時代を生きる力

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  • マガジンハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838722648

作品紹介・あらすじ

変化を恐れない心と決断の速度をもって21世紀を生き抜くためのQ&A71。話題の人物・高城剛が提言する未曾有の危機に隠された、日本変革のチャンス。

感想・レビュー・書評

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  • 個人が自ら危機対策できるような準備をしておかなければならない。
    他者との共有する力が必要になってくる。
    仕事は2つ以上のものを専門的にできるようにする。
    職場と家以外に行きつけの場所が必要。
    「エネルギー自炊」という言葉はもっと広まってほしい。
    海外でも働ける実力と自信を持つこと。
    2018年〜2020年に予想されている日本の変化に対応できるようにしておかなければならない。
    1964年の東京オリンピックの後の日本は不況だったから2020年の東京オリンピックの後の日本が心配になる。

  • 今に通ずる話も結構あってすご

  • 8年経ったてから読んでみても、概ね予想通りになっていて感心します
    (個人的に変わって欲しいとい思うところがナカナカ変わらないのが日本の文化・空気なのか)

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  • いつもの内容になってしまいました。
    消化本

  • 相変わらず目の付け所がすごい。こういう感覚は世界を飛び回っている人ならでは。

  • 高城剛の「時代を生きる力」を読んで、21世紀の生き方の提案が面白かったのでまとめてる


    まず、ライフスタイルをできるだけ分散する
    それから、水・食料、エネルギー、外交、医療、娯楽、宗教、哲学、自然に関しては、個人で入手する手段を確保することや、信頼できる親友と共有することをめざす。

    ライフスタイルの分散については、
    住む場所や仕事も2地点以上で2つ以上の仕事をすることを目指ざす。
    定義としては、
    1、ひとつのことにこだわりすぎず、可能性のあるふたつの事を並行して進める柔らかい発想を持つこと
    2、組み合わせ可能なものを探したり、組み合わせるのがうまい職業の人を、評価し、観察し、まねてみること
    3、実際に、何と何とを組み合わせると可能性や楽しみが広がるかを、自分なりに試してみること。
    4、マルチスペシャリストを目指し、ふたつ以上の分野でスペシャリストになるためにはどうすればいいか徹底的に挑戦すること。
    5、生活時間帯を見直し、住む場所を見直し、自分なりのバランスポイントを早急に探しだすこと。

    水・食料について
    食べる量を減らす。1日2食で充分な生活にしてみる。
    自分で食料を作ってみるか、自分の目の届く範囲の場所から入手してみる。
    水も自分で汲んでみる。汲める場所を探すか確保する。
    ソ連時代のダーチャを参考にしてみる。

    エネルギーについて
    小さなソーラーパネルからはじめて、中型のものや軍用品を試してみる。
    蓄電と放電の感覚を実感してみることが大切。
    次に、信頼できる仲間と中型発電を試してみる。
    ソーラー以外にコージェネや水力、風力発電も考えてみる。
    ゆくゆくは「オーガニックシェルター」を目指す。

    外交について
    海外に友人を増やしておくことや、移住の可能性も早めに検討しておく。
    英語とコンピュータの知識をつける。
    英語はフィリピンのマンツーマンの英会話レッスンがコストパフォーマンスが良い
    コンピュータは例えば写真のフォトレタッチなどは根気入るが英語力などはあまり必要ない。
    どこでも働いて、どこでも生き抜くという気骨が大切。

    医療について
    自分の体質を徹底的に知ること。健康管理と可能な限りの予防。身体と医学の最低限の知識を持つこと。
    緊急時に対応できる最新のテクノロジー医療と、予防、根幹医療の太古からの代替医療のハイブリッドを目指す。

    娯楽について
    緊張感の続く時代は「娯楽」が大切。
    自分にとっての娯楽な何か?をとことんやってみる。
    ドキュメンタリーや史実に基づいた物語は流行りそう。

    宗教、哲学、自然について
    時代は宗教や哲学など精神的なものに注目が集まっている。
    そういった中で大切にするべきことは、「畏敬の念をもって、自然を大切にすること」だと思う
    「自然とは何か?」を深く考えることが日本の次の産業の光になる。
    太陰太陽暦を使ってみるのもいいね。

    21世紀の生き方について
    一番大切なことは、変化を恐れないこころと決断のスピード。
    自分の直感力を信じて、個人でしっかりとしたビジョンを持つこと。
    物や仕組みなどの他者に依存しないためにも、徹底的に自己との対話をしなければならない。

    自分が本当にしたいことは何なのか?
    自分にとって本当に大切なものは何なのか?
    そして、自分とは何なのか?
    をいかに早くどこまで追求できるか?が大切。

    自分の物語を迷わず進むためにも、徹底的な自己との対話が大切。
    ちゃんと向きあえていれば、その中から、必ず解答がみつかる。

    他人に誤解されることを恐れず、すべての人に理解されようと思わないこと。
    一刻も早く「出る杭になる」個人の自由と責任を各々が取り戻すこと。
    そして、依存せず確立した個を持ち、その上で信頼に足る仲間を増やす。

    本当のご縁を見逃さないためにも、自分としっかり対話できているかが問われる。
    「つながる」のは他者ではなく、自分の心である。

    ハイブリッドなライフスタイル、ふたつの場所、ふたつの職業、ふたつの考え方を目指す。
    何があっても柔軟に生きられるように、コンパクトに生きる。

    俯瞰的に世界の中の自分のポジションを見直すと、個人、共有された個人、家族や小さな集団、地域、国家、提携国家、世界という複数のレイヤーに分かれていて、そのレイヤーを素早く行き来して生きていかねばならない事がわかる。

    そしてそれらのレイヤーは、デジタル形成されることもあるし、移動することもあるし、平行する場合もあるし、ゆるやかな提携のような場合もある。
    このレイヤーが多ければ多いほど、リスクは減り、楽しくなる。

    変化の時代に、誰よりも素早く大胆に変わること。変化に受動ではなく能動的で、挑戦的かつ楽しく柔軟であること。

    このような生活はハイブリッドで多面的になる。20世紀に分断されていた頭と心、右脳と左脳を統合すること。

    なぜなら、今の社会はどこか間違っている、と思っていたも、その隙間をごまかすために、物欲などで満たしてきて、右脳と左脳を分断していた。

    心や直感のようなものと、頭で考えぬいた効率性の追求の狭間を、物欲や適当な娯楽、本当はいらない情報などで埋めてごまかしていた。

    今後の社会はこのふたつの衝突がますます激しくなる。
    だから個人は、右でも左でもなく、この統合こそ21世紀を生き抜く鍵がある。

    外的なものは、分散を得て共有へ。
    内的なものは、統合されるべき。
    20世紀の自分と決別して。

    それが21世紀の生き方。

  • 高城さんの独自の視点で、これからの時代を生きる力を書いた一冊。
    特に日本のシステム、マスコミの姿勢に関して、ここが変わらないと日本が変わらないという視点には大いに納得した。きっと変わらないし、個人で理解して行動するしかないだろう。2018年をターニングポイントにしており、オリンピック後の日本の姿を想像してそこに向けて動こうと思う。まずは目先のブラジルオリンピックの動向とその後を注目しよう。
    高城さんは英語とテクノロジーを駆使して、圧倒的な個人になり、世界にでることの重要性を教えてくれる。

  • ライフスタイルについて考える。
    次世代エネルギーについて考える。

    以下レバレッジメモ

    そういった全世界の動きの中で日本のIT産業もエネルギーに向かっているのですか?
    残念ながら日本のIT産業は未だに株価を気にしながら国内だけのコミュニティサービスやものを売っているような会社ばかりです。ITの先駆者こそが向かう先は次世代エネルギーなのは間違いないし,今からでも遅くはないと思っています。
    どんなに大変でもたとえ小さくてもエネルギー産業を考えるべき時が今なのです。それはまだコンピュータが世の中に普及する以前のような感じに近く,コンピュータ業界にはスーツを着ている人は誰もいなくて,皆自由な発想をもっていました。当時の大企業のIBMを東電だとすると,アップルのような会社の登場が待たれる時代が今なんだと思います。だから今はスーツは着ていないけど,エネルギーを仕事にしようとする人達に,次の日本の光があると思います。フロンティアスピリッツはどんな時代もスーツを着ていないから。
    エネルギー自炊をしたくても,個人で発電を出来る人は限られていると思いますが?
    その通りです,今後重要だと思われるクラスターは,個人でもなく,地域や国家でもなく,ある程度信頼が置ける人達との小さな集団であり,そこでの共有という概念です。友人同士で作る小さな村を想像すると分かりやすいと思います。そこで発電システムなどを共有すればいいのです。僕は常々インターネットで起きたことは実社会でも起きると話しています。ネットの中にある緩やかなコミュニティで,数人の管理者がいるような常にテンポラリーな共同体が生まれることでしょう。
    簡単にいうとヴァーチャルヴィレッジと今までの家の二重生活のようなものでしょうか?
    二重生活ではなく,ライフスタイルの分散を意味します。住む場所も,出来れば仕事も二点以上で二つ以上の仕事をすることをずっと進めています。僕はこれをハイブリッドと呼んでいます。東京で営業職のサラリーマンをやり,週末だけ農業でもカメラマンでも作家でも電力マンでも構いませんし,明確に仕事をわけづらい,オンラインで何かを販売するようなことでもいいかもしれません。やってみることが大切だと思います。僕は今から5年程前に出版した自著でハイブリッドのライフスタイルを以下のように定義しています。1、一つのことにこだわりすぎず,可能性がある二つのことを平行して進める柔らかい発想を持つこと 2、組み合わせ可能なものを探したり,組み合わせるのがうまい職業の人を評価し,観察し,真似てみること。3、実際に何と何とを組み合わせると可能性や楽しみが広がるかを自分なりに試してみること4、マルチスペシャリストを目指し,二つ以上の分野でスペシャリストになるためにどうしたらいいか徹底的に挑戦すること5、生活時間帯を見直し,住む場所を見直し,自分なりのバランスポイントを早急に探し出すこと。この変化の時代に,誰よりも素早く大胆に変わること。変化に受動的でなく,能動的で挑戦的かつ楽しく柔軟であること,が大事なのです。同じようにエネルギーも電力会社から購入する場合もあれば,自分達でエネルギー自炊もする,出来る限りハイブリッド化するのがいいでしょう。食物も同じで,スーパーやコンビニで購入するのと,自作や目の届く範囲から入手するようなことが出来れば,なお良いと思います。このような提案は,お金がかかると思われますが,しっかり計画すればお金はかかりません。むしろ、コストリスクを分散出来るのです。実際利便性が少し悪ければ,安い土地はかなりあります。それより,ライフスタイルを変える自分自身の決断のようなものが,最大の障害になるでしょう。それは20世紀との決別を意味するだろうから。また、このハイブリッドとは,個人のライフスタイルだけをささなくなりました。先日,スイスの制約会社を買収したばかりの武田薬品は,今後は海外と日本の2本社制度もありえる。と言っています。日本的な企業が次々に変化し,ハイブリッド化するでしょう。

  • * サバイバル用品
    - エマージェンシーブランケット
    - 衛星スマートフォン TerreStar GENUS
    - ろ過ストロー ストロー浄水器 mizu-Q
    - 宇宙食
    - ソーラーパネル パワーフィルム AAソーラーチャージャー
    - 防寒着 SKINS A400 メンズロングスリーブトップ,メンズロングタイツ
    - iPad

    * ショックドクトリン 災害時に極端に法律を変える
    * エネルギー自炊
    * バーチャルビレッジを湧水のそばに
    * ハイパーノマド(ジャックアタリ) ゴールドカラー(ロバートケリー)
    * オーガニックシェルター

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著者プロフィール

高城 剛(たかしろ つよし)
1964年東京都葛飾区柴又生まれ。
日本大学芸術学部在学中に、「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。自身も数多くのメディアに登場し、NIKE、NTT、パナソニック、ソニー・プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。2008年より、拠点を欧州へ移し活動。現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。著書に『世界はすでに破綻しているのか?』『空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか?』『カジノとIR。日本の未来を決めるのはどっちだっ!?』(集英社)、『ヤバいぜっ! デジタル日本』『オーガニック革命』(集英社新書)、『2035年の世界』(PHP研究所)、『人生を変える南の島々』『LIFE PACKING2.1 未来を生きるためのモノと知恵』(パブラボ)などがある。

「2017年 『不老超寿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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