村上ラヂオ

著者 :
制作 : 大橋 歩 
  • マガジンハウス
3.60
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本棚登録 : 1006
レビュー : 116
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838713141

作品紹介・あらすじ

著者の50のエッセイと大橋歩の銅版画101点のコラボレーション。雑誌「anan」の好評連載が一冊に。しみじみ、ほのぼの。あなたの心にすとんとしみる、久しぶりのエッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • 私、村上春樹さんの小説を読み始めるまでに結構時間がかかるのです。
    読んでいる最中はのめりこんでいるのですが、読み始めるまでに体力がいるみたい。
    「えいやっ」と覚悟してからでないと、なかなか読めないのです。
    だからエッセイも今までなんとなく読まずにきたのですが、前からおしゃれな雰囲気が気になっていた本書を読んでみました。

    雑誌「anan」に連載された50のエッセイを収めた1冊。
    気軽に楽しめるエッセイで、休日の朝読むのにぴったりでした。
    大橋歩さんの絵と、のんびりした文章のせいか、肩肘張らずに読めるのです。

    中国の動物園に行ったときの話が好きでした。
    「猫」というシンプルな札のかかっている檻の中に、猫が1匹ごろんと寝ていた。
    その光景を見て「中国ってやっぱり奥が深い国だ」と思った村上氏に、思わずくすり。

  • 人気があって図書館の本棚もスカスカぎみの村上春樹さん。
    あとがきにもあったように、好きなことをひねらずに書き綴ってあり、読んでいて楽しかったです。
    難しく考えなくていいし。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「難しく考えなくていいし。」
      ふ~ん、と思えて親近感も湧く一冊。早く2と3も文庫にならないかなぁ~
      「難しく考えなくていいし。」
      ふ~ん、と思えて親近感も湧く一冊。早く2と3も文庫にならないかなぁ~
      2013/07/09
  • 村上春樹は、天性のストーリーテラーだと思います。しかも彼の小説群は、われわれの使うごくふつうの言葉でもって語りながら、生きることの内部を深く洞察して伝える力が強いのです。いずれ確実にノーベル文学賞です。
    ここに取り上げた3冊は、2000年3月から1年間、2009年10月から1年半、2011年3月から1年間、女性誌『anan(アンアン)』に毎週連載されたものです。何と言う豊かな感受性でしょうか。何と言うしなやかな文体でしょうか。村上春樹は天性のエッセイストでもあります。このような文章が私にも書けたなら、と思います。皆さんにとっても感性を磨くことは大切です。
    [塩見図書館長]

    ここに取り上げた3冊のほか2冊
    『おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2』
    『サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3』

  • 50の短い文章からなる「anan」のエッセイ。に大橋歩さんの版画がついてる。
    こないだタグスタにこのシリーズの3弾めの版画展をみにいったことがきっかけで読んだ。
    とくに柿の種とピーナッツの関係を描いた「柿ピー問題の根は深い」とイタリア人のおばちゃんドライバーに投げかけられた「パスタでもゆでてな!」が気に入った。シリーズで読もう。
    前提を含んだ文章や何が正しくてってのがないのがいい。

    • keisukekuさん
      こないだBookoffで見かけたのですが、今日行ったら無くなってました。残念!
      こないだBookoffで見かけたのですが、今日行ったら無くなってました。残念!
      2013/02/25
  • 読んでるうちに肩の力が抜けて、ほのぼのした雰囲気に肩までゆったり浸かっていくような感じ。
    村上春樹ってきっといい人なんだろうなーと思う。
    それぞれのタイトルも興味をそそられて好き。
    「コロッケとの蜜月」がなぜか一番好きで何回読んでもおもしろい。コロッケ食べたい。

  • 宇宙飛行士のトイレの話で思わず笑ってしまった。

  • エッセイ

  • 読みたい本にずっと入れていたのを漸く読みました。
    村上さんのゆるい文章と、大好きな大橋歩さんの主張してこないけど味のある挿絵が良くて、なんだか好きな空気でした。
    内容があるようで、でもないのかもしれなくて、そんなふわふわしたところが良かったです。
    生活の合間にちょうど良いです。シリーズ続きも読みます。

  • 久しぶりに読んだけれど、楽しかった。
    村上春樹さんの感じ方とか、物の見方とか、好きだ。

  • 装幀/葛西薫
    さらりと読める、雑誌「anan」の連載をまとめたエッセイ。ほんわかした雰囲気の内容は大橋歩さんの挿絵ともぴったりです。何気ない日常の小さなドラマが、村上さん独特のユーモア溢れる比喩で表現されていてとても面白い。

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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月7日発売の『文学界』で短編小説を2作掲載。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月末に刊行予定。

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