- Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838723324
作品紹介・あらすじ
「きのこって何?」という基本的な問いかけから始まって、古今東西のきのこカルチャー・シーンをたどり直すことで、きのこたちと共生して生きる「きのこライフ」のあり方を紹介。最後には彼らを動かす「きのこのチカラ」の正体を少しずつ明らかにしてゆく。
感想・レビュー・書評
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飯沢氏のきのこ本、だいぶ読んだな~。別の著作と内容がだぶったりもしますが、やっぱり面白かったです。本やグッズの紹介は同じなのですが、エッセイ要素が多めでした。きのこ文学に目覚めたきっかけが栗田有起さん『マルコの夢』だったのですが、その時も風邪で発熱、ふわふわした状態で読了しました。今回の読了時も体調が悪かった(笑)。身体がツライときに、無意識にキノコを求めてるのかしら…。
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読まされ図書室で紹介されてた本
⭐きのこのチカラ
きのこの本は、『きのこ文学選』が紹介されてたけど、探してもなくて、同じ作者のきのこの本。
でも、面白かった。飯沢耕太郎さんのきのこの本はまだあるので、続けて読んでみたくなりました〜♪( ´▽`) -
ほとばしるきのこ愛。
きのこ的、非きのこ的とか。
きのこ女子に憧れる。 -
ただただマタンゴを見たくなった。
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きのこの栄養とかレシピ集とかについて書かれている本ではなく、「文科系のきのこ本」。
近年「きのこ文学」というくくりがあることを知り、ちょっと気になってはいたが、「きのこくくり」ってマニアックすぎて敷居が高いようなきがしていた。
ディープなきのこファンにはちょっと薄味の本だろうが、私のように特別きのこ愛もない者には、良い入門書だった。
特に3章「書棚のきのこ狩り」がやはり面白かった。「きのこ作品」の紹介に思わすにやり、としてしまい、読んでみたくなる。次は『きのこ文学大全』も読んでみようかな。
これで「きのこ文学」にはまったらどうしよう。怖いような、楽しみなような・・・。 -
その表紙からはポップで軽いノリを想像させ、その内容も音楽、映画、ファッションなど多岐に渡って、きのこネタをわかりやすく解説しているのだが、読み進めていくうちにいつの間にか奥深いきのこ世界に魅了されていることに気付く。
筆者がたびたび触れている「きのこ的生き方」により、生産・消費から分解・還元へシフトすることで、新たな社会システムの可能性が見えてくるのではないかという主張に共感する。 -
とっても面白かった!
キノコ好きはもちろん、普段キノコに関わってない人にも読ませたいです。
携帯を捨てよ、町に出よう、のフレーズはうなずかされます。