世界のエリートはなぜ歩きながら本を読むのか?

著者 :
  • マガジンハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838725298

感想・レビュー・書評

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  • チェック項目9箇所。この本は最高のパフォーマンスを出す総合コンディショニングのテキストブックを目指した、雑誌の『ターザン』誌上での連載がベースになっていることもあり、気合も大事だが気合だけでなく科学思考も取り入れてわかりやすく説得力を持たせることを心がけた。すべてのリーダーが文武両道であるとは言わないが、競争が激しく知力、体力ともに高いレベルを要求されるグローバル化の時代では、文武両道はリーダーたちの必要条件となってきている。われわれも今から身体を鍛えて準備しよう、次世代にとって負担にならずに、次世代が財産と言ってくれるような存在を目指そう、そのためには適度な運動を続けていこう! 100m走ではチーターはもちろんゴリラにも劣る人類の走力だが、42.195kmを走らせたら生物界ナンバーワンだという、しつこく追うことで人類は狩りで成功した、走るために脳が発達したと言ってもいい。日本でモテても世界では通用しない、日本の異性市場は人口比で2%未満! グローバル化でやがて世界からスーパーマンのような同世代が、世界でもモテモテの日本女子を狙ってやってくる。どんな世界でも、真の新しいアイデアやイノベーションは、若者の思い付きではなく、シニアの経験から生み出されるものが多いのだ、経験あるシニアこそイノベーションを引き起こす起点となると思う。

  • モチベーションUPに最適。

  • ワークアウト、コンディショニングのすすめ。自分の米国生活体験からもうなづけることが多い。オススメ本です!

  • 運動をすると脳の機能が高まる。脳を鍛えることと肉体を鍛えることは切っても切れない関係にある。運動・筋トレをすることで身体を鍛えると、身体のコンディションとともに脳の力も最大限に発揮することができる。というのが趣旨。だからとにかく運動をやりなさい、ではなく、具体的な事例を通し、科学的な根拠もあげているから説得力がある。食事の取り方まで言及しており、コンディションを良好に保つ、よりよいパフォーマンスを出し続けるエッセンスが詰まっている。30代も半ばになってメタボ体型が気になる今日この頃だが、これを読んで運動を始めてみようという気になった。
    クロスフィット、興味でました(^o^)

  • タイトルが面白くて手に取る。
    “カラダを鍛えれば脳の機能もよくなる!”
    と、目次にある文字が飛び込んできて購入。
    運動だけじゃなくて、食事やメンタル面についても書かれてあるのが非常に親切!
    時代を先取りしている感があるので、読むだけでも面白いかもしれないけれど、私はすぐに実践してみたくなった。
    (早朝ジョグを実践中)
    カラダを鍛えたいけど、ダラダラしちゃう人にオススメです。
    今までと違う視点でトレーニングできる感じ。

著者プロフィール

田村耕太郎(たむら・こうたろう)

国立シンガポール大学リークワンユー公共政策大学院 兼任教授
米ミルケン・インスティテュート フェロー/一橋大学ビジネススクール 非常勤講師

早稲田大学卒業後、慶応大学大学院(MBA)、デューク大学法律大学院、イェール大学大学院各修了。オックスフォード大学AMPおよび東京大学EMP修了。

証券会社社員、新聞社社長を経て、2002年に政界入り。10年まで参議院議員。第一次安倍政権で内閣府大臣政務官を務めた。日本人政治家で初めてハーバードビジネススクールのケース(事例)の主人公となる。

その後、イェール大学研究員、ハーバード大学研究員、世界で最も多くのノーベル賞受賞者(29名)を輩出したシンクタンク「ランド研究所」で唯一の日本人研究員を歴任。他、米国、シンガポール、イスラエル、アフリカのベンチャーキャピタルのリミテッド・パートナーを務める。

「2023年 『地政学が最強の教養である』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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