ここまでわかった! 縄文と弥生 77の謎 新発見に満ちた「日本のはじまり」の旅へ (知的生きかた文庫)
- 三笠書房 (2024年4月17日発売)


- 本 ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837988694
作品紹介・あらすじ
☆縄文と弥生──「日本のはじまり」の謎がわかる!
・縄文時代の晩期には、稲作が始まっていた!?
・縄文人は、なぜ土偶を作ったのか?
・貝塚はゴミ捨て場ではなく、神聖な場所だった!
・気候変動に左右された、縄文人の人口
・弥生人には、どんな身分制度があった?
・弥生人は、米以外に何を食べていた?
・弥生時代の凄まじい戦争の証拠
・邪馬台国の卑弥呼の正体とは?
一万年以上、平和な時代が続いた縄文時代。
格差が生まれ、激しい戦争が起きた弥生時代。
対照的な二つの時代を生きた縄文人と弥生人は
どんな服を着て、何を食べ、どんな家に住み、
どんな言葉を話し、何を信仰していたのか──。
本書は、そんな素朴な77の謎を集めて、
新しい説や発見も取り入れつつ
縄文と弥生の「本当の姿」にせまった本。
豊富な図版や写真とともに、
「日本のはじまり」の旅へ!
感想・レビュー・書評
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縄文〜弥生時代の衣食住や宗教観などの特色が簡潔明瞭に紹介されている一冊。
平和な時代が一万年以上も続いた縄文、激しい争いのあった弥生時代では何が違うのでしょうか。
そして卑弥呼の存在と邪馬台国の謎にも触れています。
邪馬台国があったとされる時代の関東〜東北はネオ縄文・弥生時代と言えるような生活が続いていたようですが、アイヌ文化には縄文の流れが多く組み込まれているとされる説があるようです。
この2つの時代はどちらが優れているかという簡単な尺度で測ることのできない特徴を持ち、複雑化した現代においても何が大事で何が良いことなのかを教えてくれているように感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
三内丸山遺跡訪問をきっかけに手に取った本。
学生時代に何となく暗記した縄文時代、弥生時代に対するイメージが更新された。 -
サラサラサラ〜とコンパクトに縄文と弥生の特徴や暮らしがまとまっていて読みやすかったです。一般論をなぞっているなと感じたり、もう少し突っ込んで知りたいなと思ってきて、更なる読書欲を掻き立てる一冊としてピッタシです。
「ニッポン再発見」倶楽部の作品





