フルボディ恋して、ワインして

著者 : 川島なお美

• マガジンハウス (1999年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[シンさんの感想 · 2011年9月16日]

ああ、ナンシー関さんに川島なお美婚約記者会見を見せたかった。ナンシーさんがなんと言うか、これほど気になる物件はちかごろ無かったのに。

川島なお美。女子大生ブームの時に人気者となり、ミスＤＪ、「お笑いマンガ道場」、ヌード写真集を経て、ドラマ「失楽園」で大ブレイク。

ナンシーさんがもっとも「なお美シンクロ」していたのはこの「失楽園」の時期。川島なお美の言動をいちいちチェックするあの文章は、面白くて面白くて仕方なかった。ナンシーさんの本名も「関直美」なのが、さらにおかしかった。

前も言ったことがあるのですが、川島なお美という存在はナンシーさんによって不滅の生命を与えられたと思う。断じて女優・川島なお美ではなく、その存在が。

この本は読んでいないのですが、たぶんワイン本としてはちゃんとしているんでしょう。
ただ、『恋して、ワインして。』という題からして、もうおかしい。アマゾンの紹介文を見ると

「わたしの前世はワインだった」

うーん、参りました。そこまで言うか。
ああ、ナンシーさんはこの本を読んだんだろうか。
もう気になって気になって！
ナンシーさんだったら、ここで（なんでそんなに気になるか）とつっこむところですね。

2007年11月29日記

[Michiruさんの感想 · 2009年6月12日]

著者、正直今まで女優として一切アンテナに引っかかってこなかった人だ。

でも最近、突然天啓がくだった。
この人なら、ワインに関する本、１冊や２冊出してないかしら・・・と。
結果見事ビンゴ！
丁度１０年前に、こんなに濃厚で素敵なエッセイを出されていたのですね。

丁度４０歳頃の著作。
ワインと、そして周りの人々との粋で楽しい関係に心射とめられる。
とてもパワフルで美しくて男前で、人生を楽しんでいる人なのだ。

とにかく、自分の前世をワイン、と言い切る人に初めて出会った。
嬉しい衝撃。
こんな風にワインと付き合っている４０歳に、心からなりたい。
そしてこんな事を言い切る友を引き寄せるだけの私になりたい。

バーレッスンの様な日々に勇気とビジョンを頂きました。
感謝。


ＰＳ：
九州の古本屋から届いて数日後、表紙裏にナント直筆サインがある
事を発見しびっくり！
私宛ではないけれど、その筆の力強さ、オリジナルのワイン柄スタンプに
どきゅん。
そして裏表紙、略歴を見て重ねてびっくり。
この方、私と誕生日が全く一緒でした。
あちゃ―。

[lovefigaroさん · 2009/06/12]

これは運命。
「九州の古本屋」というのも運命かも！
九州ワイン行脚、楽しみにいたしております。

[Michiruさん · 2009/06/12]

bluemoon様

やはり‘引き寄せた’のでしょうか・・・
自分がこわい・・・

lovefigaro様

九州ワイン行脚、
必修です！
九州−古本−ワイン
なんて香しい三角形でしょう☆