奇跡の紅茶専門店

著者 :
  • マガジンハウス
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本棚登録 : 83
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838725649

作品紹介・あらすじ

「お目覚めですか?」
目を開ける。声のしたほうを見ると、近くで私を見つめるイケメン男子。
短めの髪に細面の顔、少しのあご髭がカッコイイ。てか、何で?
まだ頭がボーッとする。うつろな目で周りをキョロキョロしてみる。
20畳ぐらい? の広さに、白で覆われたきれいな壁、
こだわってるっぽい4つぐらいのテーブルと椅子に可愛い小物、
5席ほどのカウンター、壁の上と下の窓から差し込む光…。
ここどこですか…? カフェ…? 
ってか、何で私ここにいるんだ…?               
(本文より)

【「I TeA HOUSE」で奇跡に出会う登場人物たち】
美沙希:23歳。リストカット、男、クスリ……「死にたい」けど「死ねない」キャバ嬢。
航太:25歳。「俺、まだ本気出してないだけ」が口癖の極度のマザコンサラリーマン。
真須美:50歳。「あんな子に育てたつもりは…」と息子を嘆くワーキングマザー。
翼:14歳。真須美の息子で、「ダルい…。何もしたくない…」引きこもりの中学2年生。
武男:55歳。事業に失敗し、余命3カ月を宣告された元飲食店チェーン経営者。
彩花:21歳。100社受けても内定がもらえず、自信をなくしている就活中の大学生。
悟:32歳。3.11後に故郷の村を逃げ出したまま、無為の日々を送る無農薬米生産者。

感想・レビュー・書評

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  • さまざまな悩みや問題を抱える人々が、一軒の紅茶専門店と出会いマスターとの会話の中で気づき、変化していく。

    人との出会いと、自分のものの見方、考え方を変えるだけで人生が大きく変わることがわかります。

    読んだ人の人生を変えてしまう、素晴らしい本だと思います。

  • 新宿駅で清掃ボランティア活動を行って話題になった人。いまどきの生き辛い社会の中でホッとする憩いと癒しと、そして気づきを誘う紅茶専門店・・。
    そんなお店があったら私も行ってみたい。というよりそれを探すこと、作り出すことを指向しないと著者の想いを活かすことにはならないよね。

  • <あらすじ>
    引きこもり、親子関係、借金…… さまざまな理由で、過去に傷を負った人たちが喫茶店のマスターとやりとりをして、それぞれの将来が明るくなっていったという話。

    <感想・レビュー>
    よくある心が温まるようなお話。全部で5,6人が登場してくるが、お互いストーリーの中で絡み合ってでてくるので、さらっと読めてしまう一冊。悩みは違えど、将来に不安を持っているというのが根底にあるので、自分だったら、、、という感じでもう読めた。

  • 紅茶が飲みたくなりました。
    変わりたいならどう変わりたいか、自分で変えようとしなくては誰もやってくれないと日々漠然と心にあった気持ちを再認識させられました。

  • あったかい話。伊藤マスターと話をしてみたい
    余命三ヶ月のガンが良くなったり、せっかく清楚に生まれ変わった子がデキ婚しちゃうのはどうなんだろう

  • 紅茶を扱うカフェに集まる訳ありな人たちの話。なぜそこに集まるのか、マスターがなぜそういうスタンスなのかがよく分からない。自己啓発しなさいよ、と言われているみたい。この台詞で人生を変えなさいと言われている気持ちになる。
    2016/4/27

  • TSUTAYA湘南にあり。

    おもしろいじゃない。ほしい

  • う~ん、ストーリーにご都合性というのもあるけれど、それでもマスターと出会う人たちが抱える何かしらと、マスターの一言にドキリとするものもありました。何だか自己啓発本のような感じもします。

  • 【最終レビュー】

    予約著書・約、2ヶ月待ち。図書館貸出。

    〈『実在するお店が舞台・紅茶専門店』 in 大阪〉

    仮レビューで記載した、荒川さんのプロフィールの過程

    〈日常の『いたって小さなこと』を続ける〉=[ちりも積もれば山となる]〉

    このテーマをベースに、10代~大人世代間の、様々な環境下に置かれた男女達が、この紅茶専門店に来店し、マスターからの

    『ズバリ、ストレートパンチを浴びせるかのような、確信のある、ごく、シンプルなメッセージの「数々」』

    を、一人・一人、それぞれの境遇に合わせ発信し、彼らがこれをきっかけにして

    「少しずつ少しずつの、心境の変化」をたどって

    [新たなる道へ歩んでいく]

    この紅茶専門店・伊東マスターが淹れる、心からの想いがこもった

    『「コクのある」様々な、紅茶の銘柄に込められた、「それぞれのメッセージ」』

    と共に…

    「紅茶の茶葉に込められた、銘柄に隠されたメッセージ」

    読む前までは未知でした。

    『そうか、なるほどなるほど』と、頷きながら…

    マスターの想いと、来客者達の想いが少しずつ縮まって行く描写。

    〈緩やかに、柔らかく泡立てていくかのように〉描かれてるなという印象が、内容から伝わってきてました。

    ごく身近にいる環境下の人達な分、内容にもスッと入っていけました。

    シンプルながらも「奥深さ」が十二分にもある、そんな作品。

    〈こういう人達に伝えてる分=日常における、シンプルでかつ、今の時代において、大事にしなければならないメッセージの数々〉

    これが、自身にも改めて[刺激的]にもなりました。

    HP内・「私の好きな言葉(メッセージ)」リストで、自身が特に心にグッときた内容を追加記載し、そちらで、内容そのものを引用しています。

    一部、以下にも書きますが、こちらでは、伊東マスターの紅茶専門店に込められた想いの中から、特に印象に残った内容を抜粋します。

    この著書も、やはり、文句なし〈五つ星〉です。

    『紅茶を「淹れる人」の[人間の、質]~おもてなしの心も、〈大切な要素〉になる』

    『茶葉の「品質」の「高さ・力強さ」』

    『環境音楽~自然が作り出す「音」。やさしく働きかけ、張り詰めた神経を「ゆっくり、解きほぐしていただきたい」』

    『日本固有の[山野草]の鉢植えを、いくつも置いている。(略)「可憐な、和花」。「和モダンな空間」を引き立ててくれる』

  • 人生が変わる時って、意外と一瞬なのかもしれない。
    けど、そこに必要なこと、それは「勇気」、そして「決断」

    人間は気付いた時がはじまり

    「では、何を変えられますか?」

    「変われた」って言うより、今も「変わろう」って思ってる

    変わりたければ、自分の心で、自分の足で。「今」を変えていかなければならない

    「世の中、できることはいっぱいあると思いませんか?」

    「小さなことができるだけで、喜んでくれる人、求めてくれる人は必ずどこかにいる。
    しかもこれは決してできないことじゃない。そう思いませんか?」

    できることから変えていきましょう

    その先に、自分自身が描いた未来が見えるか?

    向き合ってみようと思った現実は想像以上に厳しい

    ほんとうに自分が何をしたいかを、自分自身で知ること

    自分の人生に対する疑問を考える

    人は人との出逢い、そしてその中で起こる日常の小さな一つひとつの行動の積み重ねによって人生が決まっていく

    全てはきっかけにすぎない。あとは自分が決め、自分がやること

    よりよい世界を、次の世代へと

    過去にこだわるよりも、よりよい未来を作っていこう

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著者プロフィール

1986年3月25日生まれ 上智大学経済部営科卒。作家・小説として、これまでに様々なジャンルの本を 上梓。2017年3月から、『ていうか神さまってなに?』というタイトルで始めたブログでは、古事記の物語や日本神々歴史、そのゆかり地を巡る旅を伝え続け、わずか半年で1日最高5万アクセス、月間アクセス100万を突破する人気ブログとなる。 『家にスサノオが棲みつきまして…』や 『スサノオと日本の神を巡る旅』など、今も日本の神様に関連した人気コンテンツを生みだし続けている。著作に『神訳 古事記』(光文社)、『神さまと友達になる旅』(VOICE)、『半ケツとゴミ拾い』(地湧社)、 『あのときやっておけばよかったと、いつまでお前は言うんだ?』(講談社)などがある。

「2019年 『幸せのコツ 大富豪 父の教え』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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