「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!

著者 : 池田千恵

• マガジンハウス (2009年7月23日発売)

感想・レビュー・書評

[なおきさんの感想 · 2018年11月5日]

"千恵ちゃん"のぶりっこ元OLの自慢本。正しいことを言っているのに、甘えぶりっこ口調の文章、「わたしはのろまで馬鹿だけど、こんなにがんばったんですぅ」というような自慢話が続き辟易とする。また、著者は、派遣の品格の篠原涼子のような資格オタク。

読むに耐えないのでかなり読み飛ばした。こんなひどい文章で自己啓発本を出版した出版社・編集者の品格を疑う。この本がベストセラーのような扱いになっているのも疑う。

元祖時間徹底活用オタクといえば勝間勝代女史だが、勝間氏に追いつくのは無理と思った女性でも、がんばれば千恵ちゃんには追いつけるかも♪ルン、と思わせるものはある。

一部よいところを言うのでメモ。

時間というのは、命を削って生まれるもの。「死ぬ」ことに向かって進んでいる。

勝間氏の時間の４象限を、千恵ちゃん流にアレンジ
<table border="1<tr><td></td><td>緊急</td><td>緊急ではない</td></tr><tr><td>重要</td><td>食いぶち</td><td>種まき</td></tr><tr><td>重要ではない</td><td>日課</td><td>思いつき</td></tr></table>

[さやちゃんさんの感想 · 2018年5月24日]

朝が一番自分の時間が取れると思って、参考になることがあればと思って。ただ頑張りが必要な精神論なので合わない。

[やなぎさんの感想 · 2012年5月31日]

著者が会社員時代の経験を朝４時起きのメゾットに絡めて説明しているだけ。特に深い内容ではない。古本にて購入で十分な本。

[kurodamaさんの感想 · 2009年9月21日]

とにかく苦労して、この４時起き生活に行き着いたのが分かる。
確かに、朝早起きの効用は大きい。「朝、少しだけ割り切ってしまえばいい」と、あとは気合いで起きるだけ起きてしまえという。低血圧の自分にとっては、朝からしゃきっとするまでに１時間くらいかかってしまうので、どうも効率的とは思えないけども、今でさえ、始業の１時間前には会社に入っているので、朝早起きする効果はよく分かる。２時間あれば、かなり違うかなとも思うので、ちょっと頑張ってみよう。
効用としては、&#9312;クリアな頭で急ぎではないけれど重要なことをじっくり考えられる&#9313;段取りをじっくり考えられるので、仕事が早く終わり、プライベートに時間が割ける&#9314;睡眠時間を確保するために早く寝ようと、逆算してものを考えることができ、効率アップ。
しかし、内容は本当に早起きしましょう。以上。
パワポ作るアシスタントで４時に起きる必要が本当にあるのだろうか。。。

著者プロフィール

池田千恵（いけだ・ちえ）
株式会社 朝６時代表取締役。
早起きトレーナー。国家資格キャリアコンサルタント。
外食ベンチャー、外資系戦略コンサルティング会社を経て、２００９年に『「朝４時起き」で、すべてがうまく回りだす！』（マガジンハウス）を刊行。ベストセラーとなり、「朝活の第一人者」と呼ばれるようになる。２０１０年よりプロデュースを手掛けている『朝活手帳』は、13年連続で刊行中。
朝１時間の業務改革による生産性向上、働き方改革のための手法を企業に指導しているほか、朝活で人生１００年時代のキャリアを考えるコミュニティ「朝キャリ」を通じて、人それぞれの働き方・ライフスタイル・目的に応じた朝活の形を提案している。小学生の子供を育てるワーキングマザー。
主な著書に、『ＭＥ ＴＩＭＥ 自分を後回しにしない「私時間」のつくり方』（ディスカヴァー・トゥエンティワン）、『「朝１時間」ですべてが変わる　モーニングルーティン』（日本実業出版社）などがある。

「2023年 『週末朝活』 で使われていた紹介文から引用しています。」