前向き。 93歳、現役。明晰に暮らす吉沢久子の生活術

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  • マガジンハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838722969

感想・レビュー・書評

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  • 老後の一人暮らしと聞くと、私の場合、不安なイメージを抱きやすい。この本は、93歳で一人暮らしをしている著者の生活エッセイです。素敵に歳を重ねていらっしゃる言葉を読むと、工夫して生活している姿に、未来が想像しやすくなります。年齢を重ねると、できることが限られてくることも未来が不安なことも、みんな同じだから、不安もほどほどに。

    真似たいことは、料理を楽しむ(外食も楽しむ!)、冷蔵庫の中のものを食べきる、余分なものは買わずに質素に暮らす。

  • 自分も食事に気をつけながら、前向きな考えと感謝を忘れず生きていきたい。

  • 自然体で生きることのなんと素晴らしいことか。

  • 〈本から〉
    ”台所点前”の教えを守りながらも、ときには
    ルーズな自分も許す。

    私は先方の様子がわからないうちにお見舞いに行く、
    とうのはどうかと思っています。苦しいときは
    なるべくなら人にみられたくないはずです。葉書を
    お送りするほうがずっといい。あるいは、お見舞いの
    品をお送りするほうがいい。

    今や失われてしまった”含羞”。愚痴や噂話は
    美意識の問題に行き着く。

    好きなことは一生懸命、義理は背負わずに生きて
    いく。

  • 93歳とは思えない自立した考えをお持ちの方だと思いました。こういう方がいると、老いも前向きに考えられるかも知れません。
    私など、吉沢さんの半分も生きていないのだから、なんでもへこまず前向きに、たくましく生きていかなければいけないなぁと思いました。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:914.6||Y
    資料ID:95120636

    93歳、現役、生活評論家の生活術。
    (老年看護学領域推薦)

  • バリアフリーの件、納得。

  • 人生の先輩の言葉はものすごく心に響く。そんな言葉がたくさん詰まっている。今まで、当たり前のように生活をしてきたけれど『生活力』とは何かを考えるきっかけになった1冊。

  • 大体流し読みで読み終わった。
    料理って、意識をしゃんとさせるにも
    大事なんだなぁ。
    前に、シングルファーザーで
    家事をやって仕事をやっていると、
    かえって段取り上手になって、仕事に
    良い影響が出てというのを聞いたことがある。
    あと、仕事っていうのも大事だよなぁと思う。
    お金を自分で稼ぐということ。
    やっぱり大事なのかなと思う。

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著者プロフィール

吉沢久子

一九一八年、東京生まれ。文化学院卒業。生活評論家、エッセイスト。十五歳から仕事をはじめ、事務員、速記者などを経て、文芸評論家の古谷綱武氏と結婚。家庭生活の中からの見聞や、折々の暮らしの問題点、食文化などについて提案し、執筆や講演活動、ラジオ、テレビなどで活躍。姑、夫と死別したのち、六十五歳からの一人暮らしは三十年を超えたが、二〇一九年三月、一〇一歳で死去。著書多数。

「2021年 『100歳の100の知恵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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