図書館の神様

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  • マガジンハウス
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レビュー : 636
  • Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838714469

感想・レビュー・書評

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  • ただなんとなく生きている主人公が、させられてる思いしかなかった文芸部の活動をすることで、同級生の死から、不倫関係から独立して新しい生活に希望を見出す物語。
    さらっと読めたけど、心には響かなかったな。
    ただ、垣内君の本に関する考え方に深く共鳴。

  • 明るい雰囲気、気のおけないものならではの会話が好きな自分には向かない一冊。図書館の神様というタイトルだが、不倫相手や気の会わない同僚、本気になれない授業などのエピソードが多く、文芸部の顧問であることやたった一人の部員垣内君への描写がいまひとつ希薄なため、散漫な印象を受ける。

  • 好きな雰囲気なのに何か物足りない。タイトルが図書室ではなく図書館な意味が理解できない。

  • タイトルにひかれて手にしたが、これといった何かがあるわけではないがつまらなくもない作品。
    正しいことがいいこととは限らないが、生きていくことに必要なことはなんだろうかということ。
    主人公の清の環境がとてもやわらかで素敵でほのぼのと読める作品でした。

  • 名前の通り清廉潔白に生きることを生きがいにしてきた清。けれど清には、潔白さを求めるあまり他人にもそれを要求してしまう悪癖のせいで、人を自殺に追い込んでしまった過去があった。その出来事をきっかけに清は、情熱も清廉さも忘れ、惰性で生きていくようになる。

    主人公の性格にすごくイライラさせられたけど、彼女は163ページという限られた時間の中ですごく成長した。ご都合主義がないとは言わないけれど爽快感もきちんとあって、大人の青春小説といった感じ。

  • 入りなどは好きだったが、少し淡々としすぎている印象があり、いつの間にかラストをむかえていた。

  • 読み足りないというか、もっと読ませろと思う。
    顔見知り程度の人と街中ですれ違って会釈したくらいの印象。

  • 普通。突っ込みどころも少しある。まあ、爽やかです。

  • 清さん、救われて良かったね。
    ・・・・他にこれといって・・・・。

  • 【感想MEMO】
     
    なんというか、他の瀬尾さん作品が好きなだけに、ちょっと期待はずれでガッカリだった。
    何しろ、主人公の清さんが、傷ついて、その後なんとなく生きてきたという設定になってるけど、そんないい加減で教員試験受かるとは思わない、なんて思った段階で、もうお話に共感できなくて、世界に入り込めなくなってしまう。
    だけど、文芸部の垣内くんの存在は良いかな。
     

著者プロフィール

瀬尾まいこ(せお まいこ)
1974年、大阪府生まれ。大谷女子大学国文科卒。2011年の退職までは、中学校で国語教諭として勤務する傍ら執筆活動を行っていた。2001年『卵の緒』で第7回坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、これが翌年単行本デビュー作となる。2005年『幸福な食卓』で第26回吉川英治文学新人賞、2008年『戸村飯店 青春100連発』で坪田譲治文学賞をそれぞれ受賞。これまでに映画化された作品に、代表作『幸福な食卓』、『天国はまだ遠く』『僕らのごはんは明日で待ってる』。『そして、バトンは渡された』は第31回山本周五郎賞候補、2018年「本の雑誌が選ぶ上半期ベストテン」1位、「キノベス2019」1位に選出、さらに2019年本屋大賞を受賞。2019年6月13日、『優しい音楽』(新装版)を刊行。

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