はSNSではないのですから、等身大の自分自身を出せばいい。それが自分を大切にする賢い生き方というものです。 -
悩んだ時に読んだり、朝パッと開いた所を読んだりします。
少し心が軽くなる様な感じがします。 -
枡野住職の「放っておく力」を読んで感銘を受けたため、他の本も読んでみたいと思い購入しました。
本書では、日常においてシンプルに考え行動するための「小さな悟り」について99個ものヒントが書かれています。先述した「放っておく力」や他の著書に書かれている内容と重複する部分もありましたが、心が前向きになれる内容でした。
個人的に「人はみな生かされいる」については改めて生きるということを考えさせられました。仏教の「諸法無我」という考え方において、仕事やプライベートで関わる人や自分が身に着ける服など、様々な関係性の中で自分は生かされています。
故に、周りの支えあっての当たり前の日常というものに、より一層感謝の気持ちを持って生活をしていきたいと感じました。 -
人生は思い通りにならないものって思うだけでも肩の力が抜ける感じがしました。やるせなさや怒り、不安を感じた時に読みたい一冊。
-
自分は、白黒はっきりつけたいし、人の目も気になるし、すぐ不安にかられる性格。
そんなとき、これを読むとそっかーと思えました。
ものの考え方を変えてみようかなと思えました。
よみやすいです!