変奏曲 vol.1 (1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838717743

感想・レビュー・書評

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  • 元祖音楽漫画、と言うよりは元祖やおい(BLではない)漫画とも言うべき竹宮&増山コンビの原点漫画。結構唐突にキスシーンやらベッドシーンがあるので、話の筋に関係のないサービスカットにしか思えず、そこら辺がちょっと全体的に話の腰を折っているような気がしました。竹宮先生の美麗な画風はため息ものなのですが、ストーリーがガチャガチャしてるかなぁ、と言う感じです。同人っぽいというか、ある種の同類に向けて描かれている感じがしました。そして面白いと思ったのは、BLの主流ジャンルとは違い、主役2人はそれぞれ異性の配偶者と愛し合って結婚して子供を設けているんですよね。少年愛ものとは別物で(メチェック氏は生粋だけど)、フリーな肉体関係(恋愛感情より友情的な意味合いが強く)が描かれており、それがBLと言うより、懐古的な意味でやおいと称した方がしっくり来るように感じました。

  • 3巻全部読んだけど、竹宮さんに作品によってはもう一人の原作者とも言える人がいるというのに驚きました。
    好きな話とそうでもない話とがあって、時期も前後することもあってキャラクターの心情とかも一貫していない印象を持ったりしましたが、そうじゃないんだろうな、たぶん。

  • 2人の音楽の天才少年の話。
    ピアニストのウォルフと、ヴァイオリニストのエドナンの友情と愛情がすごく複雑でひきこまれました。
    評論家のボブやウォルフの妹アネット側からのストーリーもおもしろかったです。

  • 1のみ

  • 2巻まで既読。

  • まあ、原点のひとつなので外せないよなぁ
    画集とかもってました。
    多分実家にあります。

  • エドアルドさんが綺麗。

  • もちろんわたしはエドナンが大好きです^^^…

  • 美しいのは表紙だけではありません

  • 今10代の私にとっては、時代を感じる作品でしたが
    こういう時代観も良いな、と。
    名作なので、興味のある方は是非どうぞv
    BL要素有ですが、現代のそれとはかなり違うと思います。

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著者プロフィール

1950年、徳島市に生まれる。徳島大学教育学部中退。68年『リンゴの罪』でデビュー。70年、雑誌連載をきっかけに上京。以後、SF、同性愛、音楽、歴史などを題材に多彩な執筆活動を展開。80年、『風と木の詩(うた)』『地球(テラ)へ…』により第25回小学館漫画賞を受賞。主な作品に『ファラオの墓』『イズァローン伝説』『私を月まで連れてって!』『紅にほふ』『天馬の血族』『マンガ日本の古典 吾妻鏡』などがある。京都精華大学にて2000年~教授就任。14年~18年学長。2014年紫綬褒章受章。

「2021年 『扉はひらく いくたびも 時代の証言者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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