めぐりあう日々の用品 ずっと使いたい87のもの

著者 :
  • マガジンハウス
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838721603

感想・レビュー・書評

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  • 気になったもの。
    Canyonのトリガー・スプレーヤー
    アメリカのバンカーズボックス
    マーナ 注ぎ口洗いブラシ4点セット
    堀内カラー パーマセルテープ
    パシフィックファニチャーサービス パーツセンター(P.F.S PARTS CENTER) 真鍮や陶磁器のパーツ

    津田晴美さんの著書はとても好きだけど、これはなんだかあまり面白くなかったな。
    昔ならこういう情報は貴重だったけど、今はネットで簡単に見つけられちゃうもんなぁ…だからこの本が魅力がないと感じてしまうのかな?と思ったけど、2010年発行なのね、この本。あれれ?

  • 私の中で津田晴美さんはコンランショップ日本上陸の時期と重なっているまぶしい存在です。

    ちくま文庫になっている何冊かは、あの時期のリッチな日本の中にあって、いいものを長く使おう、経験を積んで目を養おうというコンセプトをしっかり持っていた本でした。

    ですが今一つ津田さんがブレイクしなかった理由がこの本の中にある気がします。
    津田さんのお気に入りのものを一つずつ紹介するこの本。
    なんだか地味なのですね(津田さん風)。
    どれもよいものなのだろうし、これらが一堂に収められた空間はきっと調和のとれた素敵な空間なんだろうと思います。
    それでもピンと来ない。

    もしかして、添えられた短文が面白くないのかな、と。
    そもそも今までのエッセイも、素敵ではあったし背筋が伸びる思いではあったのだけど、面白くはなかった。
    ユーモア、というのでしょうか。
    サービス精神、というのでしょうか。
    読んでいる人に何かを伝えたいという感じがせず、「独り言だけど聞きたければ聞いてって」という、コミュ委ケーションが成立しているようでしていない、ちょっと寒々しい気持ちになる読後なのです、私にとって。

    衣食住に関しては、本を手に取るなら何かを伝えたい、知ってほしい、という気持ちが見える作品に人が集まるのだろうと思った今回でした。

    本当に個人的な印象にすぎませんけれども…。

  • ページをめくると素敵なものがある。
    この生活をする主婦力がわたしにはないけれど...

    ものを大切に、いいものをながく。
    素敵だけど今は毎日があっという間に過ぎて行くし自分の生活にゆとりが出来たらこういうのも悪くない。

    かといって安物買いの銭失いは嫌だけれど。

  • 日常生活をグレードアップする87の物の写真とエッセイ。
    へぇーっと思うものや、こんなに値段がするのかとか色々考えながら欲しいなあと思いつつ、捲るのが面白い本。

    種類がかなり雑多なので少しは好みのものがあるかも。

  • テーマに合わせて、
    モノを紹介している本。
    私は、モノを大切にする様子が伺えるこの本が好きです。
    気になるモノをメモして、
    将来手に入れて、
    自分の生活に取り入れたいと思いました。

  • インテリアスタイリスト、空間プランナーの著者が女性誌『クロワッサン』に連載していたエッセイ集だ。
    毎回ひとつの用品を写真つきで取り上げ、それについて短い文章で語っている。
    こういう、ちょっと素敵な品の紹介、という体裁の本は好きなんだけれど、どうもこの人の「~なのですね。」という言い回しやスタンスが合わなくていまいち楽しめなかった。
    単純に好みというか相性の問題だろうから、こればかりは仕方ない。

  • 津田晴美さんの「小さな生活」という著書は私にとってずっとバイブルのような一冊でした。
    その後出版された著書も読んできましたが、年を経てもなおスタイルが貫かれていることにある種感動してしまいます。

    窓ガラスをスキージーという道具を使って磨くようになったのも、シャーレーやビーカーなどといった狭い範囲での実用品の美しさに目を留めるようになったのも、津田さんの影響です。
    津田さんの目線で選ばれた日々の実用品、説得力があります。
    初めて知るものもたくさん。
    なぜ、これがいいのか、これでなくてはいけないのか、そのこだわりこそが、使うたびに愛着のわくモノと出会うための大切なルールなんだと気づかされます。(Y)

  • @0218286722

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