図書館の神様

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  • マガジンハウス
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レビュー : 636
  • Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838714469

感想・レビュー・書評

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  • 瀬尾さんの作品はいろいろ読んでいるけど、なぜか読んでなかった。
    瀬尾さんのどの作品にも吹かれている風をこの作品でも感じた。
    最後、ふたりがグラウンドで走るくだりがとても好き。青春だなぁ。
    いつもながら、この人の本は
    おもしろいくらいスラスラ読める。
    風邪をひきながら読んでたので(笑)苦しかったけど。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「ふたりがグラウンドで走るくだりが」
      図書館とグラウンドが繋がらなくて、何となく読みたくなってきました。
      文庫には幻の短篇「雲行き」って言う...
      「ふたりがグラウンドで走るくだりが」
      図書館とグラウンドが繋がらなくて、何となく読みたくなってきました。
      文庫には幻の短篇「雲行き」って言うのも載ってるらしい。それも気になる。。。
      2012/03/06
  • 瀬尾さんの ふわふわぁ~っとした感覚の作風が 好きです。
    高校の時に一度挫折した主人公が 自分の望んでいた将来とは
    違う道を歩みながらも 生きる活力を見出し始めたという内容を
    さら~っと表現されていて おもしろかったです。

  • 学生時代バレーボールに打ち込んでいた清。ある事件をきっかけにやめてしまい、今は不倫に走っている。
    バレーボールに触れたいだけで高校の講師になり、不本意な文芸部の顧問になってしまう…。
    さわやかな青春物語。登場人物もいいけど、少しだけちりばめられている文学も良い。

  • え?!って事で
    傷付けて
    傷付けられて
    でも普通に生きて行く

    大なり小なり
    誰でもが抱えていること

    それがホンワカ語られる
    そんな本

  • 高校講師の経験あるから、あの感覚はじいんとくる。

  •  瀬尾まいこさんの本はこれが読んだのが初めてです。
     バレーボールにかつて熱中していた清が講師として文芸部の顧問になる。
     私もかつてスポーツに熱中をしていた当時,文学になんて興味を持ってなかったなぁ,と思いつつ読みました。
     色々なところに,トリガーというか,共感させるようなところが散りばめられていた気がします。
     読みやすくさらりと読み終わることができました。

  • 「バレー部のほうが、毎日同じことの繰り返しじゃないですか。文芸部は何一つ同じことをしていない。僕は毎日違う言葉をはぐくんでいる」

    バレーボール一筋だった主人公が、バレーから離れて教師になり、文芸部の顧問になる話。
    前半主人公が読書に励む唯一の部員に対して思うことが、あーきっと私は周りからこう思われてるんだろうな!って十代の頃に被害妄想してた内容とほぼ同じで胸が苦しかったけれども、多分筆者もこちら側で、彼女の過去の被害妄想を綴ったのだろうから、そりゃあ刺さりもする。
    実際のところ、周囲はこちらを気にもしてなかったろうと今になれば思うのだけど、まあ妄想だったにしろ現実だったにしろ、冒頭で引用した部員の言葉は過去と現在の私の救いになる。(もちろん、運動部を悪く言いたいわけではない。あくまで対私)
    物語は少々都合が良すぎるものの、周囲の男性陣のキャラクターが良く、文章も読みやすかった。

  • " 休んだ翌日の学校は妙な感覚だった。
     教室に行くと、みんなちゃんと席に着いていて、黒板がいつもよりきれいに消してあった。授業では、誰もが真面目にノートを取って、はっきりとした返答をした。
     あまりにもわかりやすい生徒の優しさに私はすっかり照れてしまった。"

    資料ID:W0126646
    請求記号: 913.6||Se 76
    配架場所:1F電動書架C

  • 読後感が良い。青春期がいつまでも続くような、爽やかさが心地好い本。読んでいる最中に思わずプッと笑ってしまったり、共感してみたり、新たな発見ができたり。読み進めることでどんどん穏やかな気持ちになれたのが良かった。

  • 真一文字に横たわる海 が 見えてくるようです
    図書室の棚に収まった本の匂い が 立ち上がってくるようです
    登場する人物たちの語る声 が 聞こえてくるようです

    読んでいるときも
    読み終わった後も

    すがすがしい 気持ちになれることが
    とても うれしい

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著者プロフィール

瀬尾まいこ(せお まいこ)
1974年、大阪府生まれ。大谷女子大学国文科卒。2011年の退職までは、中学校で国語教諭として勤務する傍ら執筆活動を行っていた。2001年『卵の緒』で第7回坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、これが翌年単行本デビュー作となる。2005年『幸福な食卓』で第26回吉川英治文学新人賞、2008年『戸村飯店 青春100連発』で坪田譲治文学賞をそれぞれ受賞。これまでに映画化された作品に、代表作『幸福な食卓』、『天国はまだ遠く』『僕らのごはんは明日で待ってる』。『そして、バトンは渡された』は第31回山本周五郎賞候補、2018年「本の雑誌が選ぶ上半期ベストテン」1位、「キノベス2019」1位に選出、さらに2019年本屋大賞を受賞。2019年6月13日、『優しい音楽』(新装版)を刊行。

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