- Amazon.co.jp ・本 (60ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838727100
作品紹介・あらすじ
2004年に発売され、新聞、雑誌、テレビやネットで大きな話題となった『戦争のつくりかた』。戦争をしないと決めた国・日本が、戦争のできる国になっていく道筋を、やさしい言葉で描いた絵本でした。
あれから10年。あの小さな絵本は予言の書だったのでは、とささやかれ始めた話題作に、この間の新しい資料、自衛隊の派遣先地図、日本国憲法ができてからの関連年表を加え、イラストも新たに描き下ろした新装版が、ここに完成!
子どもから大人まですべての人に読んでほしい一冊です。
“よくよく考えれば、「平和」の反対語は「戦争」じゃなくて「ペテン」だとわかります。ぼくらがペテンにひっかかるところから、もう戦争は始まっています”アーサー・ビナード(詩人)帯文より。
感想・レビュー・書評
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ただただ怖い。
本田由紀さんが講演で絶賛オススメしていたので、ぜひにと思って読んでみた。
巻末に資料がついているのがとてもいい。
ヒタヒタと戦争できる世の中作りが進行中。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「平和」の反対語は「戦争」ではなく「ペテン」(アーサー・ビナード)
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りぼん・ぷろじぇくと (著), 井上ヤスミチ (イラスト)
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YouTubeに動画があって、それを先に見てから本を購入。コロナ禍の世の中にも通ずるものがある。子どもにも読ませたいし、テレビばかり信用してる大人も読むべきだと思った。
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「戦争のつくりかた」を、非常に簡潔に、順を追ってわかりやすく示している本。
1ページ1ページ文字は少ないけれど、絵と読み合わせるととても深い意味を持ったものに思えてくる。
政治に全く関心がないという人は1度読んでみてほしい。適当で意思のない投票が戦争への第一歩になりうることを自覚すべきだと考えさせられた。 -
戦争へつながるステップがわかりやすい絵本になって描かれています。
こども達にとって、次の日本をどんな姿にするべきか
大人たちが考える必要がありますね。 -
旧版から10年、タイトル通りその間に着々と戦争がつくられていることに気付かされる本。わかりやすい内容だけれどこれは平和について議論するためのきっかけにすぎない。知ることは大事だけれどここから例えば選挙に行くとか何か行動に移さないと読んで終わりになってしまう。自衛隊の海外派遣等、簡単に反対とはいえないものもあり、子どものうちから考えるためのとっかかりとしては良い本だ。
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2014.10 6-1
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昨晩、実家近くの小さな映画館で映画「第九条」を視聴。
数年後におこるかもしれない憲法改正を考えさせられる作品だった。その「数年後」に発言力が今よりも高められるように、今も人間力を上げていきたい。
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