雨にもまけず粗茶一服

著者 :
  • マガジンハウス
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本棚登録 : 274
レビュー : 47
  • Amazon.co.jp ・本 (427ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838714490

感想・レビュー・書評

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  • 読了日 2018/08/21

    談話室で紹介頂いた一冊。

  • 茶道についてのうんちくがちょっと面倒くさい(笑)ときもあったけど、面白かった!
    ああー、お茶、やってみたいなあ
    と、思える本だった。

    なんやろう、やっぱり何事も「続ける」ってことは大事やね・・・。
    その時は「続けること」が「当たり前」やから、「続けないこと」に、新しい世界があるのではないかと思うけれど、やめてまで何かしたいと強く思わないのであれば、「やめる」よりも「続ける」ほうが得るものは多いような気がした。
    でもって、「続ける」ことに意味があるのかどうかは、その時には案外わからないのかも。

    一皮剥けていくどころでもない遊馬がかわいらしかった(ようは、大して成長していない彼)。
    それでも身の振りは固めたようなので(・・・まさに、1冊かけて・・・)この先どうなるのか結構気になる。確か、続編もあったはず・・・。

    ・・・あった! たぶん、ある!
    図書館でリクエストしよう。^^

    私の現状がこんな感じ(どんな?)なので、この本は、延長した挙句1ページも読めないまま一旦返却してそのまま貸し出しの処理をしてもらい、それやのに期間内には読めずにまた一旦返却して再度貸し出してもらうという、結局1ヶ月は借りてたよね・・・? ちゅう状態でした。

    他に誰も読む人がいなくて、よかった。

    (それもどうかと)

    京都の言葉っていいなぁと思ってしまう1冊でした。^^
    あと、「慶喜」という茶杓が取りざたされるたびにドキドキしました。笑

    (2015.06.13)

  • 弱小流派「坂東巴流」の家元の長男でありながら、全く継ぐ気のない息子遊馬。ある日父親に叱られたことがきっかけで家出をし、ひょんなことから京都の家に下宿することになります。親元や家のしがらみから離れ、改めて自分が何をしたいのか考え直した遊馬。果たして遊馬の選ぶ道とは・・・?お茶の世界に触れたことのない人でもきっと楽しめますよ。

  • 読んで良かった。

  • 茶道の家元の長男が家の跡を継ぎたくない為、家出をした。
    色々あって比叡山で修行する事になった。
    青春物語。

    とても爽やかな青春物語だった。
    ちょっとした季節の移り変わりなどを敏感に感じ取り、掛け軸や茶菓子にその心を表す。茶道に興味が沸いた。

  • 最後が良かった。
    笑ってしまった。

  • 茶道の家元に生まれついた主人公、家業が嫌で家出したけど
    何だかんだで家出先でも茶道が関わってきて・・・というお話。

    主人公の腕前も、点前を無意識でこなす/美味しいお茶が立てられる、ぐらいしか書かれていない
    ので、家元にふさわしい才能のあるなしは分からないが、単純な勝ち負けのない世界だと家元になるのに、
    それが一番大事な条件じゃないかと思った。

    筋の良し悪しはあっても、生まれつきの才能でなく、長年の稽古と躾がものを言うんだと感じさせられた。
    今時の若者らしく突っぱねて反抗しても馬鹿をやっても、
    結局最後は収まるところに収まる。育ちの良さってやっぱり大事だ!
    ラストはにこにこしながら読了。若いっていいなぁ。

  • 茶道家元の長男に生まれた男子が家を継ぐことに違和感を感じて、出奔する話。メインストーリーを軸に茶道にまつわることがバンバン出てくるので、茶道をしている人には、面白いのではなかろうか。最初は取っつきづらかったが、続きの「風にも負けず~」に入ると、スルスル進み、あっという間に読み進んだ。

  • 結局なんだったんだ、と突っ込みを入れたくなるような作品ではありましたけど、
    主人公単に頭の軽くて悪い坊ちゃんだなあ、と思いました。
    これ青春ってタグつけていいのか、と思うレベル。

  • 初、松村栄子作品。
    コミカルでテンポ良く、さくっと読めました。
    遊馬はお金欲しさに家宝を売ろうとしてしまうようなイマドキの男の子なのに、
    ふとした仕草や茶道の事になると普通の人にはできないような振る舞いをさらっとしてしまう。
    そんなギャップが不思議であり、羨ましくもありました。
    身に沁み込んだ振る舞いはそう簡単に抜けるもんじゃないですよね。
    能天気な遊馬と正反対の性格である弟の行馬。
    彼が昔から考えていた壮大な計画を知った時はビックリ!
    そしてラストはほろっとさせられます。
    ドラマ化されても面白いかも。

    【「これからは自分らしく生きることにしたんだ。黒々とした髪七三に分けて、あんこ喰っててもしょうがないだろ」武家茶道家元後嗣・友衛遊馬18歳。彼はそう言って家を出た―。酔狂な茶人たち、ほんのり甘い恋心、そして消えた茶杓…。京の都で繰り広げられる茶ごころたっぷりの傑作エンターテインメント】

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