- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838725410
作品紹介・あらすじ
こんなに深かったんだ!
大人になって再読&発見する
新しいベルばらの世界へ。
日本マンガの名作、『ベルサイユのばら』連載終了から40年。
少女時代の熱い思いはそのまま、でも大人には大人の、ベルばらの読み方がありました。
著者は分析します。たとえば…
現代の女だってまだできない!? 誘う女だったオスカル。
アンドレ、実は激情型の肉食系!?
デュ・バリー夫人は、いまならトップに君臨する銀座のママ。
バブル期採用の女性社員の中にはポリニャック的な強者がいる。
最強の天然、森ガールのロザリー。
ジェローデルは実は愛のために身を引く、器の大きい男だった……
などなど、人生の荒波を越えてきたいまだから納得することばかりなのです。
また、西本智実、島田雅彦、壮 一帆(宝塚歌劇団)、よしながふみ、鹿島 茂、苫米地英人など著名人との対談で明らかになった事実や、ロココのモード分析、ヴェルサイユ宮殿リポート、フランス革命時の食卓事情、宝塚歌劇団によるベルばらの考察も。
さらに、胸ときめかせたカラーイラストや、懐かしいキャラクター、忘れられないあのシーンなど、ビジュアル要素もたっぷり。さまざまな角度からベルばらワールドに浸れる、ファンにはたまらない1冊です。
感想・レビュー・書評
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まんが
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娯楽として面白い本です。
それ以上ではないです。 -
ベルばらはタカラヅカの人気演目でオスカルとアンドレの身分違いの純愛と動乱の物語という認識しかありませんでした。
意外と色んな事が絡み合ってるんですね。
メインのオスカルとアンドレがお互いに殉死?みたいな壮絶な最期だからこそ余計に綺麗なものになっているんだろうなぁ。
ベルばら本編も読んでみたいです。 -
ベルばら好きにはたまらない!
あらゆる視点からベルばらを読み解いています。 -
再読。
GINZAの連載はちょいちょい読んでたけど、
ハーパーズバザーの方は未読だったので。
カットされてるところもあるので、雑誌で読んでる方が面白かったかな…。
鹿島さんや島田雅彦、ベルばらに留まらず、
フランス文化に通じてる人との対談がやっぱり面白かったかなー。
あ、アストロカートグラフィ、私も観てもらいたい…!w -
ちょい痛かったけど、ここまでベルばらを掘り下げるのはおもしろかった。よしながふみ先生はやはり最高。