- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838726615
感想・レビュー・書評
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最後の最後に、女性誌に載せてた内容なの!?と驚かされた。(どうも下ネタ的な話が多かったから)星野源という一人の人間のリアルな姿が書かれていて良かった。
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蘇る変態とは、脳内で出血して、死にそうになった星野源が、一命をとりとめた後も、気分が悪くて何度も吐きながら、絶え間無い苦痛にヨダレと涙をたれ流し、後遺症の恐怖に怯え、性欲もなくなり、それでも美人の看護師さんからアヌスに座薬を入れられるというプレイを楽しもうと努め、最後には、名医と出会って、手術が成功し、体が良くなって、性欲が復活するという、そういうプロセスのお話だと、オレは受け取った。
星野源が良いのは、命の大切さも、下ネタも、同列に扱っていること。
そこに優劣をつけるのは間違いで、どちらも、同じくらい大事なことだから。
特に人間にとっての性欲は、他の生物と違い、一時的な発情期だけのものではないので、生活の質を考えるうえで、避けて通ることはできない。
星野源みたいな人が死なずに生き残ってくれて、本当に良かった。
これからは、働き過ぎに注意して、体を大事にしてほしい。 -
世間の「真っ直ぐ」と自分の真っ直ぐがズレているということに悩んで、だけど好きなことは好きだと、自分の真っ直ぐを止めなくてもいいと。そんな姿勢で、好きも嫌いも苦しいも嬉しいも書かれたエッセイ。
性的な部分をオープンにして、文字にするというのは結構なチャレンジだと思うのだけど。AVとか風俗とか、職業としている人達への敬意は感じられたけれど、そうでない人たちを性的に見ていることについては心の中に閉まっておくか、もう少し一般化した方がよかったのでは??と引っかかってしまってモヤモヤした。 -
SAKEROCKは聞いてたし、
昔の星野源の曲もなんとなく聴いてたし、
手術をしたたのも知ってたけれど
こんな過去があったとは、、、。
何というか、歪んでいるように感じるけど
誰もそれを表に出さないだけで
それが普通なのかもね。
好きなものがはっきりしていて
それを追求できたり
おもしろがるって素敵だな。 -
女性誌に連載していたエッセイをまとめて、書き下ろしを加えたもの。
タイトルからも伺えるが、予想以上にAVネタとか下ネタが多い。結構オープンな姿勢のようです。
音楽の話がとても面白くて、細野晴臣さんのトロピカル3部作を聴いてみようと思った。 楽曲制作の過程なんかも興味深いです。
ドラマなどの共演者を持ち上げるネタには、いささかウンザリしました。世渡りも上手いようです。
後半の闘病記も壮絶ながらかなり面白いです。 -
星野源のエッセイ。
エロくてキャッチーな最初の掴みに脱帽した。
そして、後半から真剣な話とエッチな冗談がないまぜになって目が離せなくなった。
星野源の根源的な部分を描いた作品とも言えるだろう。 -
星野源の、東日本大震災~脳梗塞による闘病までの3年間の連載エッセイの単行本
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のっけからのおっぱいの話に集約される星野源のポリシー.素晴らしい.ちょっと斜めに眺めている感性と真っ正直な生き方,そして笑ってしまうような様々な出来事,面白かったです.
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星野源の正直で素直なエッセイ本です。
文字通り、正直で素直。笑
そんなところまで書いちゃっていいの?!
と言わずにいられない内容です。
もちろん下ネタ話もあり。
この本を読んでから
星野源を(人として)ますます好きになりました。笑 -
とても良い気分転換になったし、病床のくだりはとても含蓄のある話に思えた。おっぱいから蜘蛛膜下出血まで、ほんとに垣根なくまさにエッセイって感じだ。