- Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838721689
感想・レビュー・書評
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ドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリン、セロトニン、メラトニン、アセチルコリン、エンドルフィンについて紹介されている本です。読みながら、脳みそが飽和状態になりそうでした。ノートにまとめてみて、なるほど!と納得しました。
脳内物質のそれぞれの特性を知り、それぞれを活かしていくためにはどのようにすればいいか、というヒントがたくさん紹介されています。
「とりあえず始める」ことが根拠のあることだとわかり、目からウロコでした。
メンタル面での支援において、科学的な根拠を求められたときに、助けになりそうな一冊だと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
脳内物質を題材に、思考法や習慣について述べるアプローチが新鮮だった。
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ビジネス
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図書館で借りた。2010年今から6年前に出版
。
脳内物質が明らかになるにつれて、それをうまく利用しようという試みがなされている。医療はもとより、個人が自分の仕事で脳内物質をコントロール出来ればという考えで書かれている。
もちろん、それでコントロール出来れば良いが、働くというのは人間関係や業績によるところが大きく、自分が変わることに限界がある。 -
脳内で分泌される7つのホルモン物質が、どの様にして作用しどうすると分泌されるのかが書いてあり、腑に落ちやすく即使える。
要点を抜粋。
・「なに不自由ない生活」「満足した生活」ではドーパミンが出なく、それ以上の目標設定や目標達成が出来なくなり、幸福感が得られなくなる
・10年20年という努力の先に幸せがあるのではなく、その努力をしている「今」が、実は一番幸せ
・「心臓がドキドキするのは脳も身体も最高のパフォーマンスを発揮できる状態」
・側坐核の神経細胞はある程度の「刺激」がないと活動を始めない。
とにかく行動すると側坐核が刺激され「アセチルコリン」と言う物質が分泌され、どんどん気分が乗ってくる。
すなわち「やる気が出ないから、とりあえず始める」 -
脳内物質にはいくつかの種類がある。これらの特徴を簡易に教えてくれる。生活習慣をなんらか変える時に、脳内物質の作用、効用を理解することでより良い行動の選択に役立つとおもう。生活の向上を図りたい場合に役に立つとおもう。
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ドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリン、セロトニン、メラトニン、アセチルコリン、エンドルフィン。
更に知見が増えて、直接摂取できるようになっていくんでしょうね。今のビタミン薬みたいに。 -
「苦しいが楽しいに変わる本」を読み、著者に感心が湧き、本書を読んでみた。今のストレス社会を乗り切る上での、具体的メソッドがわかりやすく書かれている。7つの脳内物質の分泌を意識した行動で、「心と体の健康」を両立が可能になる。仕事に忙殺されているビジネスマンには、是非必読をお勧めしたい。科学的根拠があるのも、説得力がある。
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今まで、経験則として身につけていた仕事・勉強のノウハウが、
脳内物質を通して、客観的に論拠づけられていて、とても興味深かった。
内容もよくまとまっていて、読みやすかった。
後は、これを知識としてでなく、行動に反映させていかないと。