上手な心の守り方: 不安、悩み、怒りをこじらせない、99のヒント (知的生きかた文庫 ま 41-6)

著者 :
  • 三笠書房
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本棚登録 : 397
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837985877

作品紹介・あらすじ

「現実」ではなく「受け止め方」を変える
――そのちょっとしたコツがある。

◎何があっても、自分を「全否定」しない
◎やっかいな人と同じ土俵に上がらない
◎人に迎合しやすい人は、傷つきやすい人
◎カッとしたら、サッとその場を去る
◎迷ったら、自分を「主語」にして判断する
◎「隠し事」が増えるたびに、心は暗くなる
◎なるべく「性善説」で考えたほうが、人生はうまくいく

……禅が教えてくれる、「心を健やかに、穏やかに保つための秘訣」

感想・レビュー・書評

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  • 心に響く言葉ばかり。
    この本に書かれていること全てを実行するのは難しいかもしらないけど、心に留めて、自分の感情をコントロールして、ストレスに負けないように自分の心を守りたいです。

  • 読みやすかった、が、1番の感想。
    大切な事が短くまとめられていて、読み返す時にも分かりやすい。
    何か困ったり、迷った時には、また読み返してみたい。

  • 無理して考え方を変えなくとも、
    受け止め方をちょっと変えるだけで、自分の心は守れる。
    心がラクになる方法が載っている。

  • お坊さんの語り口が優しくて良かったです。
    ミニマリストまではいけなくとも、シンプリストの生き方には寄っていきたい…と思うので禅の考え方は好きです。こちらも為になりました。
    今年は環境を変えようと思っているのに、面倒さと恐れでなかなか準備が進まないのですが、「心配事の9割は起こらない」の言葉を胸にがんばります。
    「人は心から老いる」というのも好き。これからもわくわくして生きていきます。

  • 読んでると、なんとかなるかもって気になる。
    ちょっと肩の荷が下りた気になる。
    読むクスリ、でもある。

  • 830

    上手な心の守り方―――不安、悩み、怒りをこじらせない、99のヒント (知的生きかた文庫)
    by 枡野 俊明
    亡くなった先代の住職――私の父は、八〇歳になったときにピアノを習い始めました。何かで「指を動かすことが老化防止になる」と知って、孫を誘って一生懸命練習していたことを覚えています。小さなお子さんたちと一緒に、タキシード姿で発表会にも出たのですから、頭が下がります。  またお檀家さんの奥さまに、五〇歳を過ぎてから「いままで自分が一番苦手にしていたことに挑戦しよう」と山登りを始めた方がいます。どうやら運動が苦手だったようで、平らなところを歩く練習から始めたと聞きます。それがいつの間にか、山登りまでこなすようになったのです。  そういえば芸術家の岡本太郎さんは六〇歳を過ぎてからスキーを始めたというし、何を始めるにも遅すぎるということはないのでしょう。  年齢を言い訳にせずに、新しいことに挑戦し、夢中になれるのはすばらしいこと。心が、人生が、とても充実します。

  • 枡野住職の「放っておく力」を読んで感銘を受けたため、他の本も読んでみたいと思い購入しました。

    本書では、自身の心を守るために心を「強く」するのではなく「柔軟に」するためのヒントが99個書かれています。先述した「放っておく力」と似た内容のヒントもあったたのですが、自分や自分の心を守るルール等を学ぶことが出来ます。

    個人的に「自分で自分を忙しくしない」「空白の時間をつくる」については考えさせられる事があり、仕事においても考える時間をしっかり持ち、心に余裕を持って臨まないといけないなと感じました。

  • 怒りっぽい私にはささいなことで怒らない章がとても響きます。
    特に【してあげたことはその場で忘れる】ということ。
    つい私ばっかり料理しているのに、とか私ばっかりお土産に買ってあげてるのに、と不満に感じていました。
    【それはさもしい】にハッとさせられました。
    やってあげたことは勝手に良かれと思ってやったんだからすぐ忘れようと思います。

  • 怒りをコントロールするとかの書籍探していて、見つけました。


    人付き合い、仕事の量、酒の量は、限界を知る、無理をしない

    冷静になれ、客観的になれ
    って感情的になっていることを否定しているページあり

    人を尊重する。

    本読んで気になったフレーズはメモを取り、たまに見返すと良い。

    らしい。

  • 自分で自分を忙しくして「どうだ、すごいだろ」と威張りたいだけなのです。実際、「バタバタ貧乏」といいますか、いつもバタバタと 忙しなくしている人は、周囲からあまり高く評価されることはありません。
    社交辞令で「忙しいですか?」と尋ねられても、「いえいえ、そうでもないですよ」と受け答えできるくらいでちょうどいいの

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著者プロフィール

枡野俊明(ますの・しゅんみょう)
1953年神奈川県生まれ。曹洞宗徳雄山建功寺住職、庭園デザイナー、多摩美術大学名誉教授。大学卒業後、大本山總持寺で修行。禅の思想と日本の伝統文化に根ざした「禅の庭」の創作活動を行い、国内外から高い評価を得る。芸術選奨文部大臣新人賞を庭園デザイナーとして初受賞。ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章を受章。2006年『ニューズウィーク』日本版「世界が尊敬する日本人100人」に選出される。近年は講演活動や執筆も積極的に行い、ベストセラー・ロングセラー多数。

「2023年 『仏にゃんのふわもこやさしい仏教の教え』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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