長崎くんの指

著者 :
  • マガジンハウス
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本棚登録 : 219
レビュー : 42
  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838716845

感想・レビュー・書評

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  • とても静かな雰囲気の小説だが、不思議な事がいっぱい。
    主人公が自由な感じが心地よい。

  • アマレットの直飲みって、ものすごく甘そうですね。

  • ひとつのさびれた遊園地にまつわる短編集。
    明るい未来のない、ゆるく退廃的な感じがする。
    マリアさんがいい。

  • 普通に読み始めたけど、コレホラーなんですかね。
    怖かったです。
    古い遊園地に関わる人たちの連作短編。

  • 「コキリコ・ピクニックランド」という風変わりな遊園地を舞台に綴られる短編連作集。「長崎くんの指」ちょっと小川洋子っぽいかな。「バタフライガーデン」蝶の庭で過ごす夜。「アマレット」マリアさんと観覧車係の森田さんの交流。「道ばたさん」記憶喪失(?)の道ばたさんとの日々。「横穴式」恐怖の洞窟アトラクション。「長崎くんの今」立ったまま眠ってしまう長崎くんがパパになる?「夕暮れのひなたの国(あとがきにかえて)」おねいさんの話。これが一番ぞくっときた。実話なのでしょうか。これだけちょっと特別。

  • 成り行き。
    ぜんぶ成り行きってこと。

    *

    6人の主人公たちの、誰一人にも、積極的な何、があるとはいえなくて。
    それなのに、少しずつ普通じゃないドラマが展開されて。(そうして「普通」がわからなくなる)

    そんな、常に常に覚醒状態で意識的に生きるなんてことは出来なくて、
    いやむしろ、極端な緊張状態のときこそ、むしろ夢の中でするような気持ちでしか行動は選び取れないのだから、
    なるほど物語なんてこんなものだ、と思う。

    たわいもないというか。

    *

    何はともあれアマレットが飲みたくなります←ただのノン兵衛。
    物語の中のお酒とか食べ物の描写って好きだわ。

    「こっくりと濃くて甘いその飲み物は、喉を熱く舐めるように身体の中に落ちていった」

    「こんな甘い酒がやめられなくなるなんて、あんた、疲れとるんじゃないかね。
    そうだ、あんた乗ってみるかい?例の、あれに」

    *

    今日は月が綺麗です。明るくって。

  • 寂れた遊園地みたいに、閑散とした空気が流れてる小説です。

  • さびれた遊園地をめぐる短編集短編ごとに何かしら遊具(アトラクション?)が関わってきます色んな人が、色んなものをかかえてやってくる遊園地。重かったり、素敵だったり、でもやっぱり知らない人同士がすれ違う遊園地の雰囲気、「すれ違ってそれで、それだけ」のようなものがある気がしました。なかなかよかったです。街で、電車で、駅で、毎日たくさんの人とすれ違って、みんなにそれぞれ「その人」があると思うと気が遠くなるけど、この本はいい方にそのことを語ってくれてるような。少しその後が気になる話もありました。気になるだけで、書き切ってはいないのがまたいいのかな。


  • 結局何がどうなったのか

  • ある古い遊園地をめぐる短篇集。空気感は好きだが、もう一歩という感じだった。

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著者プロフィール

1963年、広島生まれ。歌人、小説家。絵本や童話、イラストレーションも手がける。歌壇、角川短歌賞選考委員。東京新聞歌壇選者。「草かんむりの訪問者」で第7回歌壇賞、『いとも森の家』で第31回坪田譲治文学賞を受賞。歌集に『十階』、小説に『水銀灯が消えるまで』『とりつくしま』『さようなら窓』、エッセイ集に『短歌の不思議』、穂村弘との共著『回転ドアは、順番に』『しびれる短歌』がある。

「2019年 『春原さんのリコーダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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