- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838722563
感想・レビュー・書評
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京都の街並みや店構えをもっと知っていたらもっと楽しめるだろうと思う。京都は観光で何回か行ったが、こういう風に飲み歩きするのも憧れる。
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美味しそうに書くんだよなぁ。酒好きが読んだらワクワクする本。酒を飲む描写が臨場感あって喉が渇いてくる。
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旅の醍醐味はその土地の旨い物を食べること。それがひとり旅になると、より一層の下調べが必要となる。実際、著書も昼過ぎにホテルに投宿するやいなや、必ず今宵候補の店の下見に出掛けている。その日の珠玉の一杯を求めて準備をはは怠らない著者が、「せめて一週間、仕事も家庭も捨て、単身で一つの町に住んでみよう。一週間、好きなところに引っ越して毎夜酒を飲もう。ささやかな夢の実現だ。行き先は京都に決めた。」と高らかに宣言し、夏と冬の2つの季節に、ひたすら飲んだ食べた異色の京都酔いどれ紀行。滞在中、著者は「昼酒」「寺社巡り」をせず、夜に備える。朝は香り高い珈琲で覚醒し、昼はそばかうどんを胃の腑におさめ、散歩をし、買物をし、ホテルに戻り一休み。日が傾き始めた頃に暖簾をくぐる。毎夜平均<居酒屋2軒+バー1軒>のパターンを忠実にこなす。訪れた店の数51軒(巻末にリストあり)。料理長のお任せで料理が出されるカウンター割烹は1軒も出てこない。高くて7千円程度。単品で注文できるお店ばかり。著者がこれまで何度も訪ねた店では懐かしい話に花が咲き、初めての店では、張りつめた緊張感がみなぎる。次第に美味なる酒肴と程よい酔いが相好をほろりと崩してゆく。そんな様子が紙面を通じて伝わってくる。「京都を『酒』『肴』でめぐる一週間の旅」。ああ、なんと濃醇な時間であろうかと思う。
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京都の魅力にはまった僕はいろいろな神社仏閣、レストランなどを訪れた。だけど考えてみれば京都で居酒屋へは数回しか行っていない。
本書を読む内に行ってみたい居酒屋やバーが増えてきた。
実際、いくつかの店には行ってみた。
自分なりに良い店もあったし、そうで無い店も。
店主と話せるときは、本書を見て来たと言う。
それが縁で何回も行っている店もある。
すでに閉店してしまった店もあるが、京都へ行くときに下調べをするにも良い本だと思う。 -
ひとりで京都に出かけた時に買った本。参考にさせてもらいました。
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京都で一人酒はちょっと勇気が要りますね。わたしは居酒屋よりも小料理屋でひとりちびちび呑むのが好きです。カウンターの中の大将や女将さんや隣合わせになった常連さんと他愛のない話をしながら呑むぬる燗が好きです。でもせっかくこの本で情報を得たのだから、初夏の頃に妻と娘と三人で京都のまちで呑みましょうか。
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さすがに美味しそうな店ばかり.
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この通りに、ひとり旅しよう!なかなか良かった。
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やや通ぶってる感は否めないところだけれど、よその人が京都に入り込むにはそれくらいの図々しさが必要なのかもしれない。お酒が飲めたら世界が広がるのになあ、と思った。
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昼間っから、飲んで歩いて、いいもんだ~。と、自分もふらふらしている気分になってみる。