図書館の神様

著者 :
  • マガジンハウス
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本棚登録 : 3242
レビュー : 634
  • Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838714469

感想・レビュー・書評

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  • 図書館が好きだからという簡単な理由で選んだ本でした。

    が、私の好みに合って、ほのぼのしていて優しい本でした。

  • 文学部、いいな。
    図書室、いいな。

  • 高校時代の出来事がきっかけで清く正しく生きる道からはずれてしまった主人公が新たな一歩を踏み出す話。
    文芸部の唯一の部員である垣内くんに好感が持てた。
    爽やかな文章で主人公の心の揺れが描かれていて読みやすい。
    自分の心のモヤモヤも晴らしてくれる、そんな本です

  • おもしろかった。

    主人公と垣内くんのやりとりがおもしろい。
    垣内くんの詩がイイ!!

    「雨って、昔自分が流した涙かもしれない。心が弱くなったときに、その流しておいた涙が、僕たちを慰めるために、雨になって僕たちを濡らしているんだよ」
    確かに気障ですが、なんかいい。

  • 図らずも高校で文芸部の顧問になってしまった教師と、
    たった一人の文芸部員の生徒とのやりとりが、とてもいいです。
    軽やかな、でも心からの言葉って、すごく人に届くのね。
    国語教師が高校生に文学を教わるってのも面白い。

    いろんなブロガーさんのところで瀬尾まいこさんの本が紹介されていたので
    「いつか読もう」と思ってはいたのですが。
    今までなんで読まなかったんだろう!
    本読みとしては、図書館に神様はいる、と信じたい。

  • この本は随分前に読んだことあると思う。内容ごと、すっかり忘れていたけど。話題になった本だからその頃読んだのかな。

    バレーボール部のチームメイトが自殺したことで自分の中の正義を疑うようになった主人公が、次の目標を見つけられずにすごした1年間。高校の講師となり文芸部の顧問としてひとりの生徒と触れ合いながら、新たな自分を取り戻していく。

    大きな出来事は何も起きない1年間だけど、複数の男性に囲まれて(文学部の高校生、弟、不倫相手、同僚)少しずつ多様性をみとめ、寛容になっていく主人公が柔らかく描かれる。「水清ければ魚棲まず」が印象的だった。

  • ただなんとなく生きている主人公が、させられてる思いしかなかった文芸部の活動をすることで、同級生の死から、不倫関係から独立して新しい生活に希望を見出す物語。
    さらっと読めたけど、心には響かなかったな。
    ただ、垣内君の本に関する考え方に深く共鳴。

  • 高校の講師のきよ。何の情熱も興味もなくたった一人の部員垣内君しかいない文芸部の顧問をする。姉思いの可愛い弟の拓実、愛してるというより甘えられる楽さに幸せを感じる不倫相手の浅見さん。彼女を巡る爽やかな毎日が非常に心地よい小説。

  • 爽やかに、さらっと読めた。主人公の部屋とか、図書室とか、墓地とか、情景が目に浮かんでくる。海が見えて少し田舎の、こんな町に住んで、その町の学校で、本に囲まれている。私には羨ましい環境。ふらふらしているように見える人にも、ちゃんと芯がある。いいなと思った。

  • 早川清 教師

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著者プロフィール

瀬尾まいこ(せお まいこ)
1974年、大阪府生まれ。大谷女子大学国文科卒。2011年の退職までは、中学校で国語教諭として勤務する傍ら執筆活動を行っていた。2001年『卵の緒』で第7回坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、これが翌年単行本デビュー作となる。2005年『幸福な食卓』で第26回吉川英治文学新人賞、2008年『戸村飯店 青春100連発』で坪田譲治文学賞をそれぞれ受賞。これまでに映画化された作品に、代表作『幸福な食卓』、『天国はまだ遠く』『僕らのごはんは明日で待ってる』。『そして、バトンは渡された』は第31回山本周五郎賞候補、2018年「本の雑誌が選ぶ上半期ベストテン」1位、「キノベス2019」1位に選出、さらに2019年本屋大賞を受賞。2019年6月13日、『優しい音楽』(新装版)を刊行。

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