恋とはどういうものかしら? (MAG COMICS)

著者 : 岡崎京子

• マガジンハウス (2003年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[hisakodaさんの感想 · 2020年5月31日]

岡崎京子ワールドが満喫できる作品集。

好きよ　どうしてわかってくんないの？　抱いてよ

[gorillさんの感想 · 2020年5月5日]

パーコレイター。

[reinouさんの感想 · 2016年12月17日]

　恋愛の自由を極限にまで推し進めると…。選択の自由は持ちながら、その結果生まれ出る関係性は自由ではない。束縛やそれに対する反抗、我慢を繰り返すのだ。
　そのような軋轢が一過性なら人間は、軋轢のない未来という希望を見ることができるのだろう。
　が、恒常的ならば？。何度も出会うならば？。
　積み重なれば希望を浸食し、絶望へと変化していく。そんな悲しい物語がテンコ盛り。

[深川夏眠さんの感想 · 2011年12月11日]

コミックス未収録の短編コレクション。
88年から96年の発表作を集めたもので、
絵柄の移り変わりが笑えます(^_^;)。
でも、昔の、
お茶目でラヴリーでちょっとおバカなテイストもいいっすね。
と言いつつ、
シリアスな巻中カラー30頁「Blue Blue Blue」（96年）、
これはヤラレた。
泣きそうになりました。
でも、人生ってそういうもんよ。
最も肝心なタイミングで噛み合わないのなら――
例え本人の意に反して、招かれざる事態によって邪魔をされ、
足止めを食らったのだとしても――
その二人は結局、そこまでで終わる関係でしかないのであって、
決して添い遂げることなどありはしないのだ。　

[mjhittomさんの感想 · 2011年6月5日]

岡崎京子らしい、ひとつひとつが粒揃い。満足

[oshihooさんの感想 · 2010年7月22日]

「恋とはどういうものかしら？」幼い妹と兄によるお下品しりとりマンガが特にすき。たった2ページなんだけど何度読んでもかっこよい

[七緒さんの感想 · 2010年1月23日]

「素敵な時間」「Blue Blue Blue」

[ハハハさんの感想 · 2009年8月17日]

読んだ日：2009/08/15
買った日：2009/08/15
買った所：
値　　段：\\450の半額

[mmtsさんの感想 · 2009年6月14日]

ボリューミィ。とても満足です。
恋とはどういうものでしょう、どういうものなのでしょうかね？
答えは自分だけのものとしてわたしも持っているはず、ですね。

こんなにバラエティを持っている岡崎京子はきっと天才
と、思ってしまった。
女で良かったなあって。感情移入や共感が出来るので。

[okacheapさんの感想 · 2008年11月3日]

恋とはどういうものかしら？と聞かれても、誰もきっと答えられない。そんなわけで、いろんな形の甘酸っぱい恋が。これまでの単行本に掲載されていなかったものを集めて集めて。(08/4/23)

著者プロフィール

著者経歴 80〜'90年代を代表する女性マンガ家。既存の「少女マンガ」ではない、リアルなセックス描写80〜'90年代を代表する女性マンガ家。既存の「少女マンガ」ではない、リアルなセックス描写と巧みなセリフ回しで、愛や暴力、トレンド＆カルチャーが描かれたマンガを生み出してきた先駆的存在。『ヘルタースケルター』で2003年文化メディア庁マンガ部門優秀賞、'04年手塚治虫文化賞・マンガ大賞受賞。主な作品に『pink』『ジオラマボーイ☆パノラマガール』『リバーズ・エッジ』『エンド・オブ・ザ・ワールド』など。


「2015年 『恋とはどういうものかしら？新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」