キスXXXX

著者 :
  • マガジンハウス
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (676ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838711932

感想・レビュー・書評

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  • Kissxxxxの全集。愛蔵版。

    ポジパン(ゴスかな)バンドのヴォーカル、カノンとバンドのベースのカニちゃんの妹でカノンの彼女のかめのちゃんを中心とした、その周りの人間の日常を描いたマンガ。
    時系列はあるものの1話完結で、たまに実験的なことをしたりしてるのが楽しいマンガ。何度読み返しても新しい発見がある。

    この全集は、並びが時系列に沿ったものになって、たはず。
    広辞苑みたいに重いです(笑)

  • 古い百科事典のような重厚感のある装丁からしてもう雰囲気ありまくりで、持っているだけで嬉しいです。

    そして内容。
    これが耽美作品なのだなと思いました。ビジュアル的な美しさと文章の美しさにこだわった作品です。
    天然な女の子であるかめのちゃんとV系バンドのボーカルであるカノンの二人の恋愛とその周辺の人々のお話を淡々と描かれており、少女マンガらしいありえないことだらけなのに 何故か許せて、受け入れてしまえます。
    ストーリーへの疑問、不燃焼、いろんな問題を思っても面白いと言えます。
    むしろそれを含めてKISS xxxxの世界があるのかと…
    思い出した時に読み返したくなります。

  • 楠本まきの『KISSxxxx』の愛蔵版。

    全話が1冊にまとめられ広辞苑ばりの厚さになり、布張りのハードカバーとひものシオリまで付けられてブックスリーブに入ってる豪華な一冊。

    話も初期のものと並びが変えられていて、そこも見所。

    この作品が好きでいつまでも持っておきたい人へ。

  • 装丁も素敵なので。
    Kiss XXXXばかりいくつ持っているんだ、という話だけど。

  • 少女漫画の革命のひとつ、だったよねー。
    私生活もちょうどこういう世界にハマっていたので、思い入れが強いです。モデルになったバンドやライブハウス、かなりわかります(笑)

  • すっごいイイ本になってます。かつての1〜5巻が1冊のぶ厚くて重厚で厳かな赤い布のハードカバー本になってケース入りででやがりました。買っちゃたよ、もう。

  • これはいつ手に入れたんだろう?復刊書房で、たまたま再販されているのを見つけて、思わず手に入れてしまったの。赤い装丁がほんとうにうつくしい。ナントナク時間が空いたときにそっと取り出して、再構築されたKissxxxxの世界観を楽しむのがよろしいかと思います。重いのが難点。

  • かめのちゃんとカノン。コレは、ソレの全作に、カバーから、何から。。。もう、たまらなく!素敵な本です。

  • 復刊サイトで投票して復刊していただいた本。
    限定数少なくて、初版は入手できませんでした。。
    中学生の頃かめのちゃんとカノンのフシギCPかげんがかなりお気に入りでした。
    このぐらいマイペースに生きたい。

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著者プロフィール

16歳の時に『週刊マーガレット』でデビュー。その後、「KISSxxxx」(集英社)、「Kの葬列」(集英社)、「致死量ドーリス」(祥伝社)などの作品で熱狂的な人気を博した。2020年には最新作『赤白つるばみ・裏/火星は錆でできていて赤いのだ』(集英社)を刊行。フランス、イタリア、アメリカ、韓国など、海外でも翻訳本が出版されている。イギリス在住。

「2021年 『線と言葉 楠本まきの仕事』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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