アートを始めるまえにやっておくべきこと (アート新書アルテ03) (アート新書アルテ 3)

著者 :
  • 光村推古書院
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838180028

感想・レビュー・書評

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  • 文章が対話方式で読みやすく、二人とも元気のある方だったので勢いで最後まで読めるものでした。
    やっておくべきことと言うよりはアートをする前に、この言葉は知っておいた方がいい集か、もしくは諦めるか覚悟を決めましょうかな。芸術やっていればおのずとこれからたくさんの美術と社会に関する本を読むだろうから知ってると取っつき易くなるよみたいな。それくらい有名な人、よく聞く話が出てきます。

    幅広くいろんな話をされています。やりたいことしながら生活するとは、こんな人がアートだけで生きてるよとか、これからは美大以外からもアーティストが出てきてもいいんじゃないかとか。
    色んな入り方やアート人間のタイプについても書いてあるので芸術の最初の先っちょの話ですが一度読んでおくとためになりそうでした。

  • 京都造形芸術大学の名物教授2人組の椿昇と後藤繁雄が8時間かけてテーマに沿って対談したものがそのまま収録されていました。
    教える側の人間でもあり、制作者である椿さん、プロデュースだったり編集する立場である後藤さんの話しからは、「芸術」という言葉だけではくくれないような話しもチラホラ垣間見れます。

    色んなアーティストの名前も登場するのですが、下にその作者について簡単に紹介が書いてあるので、タイトルにあるように「アートをはじたい」と考えている人には読みやすいかなとも、思います。

  • アートは生々しい行為。刺激的な対話が飛び交う、椿昇氏と後藤繁雄氏の対談集。

  • とても元気なお二人でした。

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著者プロフィール

現代美術家。京都造形芸術大学教授、美術工芸学科長。1953年京都市生まれ。現代社会の在り方を根源的に問う作品で世界的に活躍する一方、美術教師として子供の個性を生かす学びの場づくりに30年以上携わる。中高一貫の女子校教師時代は不登校などの生活指導にも手腕を発揮。バスケットボール部顧問として弱小チームをリーグ7部から1 部に昇格させる。近年は「考え方を考える」をテーマに中学生向けのワークショップ(金沢21世紀美術館)をはじめ、幼児教育から高等教育まで幅広い年代の教育に携わる。「瀬戸内国際芸術祭2013」では、小豆島・醤の郷+坂手港エリアのディレクターを務め、アートによる持続可能な地域づくりのモデルを提示。アートと教育の側面から社会に問題提起を続ける。

「2015年 『シェルターからコックピットへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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