461個の弁当は、親父と息子の男の約束。

著者 :
  • マガジンハウス
3.79
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本棚登録 : 783
レビュー : 102
  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838726530

作品紹介・あらすじ

父子の愛情に涙する、お弁当エッセイの名作誕生。
「高校3年間、毎日お弁当をつくる!」一人息子とした約束だから、破るわけにはいきません! そうして始まった怒涛のお弁当ライフ。つくりに作った数はなんと合計461食! 二日酔いの朝も、早出の朝も、休むことなく作り続けた著者。そして、きれいに空っぽになった弁当箱を持ち帰る息子。渡辺父子がお互いの想いを伝えあってきたのはこの“お弁当”だったのです。
  地方ライブに出れば、その土地のお惣菜ネタを探し、居酒屋では味を盗み、息子のダイエットに知恵を絞る……。決して贅沢をするわけでなく、旬の食材を使った手作りの弁当には息子に伝えたい想いや教えが詰まっています。
凝り性の著者によって、見る見るうちに上達していくおかずや盛り付けのクオリティには目を見張るものがあり、そのセンスをマネしたくなります。さらに肩の力の抜けた料理作りのスタンスを知れば、お弁当デビューもしたくなるはず。秘伝の調味料や弁当作りのコツも満載。

感想・レビュー・書評

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  • 親の思いは一緒だ。私も息子の為、高校3年間のお弁当を頑張り、毎日写真に収めていた。
    でも母親の私が作るお弁当よりも、渡辺さんの作るお弁当の方が素晴らしいと思った。中身だけじゃなくお弁当箱にもこだわって。
    今年の春に卒業された息子さん。本当にうちとまったく同じなんで、
    最後の方は読んでて、その頃の事を思い出して感慨深かったです。

  • 「僕と息子の間に生まれたありがとうが他の人にと広がった。」
    461個のありがとう!

    はじめに、から胸が熱くなり、淡々と紹介されるお弁当たちに夢中になっている。
    だんだんとお弁当がぎゅうぎゅう盛り盛りになっていくのが見事。
    繰り返し出てくる肉巻きを今日は私もやってみた。今の時期、我が家はブロッコリーが畑で採れるのでブロッコリーで。
    オクラの星型の可愛さはないけれど、人参とお肉にオイスターソースは好評。

    今のところ、ハレの日のお弁当しか作らないから、毎日になった時にこの三カ条を思い出したい。
    1.調理の時間は40分以内
    2.一食にかける値段は300円
    3.おかずは材料から作る

    とくにおかずのレシピが詳しく載ってるわけでもないし、日記のような描写があるわけでもない。
    時々、トーイくんの感想があったり、これはどこのお土産、なんて一言なのに、すっかり渡辺父子の仲に当てられてる。
    子供は親の背中をみて育つ。まさに。

    「息子が食べたいと思うような弁当を作ってきたが、最終的には自分が食べたいと思うような弁当になってきた。」

    「このようにうまくできた時は自分を褒める。悩みながら楽しむ。だから面白いのだ。」

  • ミュージシャンをしながら、息子に3年間お弁当を作った父の記録。彩り良く量も多いお弁当をを毎日作ったのは本当に凄い!
    息子さんとの関係とか、お弁当箱のこととか読み物としてとても面白い。
    個人的に、筆者さんお気に入りのお弁当箱が一緒だったので嬉しかった!

  • お弁当って親子の交換日記だと思っているので、親として子にしたいことの1つ。
    こんなに美しくドラマティックな交換日記は出来ないにしても、日々、お弁当を作れることを幸せに思っている。料理が好きでよかった。
    あと1年しかないことを淋しく感じている。

  •  写真付きであったのが良かった。

     欲を言えば461個すべての写真が載っていればと思うと残念。

     3年間という限られた時間でも継続できる力があるという事は親子それぞれにとって後々の宝になることは間違いない事でしょう。

  • シングルファーザーである著者が高校生の息子さんに作り続けた3年間のお弁当の記録。
    具材は彩りや健康が考えられ野菜も豊富、中身の内容やイベントによって入れ物を変えるといった拘りも。紹介された写真の数々を眺めていると、視覚的な美味しさは重要だなと感じます。また、お弁当の写真以外にも、著者が思うおかず作りのコツや作る際のこだわり等、途中のエッセイも良かったです。
    読めば読むほど息子さんを大切に想う気持ちが読者にも伝わり、さらにその直球の想いは毎日のお弁当や日々のコミュニケーションを通してしっかりと息子さんに伝わっている様子も伺えます。
    本編にレシピは書いてありませんが、写真から色々とアイデアを頂けそう。本書を参考にして、私自身“いつものおかず”にもう1品新作が追加できればと思います。

  • お父さんが
    息子さんへ高校時代に
    作ったお弁当。

    毎日の肉巻き、卵焼き
    どれもとても美味しいそうです。

    お弁当を通じての
    親子のコミニュケーション。

    日々進化しているお弁当。
    工夫が素晴らしく、
    最後の息子さんからの
    メッセージにも感動しました。

  • すばらしい!
    父子の愛情と、弁当への情熱がいちどに伝わってくる本。
    読んだ後、自分も家族のために毎日お弁当作りたい!って思うわー。

  • 男の約束で3年間の弁当作り。本を読みながらほのぼのする内容。男弁当とは思えないほどの素晴らしい出来栄え。子供もしあわせです。

  • 2017年20冊目
    離婚した父はミュージシャン。高校に入学した息子のために毎朝弁当をつくることにした。
    その3年間の弁当の記録と弁当作りに対する考察が楽しめる本。
    弁当を通じた親子関係もすばらしいです。

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著者プロフィール

1966年12月6日生まれ。福島県出身。1990年、TOKYONo.1 SOUL SETを結成。並行してTHE ZOOT16、渡辺俊美名義でも活動中。2009年には同じ福島県出身である山口隆(サンボマスター)、松田晋二(THE BACK HORN)、箭内道彦(風とロック)らとともに猪苗代湖ズを結成し、2011年には第62回NHK紅白歌合戦に出場した。


「2020年 『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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