鳩居堂の日本のしきたり 豆知識

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838725328

作品紹介・あらすじ

日本のしきたりには、理(ことわり)があります。
そのしきたりや伝統の、いわれ、由来、背景、歴史の中で変遷してきたことなどを知ると、私たち日本人にとって、どれも身近で、なるほどなあ、と認識を新たにします。
現代生活の中で、日々を楽しく豊かにする四季折々の日本の伝統や、人間関係や付き合いを円滑にスマートにする日本のしきたり。第一章 季節の歳事、第二章 祝い寿ぐ、第三章 親しむ、遊ぶ、第四章 弔いごと、第五章 人生の節目、第六章 贈答の心、第七章 手紙、たより、の章立てのもと、干支、熨斗鮑、書き初め、ふくさ、帯祝い、水引を結ぶ、手紙を楽しむ、など89項目のしきたりを詳しく紹介しています。
1663年(寛文3年)、京都寺町の本能寺門前に薬種商として創業した、鳩居堂。以来、350年にわたる家業の中で培われてきた、日本の伝統、しきたりの何たるかをひも解く、知識の数々。
それらは新しい時代にあっても、わたしたちの生活に大切な、知っていると暮らしの幅が広がり、彩りを添えるアクセントともいえます。現代の生活に即した、しきたりの知識、解釈、応用……、鳩居堂の豆知識とともに、その原点に触れ、いっしょに学びましょう。
今年350年の長い歴史を誇る鳩居堂の引き出しのひとつひとつをあけてその中の秘蔵の書をひも解くように、日々の暮らしに彩りを添える豆知識として、わかりやすく解説していきます。

感想・レビュー・書評

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  • 日本ならではの伝統、しきたり。新年を前に図書館で借りた。
    鳩居堂ならではの視点もあったが、一通り、意味などを知れてよかった。いつか「聞香」をやってみたいな。

  • 1663年に創業された鳩居堂。

    東京には1880年(明治13年)に銀座に店を
    構えたそうです。

    それ以来日本の文化を伝え続けてきた鳩居堂
    が、日本のしきたりの由来や所作を一冊の本
    にまとめました。

    日本人なら誰もが一度は目にしたことや、自
    分で使ったことがあるものばかりですが、次
    の休日に店に行ってみたくなる一冊です。

  • 昔から続いている日本のしきたりを、現代社会の生活に合う形にアレンジするヒントが満載です。初詣や年賀状、厄年など、普段からけっこう身近に感じているものの由来やちょっとした雑学がたくさん載っていて、日本に住んでいても古来のしきたりについて知ってることって本当に少ないんだなぁと思ってしまいます。
    人生の節目のお祝いや、不幸があったときなどにどうしたらいいのか、どのように先方にお祝いや気持ちを伝えたらよいのか、マナーの辞典のようにも使えます。

    本文のデザインや、写真のチョイスにセンスが感じられて、素敵な一冊だと思いました。

  • 若い頃には、何となく反発していたけど、先人の知恵が詰まって理に適っているんだろうなぁ~と少し思えるようになった。。。

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    「日本のしきたりには、理(ことわり)があります。
    そのしきたりや伝統の、いわれ、由来、背景、歴史の中で変遷してきたことなどを知ると、私たち日本人にとって、どれも身近で、なるほどなあ、と認識を新たにします。
    現代生活の中で、日々を楽しく豊かにする四季折々の日本の伝統や、人間関係や付き合いを円滑にスマートにする日本のしきたり。第一章 季節の歳時、第二章 祝い寿ぐ、第三章 親しむ、遊ぶ、第四章 弔いごと、第五章 人生の節目、第六章 贈答の心、第七章 手紙、たより、の章立てのもと、干支、熨斗鮑、書き初め、ふくさ、帯祝い、水引を結ぶ、手紙を楽しむ、など89項目のしきたりを詳しく紹介しています。
    1663年(寛文3年)、京都寺町の本能寺門前に薬種商として創業した、鳩居堂。以来、350年にわたる家業の中で培われてきた、日本の伝統、しきたりの何たるかをひも解く、知識の数々。
    それらは新しい時代にあっても、わたしたちの生活に大切な、知っていると暮らしの幅が広がり、彩りを添えるアクセントともいえます。現代の生活に即した、しきたりの知識、解釈、応用……、鳩居堂の豆知識とともに、その原点に触れ、いっしょに学びましょう。
    今年350年の長い歴史を誇る鳩居堂の引き出しのひとつひとつをあけてその中の秘蔵の書をひも解くように、日々の暮らしに彩りを添える豆知識として、わかりやすく解説していきます。 」
    鳩居堂
    http://www.kyukyodo.co.jp/

  • 京都本能寺前、薬種商
    アワビは神様に捧げた
    中国のお香を宮中に 350年
    お年玉はお餅だった奉納の

  • 季節の歳事、人生の節目、贈答の心や手紙、たよりなどの七つの章で、諸々の日本のしきたりについて書かれている。歳を重ねるにつれ、日本のしきたりの良さを感じるようになってきました。この本の中のいくつかでも行えるような心に余裕を持つ事ができればいいなと思いました。

  •  京都寺町、創業350年の老舗「鳩居堂」監修の一冊です。季節の歳事、人生の節目のお祝い事、贈答のマナー、手紙の楽しみ方など、日本のしきたりを分かりやすく解説しています。「初夢」「七夕」「七五三」など身近な事柄から、「重陽の節句」「左義長」「熨斗鮑」など少しなじみのないようなものまで、マナーとして、教養として知っておきたい事柄ばかりです。
     毎年何となく食べていた「鏡餅」も本来の意味を知ればひと味違ったものになるのではないでしょうか。

    京都外国語大学付属図書館所蔵情報
    資料ID:584417 請求記号:386.1||Kyuk

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • この手の「本」には
    目がない
    ついつい 手に取ってしまい
    フムフムと言いながら
    レジに持って行ってしまう

    「鳩居堂」は
    京都の老舗のお店
    普段から お店の売り物として
    扱っておられる「日本のモノたち」

    その全ての一品一品
    への愛情が
    「文章」と「写真」に
    そのまま語られている

    どこから
    読んでも
    自分の中の日本人を
    刺激されます

  • 写真も解説も参考になる内容。下手な日本のしきたりの本を買うより実用的であり、絵柄もたのしめる。

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著者プロフィール

節約をはじめとした分かりやすくためになるお金の特集で定評あるクロワッサン。家計を守り、将来のお金の不安に立ち向かう編集ノウハウを家計簿に活かしました。雑誌編集で培ったアイデア溢れる構成と使いやすいデザインで読者の期待に応えて6年目を迎えたクロワッサン家計簿。豊かな生活設計のために必携の1冊です。

「2016年 『クロワッサン特別編集 家計簿2017』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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