9の扉 リレー短編集

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感想 : 79
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838720040

感想・レビュー・書評

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  • 九人の作家が前の作家のお題をもとに作品を書いていくリレー小説。好きな作家さんばっかりだし、内容もこってたりひねってたりで面白かった!前の人の設定をうまく使ってたり。個人的に好きなのは貫井徳郎と歌野晶午のです。

  • 9人の作家によるリレー短編集。
    辻村さんが参加しているので手にしましたが、どの先生の作品も楽しく読みました。リレー作品の醍醐味、他の作品とのリンクを見つけるたびにどきどきします。渡された御題を各々ここぞと捻って昇華させていく様子は見ていて飽きません。
    一遍一遍が丁度良い長さで内容もあまり複雑すぎず、すらすらと読めるのも魅力です。

    個人的には法月さんの猫が可愛いくて好き。

  • いろんな繋がりのある話で面白い。
    リレー方式の逆回転であとがきあるのが面白い。

  • 多分書いている人達が、一番楽しかったんではないだろうか。遊び心があるよねえ。

  • 案外この世界は狭いのかもしれないね

    ブラックジョーク→バッドテイストのつなぎかた結構好きです

    何気に、フォントが違うってのも

  • 面白い趣向で、あとがきまで楽しめるリレー短編集。
    個人的にはよりつながりが感じられた中盤以降が楽しめた。
    特に最後の辻村さんでキレイにまとまったと思う。

  • いやー、この短篇はおもしろかった
    こんな遊びができる作家という仕事がうらやましい!

  • リレー小説、だけど連作短編のような雰囲気で読める一冊。やや不思議な話あり、ブラックな話あり、といろいろ楽しめます。
    お気に入りは鳥飼否宇「ブラックジョーク」。そして貫井徳郎「帳尻」とそれに続く歌野晶午「母ちゃん、おれだよ、おれおれ」。どれをとっても、なんともブラックでした。個人的にはこういうの大好きです。

  • 面白かった〜
    すべてよかったけど、特に

    迷い猫              法月 綸太郎 
    キラキラコウモリ         殊農 将之
    ブラックジョーク         鳥飼 否宇
    バッド・テイスト         麻耶 雄嵩
    帳尻               貫井 徳郎 
    母ちゃん、おれだよ、おれおれ   歌野 晶午

    は最高でした!  ありがとう:)

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著者プロフィール

1949年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。大学時代はミステリ・クラブに所属。母校埼玉県立春日部高校で国語を教えるかたわら、89年、「覆面作家」として『空飛ぶ馬』でデビュー。91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞を受賞。著作に『ニッポン硬貨の謎』(本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞)『鷺と雪』(直木三十五賞受賞)などがある。読書家として知られ、評論やエッセイ、アンソロジーなど幅広い分野で活躍を続けている。2016年日本ミステリー文学大賞受賞。

「2021年 『盤上の敵 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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