簡単、なのに美味い! 家めしこそ、最高のごちそうである。

著者 :
  • マガジンハウス
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本棚登録 : 563
レビュー : 63
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838726455

作品紹介・あらすじ

人気ジャーナリストが提案する、家庭料理革命!
外食より、家めしの時代です。

シンプルにつくるほど、料理は美味い。

3ステップで、無理なく献立をつくる方法、
冷蔵庫にあるものだけで3品つくる合理的テクニック、
今日から生かせる実践法が満載。

*安い旬の素材をフル活用
*美味い料理は見た目が9割
*タイムラインで時間短縮

第1章 バブルを経てわかった結論。家の料理が一番の贅沢。
第2章 道具はシンプル、食材は旬のもの。お金を書けずに、続ける方法。
第3章 食材をまず決め、7種の味から、違うものを選ぶ。最後に調理法。
第4章 手順も大事。さらに美味しく食べるための実践ポイント。
第5章 ひと手間で美味しさアップ。我が家で人気のレシピのコツ。

感想・レビュー・書評

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  • 単なるレシピ本や食文化の考察ではなく、ライフスタイルを食を軸に捉えた本なので、一種自己啓発の趣もあります。コンビニ弁当や半調理品でもなく、金も手間もかかる「男の料理」でもなく、高くない旬の食材を使い忙中にも作れる簡単な料理(そうでないと持続できない)を「家めし」として作って食べるシンプルな生活こそがこれからのライフスタイルにふさわしいという主張です。

    特徴的なのは、料理ベースではなく食材ベースで考えること。それと、献立単位でレシピを解説していること(そのため、これを茹でている間にこれを和えるといったような手際を考えるヒントになります)。

    献立は、甘い・塩味・カレー味といった味のタイプで分け、なるべく被らないようにし、それに加えてがっつり・あっさり、熱い・冷たいといった要素がなるべく偏らないように両方取り入れるといったバランスで考えます。

    具体的なレシピもかなり掲載されていますが、基本的な考え方とだしの引き方等基礎的な技法を基礎として、あとは冷蔵庫やスーパーの食材からアドリブで料理を組み立てていくというのがこの本の目標ですので、挙げられているレシピはレファレンスというよりも例示です。これを一から身に付けていくのはかなり大変ですが、これからの社会を生きていくために身に付けていきたいところです。

  • いや、これは、希少な本に出会ってしまった。ただの料理本かと思いきや、食文化の歴史あり、理路整然とした調理の方程式あり、はてはライフスタイルや「食の断捨離」にまで言及している、目からウロコがぎっしりな稀有な一冊。料理研究家とは違ったアプローチからの料理法や、レシピではなく実際の手順を淡々と書き連ねているところも、まさに毎日「家めし」を作っているひとならではの説得力。食材を決め、7種類の味付けから選び、調理法を決める。今まで漠然と作っていた料理が、俄然面白く、明確に見えて来た。すごい方程式を手に入れてしまった。

  • レシピ本はだいたい肉じゃがとか唐揚げとか一品の料理を扱うが、この本は献立の組み立て方などの、システムとしての料理がメイン。なるほどなあ、とは思った。毎日のご飯を作る参考にはなるかもしれない。でも実地に即している分、想像力が働く余地がなく、出てくる料理にヨダレが出ない。若干説教くさい。ぼくはあまりおもしろくなかったのだった。魚柄仁之助を読みたい。

  • 著者である佐々木さんのTwitterをフォローしていると、何ともステキな本だと伝わってきて(そりゃそうだ)買ってみたのですが、久しぶりの残念な一冊でした。基本的には「オレのライフスタイルってカッコイイだろ」という自慢話&説教を聞き続けるような本です。言いたいことは分からないではないのですが、料理本として参考にはなるんだかならないんだか。
    家では野菜を中心とした献立に…、肉や魚は(外で食べるから)なくてもいいじゃない?みたいな提案もされますが、子どもを抱えて外食の機会も多くはない我が家でそれをやるワケにはいきません。主婦向けだと電子レンジだのシリコンスチーマーだのを使った時短がもてはやされすぎているとか言いますが、大体保育園のお迎えから帰ってから30分くらいで、騒ぐ子どもをなだめつつ、3品+お汁ものまで作るんだから時間はないんだよ!と声を大にして言いたい。鶏肉をクツクツと30分も1時間も鍋で煮込むのを待つなんて子供にはできないのです。結局、あなたは料理が好きなんだよ。料理好きオトコのオコゴトにしかなっていないのだよ。
    個人的にはこの本の主張通り、レトルト系の調味料はそんなにいらないと思うし、ドレッシングも最近買ってないし(お酢+オリーブオイル、お酢+お醤油とかで十分)。要は結局この本に書かれていることは実践済みだったのかも…ということかもしれず、私はターゲットじゃなかったのね、とスルーすれはよいだけかもしれないですが、曲がりなりにも「ジャーナリスト」を名乗った上でこういう本を出すのならば、自分のかつての経験と、受け身で得られた情報だけによる独断と偏見で最近の主婦像を語るのではなく、もうちょっとちゃんと取材して欲しいなぁと思ったり。主婦、結構頑張ってますから。

    一応、レシピとしては参考になるものもあったとは思います。ただし!どう調理するのかが文章から浮き上がってこないので、何となくやりにくい。分量もあえて細かく書かれていないので、初めてチャレンジ!みたいな人は厳しいのでは?と思います。あと写真はあまりにもいただけない。こうやって盛り付けるとキレイ、とか書いてあっても、その写真が全然キレイに見えないんですけど…。“家庭の雰囲気を出す”が完全に裏目に出てます。

  • 流し読み。 レシピ本としてではなく、ライフスタイルの提案書として読む。

  • 力を抜いて作った方が良いんだ。
    こっちの路線に変更だ!

  • シンプルだけど美味しそうな料理が多い。著者をただのジャーナリストかと思っていたら意外な一面がわかった一冊

  • ほうれん草の茹で方を変えた一冊

  • 料理についての考え方に共感する。材料に凝るわけでもない日常的なおいしい料理。
    献立を考える時の参考になるし、レシピもおいしそう。

  • "料理を作るにあたって考える順番があるそうだ。まずは食材から。
    食材とは、野菜、肉、魚貝、豆・豆腐、きのこ、果物、穀類など。
    たとえば、冷蔵庫に残っている食材は何があるのか?ではその食材から浮かぶ料理を考えていく。
    次に考えるのは味付け。
    味付けとは、甘い、酸っぱい、塩味、醤油味、味噌味、クリーム味、カレー味など。
    食材からどんな味付けを取り入れるかを考える。できれば、味付けが重ならないよう考える。
    次は調理法。
    調理法とは、炒める、蒸す、煮る、焼く、ゆでる、揚げる、あえるなど。
    この3ステップで食卓に並べる料理を作る。

    料理に興味はあるが、やったためしがない。おいおい。。"

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著者プロフィール

佐々木 俊尚(ささき としなお)
1961年生まれ、兵庫県出身。早稲田大学政治経済学部政治学科中退後、1988年毎日新聞社入社。記者として勤めたあと、1999年『月刊アスキー』の編集部デスクに転身。2003年退職後、主にIT分野やメディア業界に関わるフリージャーナリストとして活躍。大学非常勤講師なども担当している。
代表作として、2010年度大川出版賞を受賞した『電子書籍の衝撃 -本はいかに崩壊し、いかに復活するか?』、『キュレーションの時代』など。近年は『家めしこそ、最高のごちそうである。』といった自宅料理についての著作もある。

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