- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838714902
作品紹介・あらすじ
牢人は抜く手も見せずに太刀を振りかざすと、ずば。長編時代小説。
感想・レビュー・書評
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意味の分からん圧倒的な迫力。クセになる。
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町田節は健在だが、こんな起承転結がハッキリしたストーリーは珍しい。わけのわからんストーリーの長編ではあるがさっくり読めてしまう。
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はじめて読んだ町田の小説。ここから入って正解か。
とにかく面白い。これ以降町田作品をむさぼり読んだ。私の読書史上に残る快作。 -
堪能しました町田節。疾走する文体とライブ感。劇画やスプラッター映画をも連想させるシーンの数々。この語感が癖になるのが解せる。映画もみてみたい。
追記、浪曲になるという噂を聞きつけ、馳せ参じ仕る。 -
探検家の角幡唯介が絶賛していたので読んでみた。でも、何だこりゃ。小説とはいえ、時代小説風なのに時代考証を無視し、次第に不条理小説風かつカオスになっていく。かといって、読むのが嫌になるということもなく、結局最後まで読み通してしまった。
なんかゴチャゴチャで、テーマも何もよく分からないが、オルテガの「大衆の反逆」とかをモチーフにしているのだろうか。カオスなんだけど、復讐劇として完結しているのもまた不思議。 -
映画化されたというので、そういえば買ってあったなと読んだ。おもしろい。一時テレビ時代劇を熱心に見ていたという話が以前のエッセイにあったが、考証なんかむちゃくちゃで、登場人物の名前なんかもどう読んだらいいかわからないぐらいだが、そのテキトー感というかパンク感が最高。
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久しぶりに再読。この作品が現在の文体の原型だったことを再確認。
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好き嫌いが別れる作品。自分は大好き。文学の楽しさがいろいろあることを教えてくれる。素晴らしい。