〈私〉はなぜカウンセリングを受けたのか: 「いい人、やめた!」母と娘の挑戦
- マガジンハウス (2002年11月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838712854
作品紹介・あらすじ
"癒し=生きなおし"という心の旅に出た母と娘。「いい子でなくていい」「頑張らなくていい」「私はわたしでいい」-現代人の心の闇に向き合う感動の記録。
感想・レビュー・書評
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本の中に自分をみました。まあ、私は彼女ほど優等生ではいられませんでしたが。一度もしおりをはさむことなく、一気に読み終わりました。
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カウンセリングを勉強している私には逐語記録を読んでいる様で、参考になった。 2006.09
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772.1
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著者のACを癒す話かと思いきや、いつの間にか著者の苦しみの源泉とされる母親の認知を糺すかのようなカウンセリングの話になっている。著者は上から目線で父と母は共依存関係にあったなどと分析。呆れた。この題名でこの内容は無い。
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4-8387-1285-5 285p 2002・11・21 1刷
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配置場所:摂枚普通図書
請求記号:146.8||A
資料ID:95070197 -
図書館から借りて読んだ。時々読みたいと思ったから買うことにした。読み進めて行くうちに自分にもカウンセリング効果があったように思う。ACとは関係ないと思っている人にもお薦めしたい本。
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著者本人がアダルトチルドレンであったので、カウンセリングも、それに至る過程も、ストンストンと心に落ちるのである。
そしてやはり、芸能人という職業にありながら、アダルトチルドレンをカミングアウトしたという事実。
それだけでも、読者にとっては十分に読む価値があるのではないだろうか。
何故ならカミングアウトなんてアダルトチルドレンの最もやりたくないことなのではないか?と思うからである。
アダルトチルドレンの思考で難しいのは、本を読んでも、或いは読む前から、自分自身の境遇と100%同じでなければ「私とは違うから」と、避けてしまうところだろう。
だからこそ、本気の自覚と、そこから生まれる自然な自発性を持てば半分は回復したと言えるのだ。
アダルトチルドレンであった著者本人が書いた本。是非お薦めである。